静岡の城めぐり備忘録
静岡(ときどき愛知)の城、備忘録的に書いておこう。
攻略城の数を聞かれるのですが、数えていないのでいつも困る。
適当に答えていたらまったく違ったりしたので(笑)、昨年から手帳に書き記しています。
あんまり行っていないなあと思っても、年間200城くらいはいくもんなんですね。
もっとも、仕事で同じ城を訪れることも多いし、1城に時間をかけるし、
同じ城に何度もしつこく行くのが好きなので
(気に入った映画や本を何度もリピート、参考書は3回解くタイプ)、
再訪率が高く、のべということになりますが。
2月25日/勝間田城、諏訪原城、久野城、天方城、飯田城、社山城
2月26日/宇津山城、宇利城、長篠城、医王寺山砦
2月27日/横須賀城、高天神城、掛川城
2月28日/二俣城、鳥羽山城、引馬城、浜松城
トップの写真はシビれる天方城の横堀ライン。
勝間田城に久しぶりに行ったんですが、以前とは違う見方・感じ方ができて感激しつつ、
五重の堀切を見て大好きな山家城を思い出しました。
勝間田城は廃城後に手を入れられたかは謎のようですが、武田っぽさを感じるような。
で、山家城は五重の堀切の先は武田の香りを感じる私なので、なんとなく思い出したのでした。
久野城の大きさに驚き、うっとりし、宇利城の石垣に悶え。
あっという間に2日間が過ぎました。
先月のも。
1月30日/千頭峯城、古宮城、亀山城、文珠山城、犀之神城
1月31日/掛川城、掛川古城、諏訪原城
2月1日/二俣城、鳥羽山城、大平城、三岳城、井伊谷城、佐久城
加藤先生に連れていっていただいて、かなり楽しかったな。
犀之神城で無駄に直登してみたり。
古宮城の竪土塁の巧妙な使い方とか、重ね馬出しのような技巧的すぎる構造とか…!!
これは武田じゃないと思う。
基本構造は亀山城と類似してるんだよねえ。
なんにせよ、古宮城は立地や役割も含めてわかりやすくすばらしい城です。
徳川は武田との戦いを経て築城術を習得するんだな。
それを素直に取り入れて活用できていける人なんだな。
長篠の戦い後を境に、横堀をつくるようになって、虎口が複雑化する。
(だからおもしろいけど、それゆえ武田の城との見分けがつきにくい)
そういう歴史も含めた城の変遷と継承がようやく納得できるようになってきて、とても楽しい。
もっと行きたい。知識を深めつつ、やっぱり何度も現地に行かないとわからんな。
このあたりのことは新刊で少し書き途中なのでぜひ読んでくださいまし。
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そうそう、長篠城で拙著を読んで下さっているという女性に声をかけられ
翌日は高天神城で解説中に「日本100名城めぐりの旅」を手にした男性にアイコンタクトされました。
ありがてえ。しかし、面が割れとる…悪いことできませんな。と思いました。
長篠城ではちょっと考え事をしていて、つれない感じになってしまいました。
あのときお声をかけてくださった女性の方、これを読んでいるとは思えませんがごめんなさい。
うれしかったです!
自撮りin長篠城。
トライしてみたが…目が寄ってるしピンが水面下の藻だ。自撮りできる人リスペクト。