唎酒師の資格を取得しました
文藝春秋の新連載「一城一食」のテーマは〈城+城下の美食+地酒〉。
取材の厚みと文章の深みを出したくて、日本酒の勉強をちょこちょこと。
勢いあまって、唎酒師の資格を取得しました。
軽い気待ちで受験を決めたら、なにげに出題範囲が広かった、、、。
記憶力と集中力の激減に老いを痛感しつつ、久しぶりに本気で勉強した気がします。
お酒の誘いを断りお酒を学ぶ日々…拷問でした。
食べていけなくなったら、
「唎酒師がいるお店」と書かれたお店でバイトして、
どうせならNO.1スーパーカリスマ唎酒師になって、
まかないで食いつないでいこうと思います。
勉強を通じて他業界の事情を知れ、考えるところもありました。
なくても生きていけるものを普及させ後世に残していくために、
伝える立場の人間がすべきことは何なのか。
どんなジャンルにもメリットやデメリット、問題点や課題、
知られざる実情というものがあり、その一方で普遍的なものもあること。
城の世界には圧倒的に足りないものがあって、それをどう補うのがベストなのか、などなど。
とりあえず、
好きなお酒を好きに楽しむのがイチバンで、娯楽の時間に理屈は不要!と学びました。
楽しいお酒の場でうんちくを語る、めんどくさい人にならぬよう気をつけます。
…ほかに勉強することあるだろ、というツッコミはなしで。