城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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<株式会社 城旅デザインラボ>を設立しました

2023年5月29日、株式会社城旅デザインラボを設立しました。
とくにやること大きく変わらんですけど、よろしくお願いいたします^^


実験のように、遊び心と探究心を持ちながらどこまでも真剣に柔軟に。
融合と昇華、混合ではなく化合。化学反応を楽しんでいきたい。
クリエイティブの力で社会における城の価値と意識を底上げして、ひとつでも城を未来につなぎたい。

“旅”という言葉を社名を使ったけれど、
旅行業に手を出すわけでもなければ、歴史遺産を観光資源として商業化したいわけでもなく。

この世にあふれている、人生を豊かにしてくれる価値あるコンテンツたちの中に城を入れたいのです。
旅をするように誰もが気軽に城を歩けて、ちょっといい旅をするように城を取り巻く世界に触れられる。
そんな世の中をつくることが未来へ通じる道になると信じて、思い描く城の世界をデザインしたいと思います。


ちなみに「城旅」という言葉は、1冊目の拙著のサブタイトルにつけるために12年前に生み出した造語です。
当時は城めぐりの実用書がなく、
旅行の棚にも置いてもらうしかけをすることが、出版社から出されたミッションのひとつでした。
そんな言葉は存在しなかったので、かなり悩み考え苦しみまくったことを覚えています。
それが今や、大手旅行会社に採用されるまでに浸透!
(商標登録とかしてないんでどんどん使ってください)
ただ、あの頃イメージした「城旅」の具現化は、まだまだふんわりしたままなので、
初心に立ち返る、そんな意味も込めて社名に用いました。
もう体力も記憶力も集中力もなくなって隠居寸前だけど、あの頃のがむしゃらさを思い出せるように。笑


すこやかに厳しく、しなやかに。
思慮深さとプロ意識をもって、新しい道を極めていきたいと思います。


5月29日は、エドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが世界で初めてエベレスト登頂を成功させた日。
『ビヨンド・ザ・エッジ』を思い出しますね。
「山登りは運動能力というより勇気とやる気。最後までやり遂げるねばり強さがあれば必ず叶う」
幸福の日、呉服の日でもあるとのことで。
なんかいいね!



写真は、登記後に寄った愛宕神社〈出世の石段〉。
一応登っといた!笑

 

学研エデュケーショナル「みどりのなかま」監修

学研エデュケーショナル教育情報新聞 みどりのなかま 5月号「日本のお城 大研究」監修しました。

 

子供たちにも城の魅力が伝わればいいなと思います。
ていねいな誌面づくり、ありがたいです。

 

水戸城

「城の堀底はなぜ線路として使われるのか」という鉄道関連媒体の執筆依頼を受けて。

…今日の私は完全にテツだった。笑

テツおじさんに話しかけられたけど、何を言ってるのかさっぱりわからず。

 

長岩城&一ツ戸城&上伊藤田城

中津の城をご案内いただきました。

とっても勉強になり、死ぬほど楽しかった!!⁡
また明日からがんばれる!

 

中井均先生が研究者仲間と踏査に行かれるとのことでお誘いいただき、
中津市教育委員会の浦井さんにご案内で、という贅沢な2日間でした。
浦井さんのお話、中井先生方の議論に耳を傾けながらすばらしい城たちを歩けて本当に幸せ。
わいわい食事もできるようになったし、楽しかったなー!

 

 

長岩城と一ツ戸城、約10年ぶりでした。
しかし今回が初訪城と言ってもいいくらいの新知見と驚愕の連続でした。

一ツ戸城、支城なのにこんなに作りこむのかあ、と。
支城体制は割とノーマークだったので、今後のテーマに。とりあえず土佐行こう。
そして、黒田時代と思われる石垣に思わず歓声!
いやあ、すごかった!

 

最後にお連れいただいた上伊藤田城もなにげに見応えありました。
太閤ケ平に似ていてびっくり!

 

 

「春風亭昇太のすごいぜ!米子城」撮影

米子城 PR動画「春風亭昇太のすごいぜ!米子城」を受託し城組で制作。

 

すばらしい米子城の魅力と価値を伝え残せるよう、
思いを込めてディレクションし、台本を書き、合いの手役を務めました。

城組の顧問でもある昇太師匠&中井均先生もご出演くださいました。
山城ガールむつみさんも登場。

 

インサート撮影日は快晴に恵まれ、
“海に浮かぶ天空の城”米子城の絶景もばっちり。
楽しく美しいムービーになると思います。
できたら観てくださいー
やり切った!

 

米子城

2週間前に来たばかりなのに、
また石垣ビュースポットが増えている米子城!

 

  

吉川時代の石垣、かつてより30倍くらい見えるようになりました。
地形に沿った石垣、たまらん。
整然と城下に向けた設計性の高い石垣とは違う魅力。
時代の移り変わりを物語るいろんな顔があるすばらしい城ですねー。

 

  

今日は大山もくっきり!
隠岐島も見えました。
春霞で、やや光がやわらか。

 

市原えつこさんインスタレーション「未来SUSHI」

お仕事でお会いし「この人好き!話したい!」とほぼ一目惚れした市原えつこさん。
グイグイ話しかけても引かないでくれた市原えつこさん。笑

森美術館「六本木クロッシング2022展」に 「未来SUSHI」を出展中、
チケットをいただいたので行ってきました。

日本の伝統・文化というキーワードのお仕事で知り合った方が、こんな世界を展開しているなんて!
妄想をここまでメッセージ性のあるアートにできるのかあ!すごいなあ!
科学的に、理論的に。
使っていない想像力のさらにその上をいくような。

ディストピア回転寿司屋、ただただ楽しい!
しかしその一方で、未来の食について考えさせられもしました。


圧倒的なパワーと、どんな物事にも平等に秘められた可能性みたいなものを思い知らされた気分にも。

下級国民用キーホルダー買いそびれたのが心残りです。

 

郡山城

昨日はイベントの前に、秋本学芸員のご案内で郡山城を歩きました。

 

 

現地を歩いて、話を聞いて、談義するのがいちばん楽しい!

 

トークライブでも語りましたけど、ただの広大な山城じゃないのが郡山城の魅力。
いろんなことを語りかけてくるドラマチックな名城だなあ、と!
じっくり書きたくなります。

 

リニューアルした安芸高田市歴史民俗博物館もご案内いただきました。
ちょっとびっくりな出土品も展示してあり、見ごたえ抜群でした。

VRゴーグルは地形を体感できオススメ。
ジオラマや赤色立体地図を活用して全体構造や規模を把握しておくと、
実際に歩いたときの理解度が格段に上がるはず。
建物のない山城こそ、想像の大きな手助けになりますよ。

 

 

記念写真も撮りましょね!笑

ところで、フツーに昇太さんに写真撮らせてて猛省。
やさしいお人柄についつい甘えてしまう。。

ここぞという場面でピリッとすさまじく集中して、あらゆることに最大限に配慮。
プロの仕事とはなんたるかをいつも(無言で)教えてくださいます。
しかし実力やキャリアを見せつけるみたいな威圧感はゼロで、
人を落ち込ませない、前に進む力みたいなものをふわっと届けてくれる方でもあります。
どんなに落ち込んだところで実力がつくわけではなく、ただできることを積み重ねるのみですね。

 

郡山城デジタルガイドマップタブレットも体験しました。
楽しい!

 

GPSで現在地が確認でき、2D、3D、赤色立体地図をセレクト可。VRや解説も。
広大な山城場合、現在地と方角に認識、距離の把握は大事なポイントだと思います。
縄張図がイマイチ読めない、方向感覚に自信がない、
そもそも山城の歩き方がわからない…という方は頼ってみてね。
安芸高田市歴史民俗博物館にて貸し出ししてます。

 

 

あと、郡山城内で「城組の会員です!」と声をかけてくださった方がいてとてもうれしかった!
会員さんに初めて会ったー!
高知から広島までわざわざお越しくださりありがとうございました!
次は会員限定Tシャツを着て会いましょう。笑

 

入城500年記念トークライブ 「春風亭昇太と萩原さちこの山城あるきのススメ」


毛利元就入城500年記念トークライブ
「春風亭昇太と萩原さちこの山城あるきのススメ」
ありがとうございました!
春風亭昇太師匠、ホラ吹き学芸員の秋本哲治さんと。
楽しかった!

鹿児島城

鹿児島城、石垣ボコボコ西南戦争の弾痕。
御楼門の復元によりコントラストが強まった気が。。痛い。

大分→宮崎→熊本→鹿児島、ほぼ快晴でよいおしごとできました。
いつもお世話になりまして、ありがとうございます。

明日は安芸高田市の郡山城で春風亭昇太師匠とトークショー。
当日券もあるみたいです。
ぜひお越しください!