北欧流おもてなし『FIKA』の心
	スウェーデン大使館で開催している、
	「北欧デザイナー23人によるてぬぐい展「北欧流おもてなし『FIKA』の心」」に行ってきました。
	すーてーきー。
	頭のなかの使っていなかったところがほぐれた気がしました。
	かまわぬ(手ぬぐいメーカー)とのコラボ企画だったようです。
	注染で仕上げられていたのですが、風合いもよくて見ているだけで心地よかったです。
	北欧デザインが和の素材と見事に融合していて、
	やっぱり日本と北欧は空中の温度とか速度みたいなものが一緒なんだあなあ、と思いました。
	“FIKA”は、スウェーデンでいわゆるコーヒータイムのことだそうです。
	私はフィンランドしか行ったことがありませんけれど、
	とてもステキなカフェ文化があるんですよね。
	おいしいコーヒーと焼き菓子をいただくことはもちろんだけど、
	カフェの時間と相手をとても大切にするような。
	そんなところにも、日本人が大切にする人との調和みたいなものが共通するのかもしれません。
	おもてなしの心も。
	北欧のテキスタイルが好きなのですが、やっぱり自然を感じられるのがいいですね。
	幾何学的や奇抜なデザインでも、カラーのせいか自然体なのが落ち着きます。
	力の抜け具合がたまりません。
	親近感を覚えるのは、
	日本人の美意識のルーツも“自然”とされているからな気がします。
	静かで力強くて、純粋で美しい。
	スウェーデン大使館がまたステキ。
	開放的でシンプル。
	シンプルだと空気が冷たくなりそうなのに、なぜかほんのりあったかい。
とてもよい時間でした。








 


 


 
 