芋崎砲台とロシア軍艦泊留地

2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」は小栗忠順が主人公。
小栗忠順、ロシア軍艦が対馬を半年間不法占領した
ポサドニック号事件(ロシア軍艦対馬占領事件)の処理交渉役で対馬に来てます。
今年1月は時間なく芋崎砲台までで引き返したので、
今回はロシア軍艦泊留地も含めて改めてご案内いただきました。
芋崎砲台ではじまり芋崎砲台で終わった対馬2025でした。笑






幕末、日清戦争、日露戦争、第二次世界大戦。
いろんな時代の共存は対馬ならでは。すご。
白いレンガは備前の三石耐火煉瓦というそう。
いやいや、今日もとても楽しかった!
昨夜の対馬楽講座お越しいただいたみなさま、ありがとうございました☺︎
対馬のみなさん、今回もお世話になりましたー!
新刊【パリで見つけた小田原城】 こぼれ話3/リンナマキ

新刊【パリで見つけた小田原城】 こぼれ話3です
🇫🇮1章(フィンランド編)-3 リンナマキ🇫🇮
たぶん、城好きあるある。
河川を見下ろす小高い山を見てふと「あの山、城ありそうだなあ」と思って行ってみたら、ホントにあった話。
フィンランド語で、リンナ=城、マキ=丘。
つまり日本でいう〈城山〉で、名もなき城でした。
名もなき城ながら、「フィンランド人いなかったら箕輪城じゃん!」と仰け反った巨大横堀!
しかも、前川本城を彷彿とさせる二重横堀!
ドーナッツ状にぐるっと二重まわってました。
日本にも北欧にも、名もなきスゴい城ってあるんだなあ!と感激でした。

いかにも中世的な景観に足を止めてしまいました。
蛇行する河川の向こうは中世が色濃く残る旧市街。
河川はここから直線的な運河になり、河口にはにぎやかな新市街が広がります。
江戸時代に利便性を求めて城下町や街道が変化していくように、ヨーロッパの街も変わるんだな、と。
街に息づく都市の変化も日本と同じように感じられてうれしくなりました。

武田勝頼の敗走の地を辿るツアー②

「武田勝頼の敗走の地を辿る旅」は、昨年からのご縁で実現した1泊2日ツアーでした。
ご参加のみなさま、いなぶ観光協会、INABUコンベンションビューロー、稲武のみなさま、ありがとうございました!
本当にありがたいです。
旅の途中でお会いした方、お世話になった方々も!
そして、ご一緒させていただいたはぴねす観光の佐藤奈美恵さん!
とても魅力的な方で、終始ほえーと見惚れ聞き惚れてしまいました。
一緒に写真撮りたかったなあ。。
こういうご縁はなにものにも変え難いです。

ランチはどんぐり工房にて五平餅づくり体験。
稲武の五平餅は食事系。しょうがが効いててとてもおいしかった!

桶茶のふるまいも。

三河の酒米・夢山水と稲武のでつくられた「稲武 武節城」おいしいですよ。
蓬莱泉の関谷醸造さんも寄れて満足。

旅館の前にいたカモシカさん(かわいい)
なんか置物あるなー、と思ったら生きていた。笑
「初めて見た!」というお客様もいらして、旅のいい出会いに。会いに来てくれてありがとね。

そして武節城は今日もよき!でした。
武田勝頼の敗走の地を辿るツアー①

武田勝頼の敗走の地を辿る1泊2日ツアー。

長篠城→田峯城とご案内し、武節城へ辿り着きました。
まさに勝頼の敗走ルート!
長篠・設楽原の戦い450年もあとわずかですね。

設楽原歴史資料館で小和田哲男先生とクリスグレンさんに遭遇!
写真はお話しくださった湯浅館長&クリスさんと。
湯浅館長のお話しわかりやすくておもしろかったです。
お城EXPOご登壇されますよー
豊橋市美術博物館「石垣を解体して分かったこと」展

間に合いました!
豊橋市美術博物館「石垣を解体して分かったこと」展
勉強になったし楽しかった☺︎
こうして調査成果をかみ砕いて開示してもらえるのは城ファンにとってありがたいし、
ちらほらいらしている市民の方にもじんわり届くよなあと思いました。
明後日12/7まで。
シンポジウム行きたかったな。

敷金、江戸城にもあるので親近感。

石の並べ方がジャンポールエヴァン!笑
高級チョコばりの美しいディスプレイにはじまり、言葉尻の細部まで配慮ある展示でうれしかったです。
新刊が完成!

新刊「パリで見つけた小田原城」が刷り上がりました🙌🏻
刷りたてのインキの匂いをくんくん嗅ぐのが好きです。
製本された1冊を手にする瞬間は、感慨深いものがあります。
さっそくラジオにお声がけいただきました。
ありがてえ!
2025年12月15日発売です
よろしくお願いします☺︎
国立公文書館「世界へのまなざし―江戸時代の海外知識―」

対馬藩の朝鮮交易と松前藩のアイヌ交易を知りたくて行ったのだけど、
長崎から江戸まで歩いた象さんがインパクト大すぎて(かわいい)!
江戸中期に徳川吉宗がベトナムに発注して来日。
長崎から陸路で江戸にやってきて、浜御殿で飼育され江戸城にもたびたび登城。
途中、京では天皇や公家も見学。
江戸で大フィーバーし書物も多数出版されるも、飼育の大変さから百姓に引き渡される。
…なんじゃその末路!かわいそう。。
この文書だと中野区の法仙寺におられるよう。
やっていることは今も江戸時代も同じだな。
あと、近藤重蔵がすごすぎる!
安南紀略藁、だけじゃない。





