弘前城天守の曵屋工事
クラブツーリズムさんのツアーガイドで、天守が動きはじめた弘前城へ。
…動いていた!
もう解説し尽くしたので、弘前城のことや曵屋工事のことは書きません(笑)
ツアーの特典で、特別に堀底に入れていただきました。
工事のため、車両は入れるよう水堀を埋め立ててあります。
よって、ここから石垣を見られるのは今だけ。
本丸南面の石垣。
いろんな積み方がされているのねー。石材も違うっぽい。
孕んでいる、というよりすでに崩れかけている東面。
元禄期の石垣のほうが築城時の石垣よりも早く
積み直しの危機を迎えているという点も興味深いなあと思いました。
資料をよく見たら、今回積み直しがされる石垣の範囲はわりと限定されているよう。
草で生い茂っている東面の北側も、一見わかりにくいけれど、近くで見たらけっこう孕んでました。
南面も、けっこうヤバそう。
10年もかかる大がかりな工事なのに、わりと絞るんだなあ。。
もちろん調査に調査を重ねてのことでしょうし、
金銭的な問題もあるのでしょうが…
素人目にもわかるこの状態、今回の修復が終わる頃には
別の箇所の修理が必要になるんじゃないかと思ってしまいました。
扉、ちゃんと閉じるものなんだなあ、と。
移動先の天守台。
あの、、、、臨時とはいえあまりにヒドくないですか?
がっかりというかびっくり。
東内門と二の丸巽櫓も内部見学させていただきました。
以前の特別公開よりじっくり見られて満足。
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