第17回城の自由研究コンテスト表彰式
第17回 小・中学生城の自由研究コンテストの表彰式でした。
(審査員、協会理事をしております)
毎年、講評や表彰式の後に上位5名のスピーチと小和田哲男理事長の記念講話、という流れ。
今年の作品はぐんとレベルアップした印象でしたが、5名のスピーチも本当にすばらしく。
爪の垢を煎じて飲ませたい…自分に、と胸を衝かれつつ、
小・中学生の気持ちで小和田哲男先生のお話に聞き入りました。
奇を衒うだけの着眼、小手先だけの探究、思いつきのような発想ではダメ。
当たり前のことを当たり前にして、成果をきちんと出すのは大人でもとても難しい。。
頭も体もフル稼働させてそれに集中して取り組めるみなさんの姿勢は人としてまぶしく、
城や歴史の道に進まなくても、
自分でなにかを見つけてそれを自分のものにして、豊かな人生を過ごすのだろうと思いました。
子供の頃、「なんで?どうして?」と質問しすぎてよく怒られていた私ですが、
好きな先生に「疑問を持てるのは才能だよ」と言われ救われた気がしたことを思い出しました。
こんなもんだ、そういうもんだ、とやり過ごさない人生を送りたいものです。