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萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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四国城めぐり&島めぐり-2

2010年10月の旅、2日目のフォトギャラリーです。お城については、改めて<城ある記>でアツく語ります!

 

まずは、松山城。
もう、私は松山城云々の前に、松山が好きです。美しい街並みと、自然と文化財に囲まれて、見るものすべてが。
そして、人、空気、時間。人に例えていうなら、才能があるのに全然焦ってなくて、マイペースな人みたいです。
華やかなのに、落ち着きがあるんですよ。文豪達が愛したのも、なんだか納得です。

 

    
   

松山城は、もう言葉にならないすばらしさ。
21棟もの重要文化財を持つ、四国一最大の名城です。現存12天守のうちのひとつでもあります。
ダイジェスト解説がダイジェストにならなそうなので、<城ある記>で改めて。
言葉にならないので、説明を放棄。フォトギャラリーでどうぞ。

 

  
  
   

 

   
   
   

 

   
   
  
   

 

  
   
  

本丸はもちろん、二の丸を囲む登り石垣まで。語り尽くせぬお城です。

 

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松山城からほど近くにある、湯築城跡。
道後温泉のすぐそばにあり、道後公園として整備されています。
いわゆる天守閣のあるお城の前の時代のお城(中世城郭)です。

 

  
おそらくお城好きでなければ確実にスルーする遺構の展示を見つつ、ひと通りお話を伺う。
村上水軍(瀬戸内海の豪族)のお話を聞いたら…気になって気になって。
中世城郭も、派手さには欠けますがなかなかおもしろいです。
 
 
   
  
  
 
 

  
  

湯月城の貴重なところは、中世城郭にも関わらず、近世城郭の先駆けのようなつくりをしているところ。
大きな建物を見るよりも地味だけれど、
この時代にはまた違った奥深さがあって、当たり前ですが築城史もつながっています。ふむふむ。

 
 
  
すっかり整備された、道後公園。おさんぽにもよさそうです。
 
 
 
   

展望台からの夕陽がすばらしい!!
涙が出そうなほどの絶景だったのですが、無念のバッテリー切れ…ケータイカメラで撮影です。
まるで満月の中でうさぎが餅をつく図のように、
まんまるの夕陽の中に松山城天守閣のシルエットが浮かび上がるのを、ずっーと眺めてました。
路面電車が松山城へ向かってゴトゴト走っているのも、これまたよし。

 
 
*四国城めぐり&島めぐり-3 に続く
 
 
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