TTV炊き出し(南相馬〜郡山)
Team TAKI-Volunteer(TTV/略称:炊きボラ)の福島ボランティアツアーに参加しました。
13(金)の24:00に出発して、翌朝6:00到着。
14(土)は南相馬市の避難所で瓦礫撤去&炊き出し。
15(日)は郡山市のビッグパレットで1,300人分の炊き出し。1泊2日(+車中1泊)のツアーです。
※活動内容、被災地の状況、避難所の様子などは、TTV事務局がまとめてくれるそうなので、
ご紹介できるようであれば、お知らせしますね。
ここに載せている写真は、私が撮影したもの+TTVメンバーからもらったもの。
Facebookにほかの写真もシェアしてあるので、見られる方はどうぞ。
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たくさんの愛と笑顔に会えた2日間でした。
いろんなものを見て、いろんなことを感じ考えさせられましたが、
強く感じたのは、<世の中は、人とのつながりなんだなあ>ということ。
つながるから、続くし、広がる。パワーが生まれるし、願いが届く。
人とのつながりを重んじる人間でありたいと、改めて思いました。
TTVにめぐり合えたつながりにも、心から感謝。
発起人kazさんの行動力、統率力、人柄をはじめ、事務局スタッフさんのすばらしい段取り、
メンバーの明るくピースフルでアグレッシブな心意気に、ただただ脱帽です。
kazさんがTwitterやFacebookで知り合った方々や仕事のお仲間で結成した、有志のボランティアチームなので
立場も年齢もバラバラなメンバーだけれど(偶然にも、同業界の方が多いようでした)、
きっと、メンバーを動かしているのは、「何かしたい」という、まっすぐな気持ち。
私たちがつながることで、何かが形になり、そして被災地の方の心にもつながっていければ。。
本当は、避難所でボランティアをすることは、怖くもありました。
どんなふうに接したらいいんだろう、これは興味本位なのだろうか、
不用意な言動で傷つけてしまうんじゃないか、
私などが足を踏み入れるべき場所ではないのかも・・・と。
だけど、実際には、拍子抜けするくらい<ふつうのこと>でした。
帰る家のある私に、被災者の気持ちを理解できることなど永遠になく、
わかった気分になることは、やさしさや思いやりではなく、差別なんですよね。
私は私のまま、できることをやって、普段通りに接すればよいのですね。
相手が望み私に応えられることならば、できる限り応えるだけ。
資格も、特技も、技術も、経験もない私にできることは、本当に少ない。
たかだか数時間の滞在で、生活や環境を劇的に変えることはできないけれど、
だからこそ、せめて目の前のことくらいは真摯に取り組める人間でありたいと思いました。
ほんの一瞬でも誰かの心が動くのなら、たとえ自己満足でも、行動したい。
今、いちばん恥ずかしいのは、物事を適当にやり過ごすこと。
時間も労力も申し分なく与えられておきながら、
それを無駄にすることは、もはや裏切り行為のような気がしています。
私には、全国の読者に媒体を通じて元気を発信する責務があり(本業)、
城メグリストとしての使命もある。やりたいこと、やるべきことがたくさん!
ひとつひとつ、1日1日、ひとりひとり、そして自分自身も大切に、日々過ごしていきたいです。
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両日とも、炊き出し班で調理のお手伝いをしました。
私は筋肉痛になりにくい体質ですが、料理で腕が筋肉痛に(笑)!!
玉ねぎのみじん切りで筋肉痛になるなんて、人生初です。
メニューは、
14日(土)→マグロ、ひじき煮、お豆ころころサラダ、炒飯、ハンバーグ、チキン南蛮、パウンドケーキetc.
15日(日)→お雑煮、焼鳥丼、牛丼、カレー、オムハヤシ、坦々丼、ロールケーキ、桜まんじゅうetc.
品数も多くて、バリエーションに富んだメニューでしょう?
炊き出し班をリードしてまとめてくれる、寺本りえ子さん&福田春美さんのプロ技と人脈と愛のおかげ。
とっっってもかっこよくてステキな方(しかも2人とも美人)です。
マグロはもちろん、ひじき煮や豆サラダなどは久しぶりだったようで、
とくにご年配の方は、とても喜んで食べてくれました。
みなさん遠慮してほんの少ししか取ってくれないので、私は大盛りにする係に従事(笑)
左の男の子は、南相馬の人気者、コウキ。亀田興毅に似ているから、コウキ。そっくりー!
玉ねぎの皮むきを泣きながら手伝ってくれたのだけれど、
泣き出したら、敗戦直後の悔し泣き姿のようで、ますます亀田興毅度がアップ(笑)!
その後、玉ねぎ対策だと言ってサングラスを装着。試合翌日の亀田興毅が登場しました(笑)
モトヤエクスプレスさんが、おいしいコーヒーのデリバリー。これはうれしいでしょうね!!
食後のコーヒーが、こんなにありがたくて、おいしいなんて。人を幸せにするコーヒーです。
避難所のおじいさんが「カフェテラください」と言っていたのがかわいかった(笑)
15日は、強力な助っ人さんがたくさん東京&福島県内から駆けつけ、総勢約80人の炊き出しでした。
お雑煮は、なんと1,300食!たまに、ささがきとは思えないデカいゴボウが入っていたでしょう。犯人は私です。
お雑煮の具に、<凍み豆腐>なるものが入っていたのですが、これは福島のお雑煮なんですって。
こういう、愛のある料理をつくれる人に、私もなりたい。
東京から駆けつけてくれた、品川庄司の品川さんと、ザ・パンチのパンチ浜崎さん。
お姉さんである美容家のHarumiさんもいらしてました。
品川さん、とっても気さくで、語り口がやわらかくて、謙虚な方でした。
避難所のみなさんもとってもうれしそうで、品川さん&パンチさんのまわりには、終日笑顔があふれていましたよ。
品川祐さんのblog→ ★
Harumiさんのblog → ★
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TTVボランティア班撮影、南相馬市。
まるでオブジェのように、漁船が畑に刺さっている光景を見ました。
音や風や光がない、生命を感じない空間。怖い。
2ヶ月経っても、放置するしかないのがわかる。
避難所生活にも慣れてしまっているのが、切ない。
城メグリスト