城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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再び長篠城へ

鳥居強右衛門さん遠泳コース(スタート地点)。

元亀争乱を経て、3日ぶりに長篠の戦いに戻りました。

⁡新城市東郷地区(設楽原古戦場あたり)の新ブランド米「決戦の刻」が美味でした。
実社会における決戦を応援する勝負米、だそうです。
戦いたくはない。穏やかに暮らしたい…

 

観音寺城から小谷城へ

城歩き日和でしたね!

アテンドのおしごと。
昨日は観音寺城、今日は彦根城→小谷城。

この地域は人も戦いも地名も戦国パワーワード満載だから、
みなさん反応いいですね。私も楽しい。
「佐々木六角氏」と「信長」、2日間で200回は口にしたと思う。笑

写真1は小谷城からの虎御前山城!(小谷城攻め時の信長方の陣城)
竹生島、山本山城もよく見えて。
人や時間の動き、地形の使い方、戦術や戦略まで立体的に感じてもらえたと思います(たぶん)

見えないものが見えてきて、
点と点が線になる瞬間の快感に出合うと、戦国の山城歩きは沼る!

ひと言も発せず、小谷城を1日無心で歩きたいなあ。
観音寺城も何度行ってもたまらん。いい城だー!

 

大垣で講演会

大垣で講演でした。

人前で話すの苦手だから夜な夜なねちねち書いてる人、のはずなんですけども。
しかし、話すことは大切な伝える手段のひとつ。
文章を書く上でもとても勉強になり、気づきも多いです。
日々是前進であります。

今日は心地よいアウェー感。
このお花いくらするんだろ、とか考える余裕がありました。

 

武節城へ

今秋、武節城で講演とウォーキングイベントがある予定で、その視察とお打ち合わせに。

 



武田勝頼が信濃への撤退時に立ち寄ったとされる城。
今日は勝頼の敗走ルートもざっと辿り(車だけど)、
田峯城(立ち寄り拒否られた城)にも寄ってきた。

来年は長篠の戦い450年ということで。
勝頼の敗走ルートを辿る体験ツアーとか楽しそうですね。
それで何か実証できたりしないかなあ!

 

武節城、勝頼ゆかりの城として知られるけれど、
国衆の城としても興味深いし(田峯城と似てる)
江戸時代の残り香もある(土地柄、武節宿として繁栄)。
そしてなんといっても、
うごめき必至、3国の国境の地という立地のおもしろさよ!!

長篠の戦いという最終決戦(最終ではないが有名な大転機)に至るまでの、
前哨戦も含めた流れの中の特性と意義を伝えたいな。
野球の試合を1回から(なんならオープン戦から)見るおもしろさ、みたいなね。

地勢や歴史、地域のことはもちろん、
事業への思いやビジョンも直接聞けてよかったな☺︎
いろいろ豊かでおもしろい地域でした。
こなすやり方じゃなくて、こういうスタンスの仕事をスタンダードにしたい。

 

 

そうそう、午前中は長篠城にもさっと立ち寄って。
「平山優先生はこういう見解だったなー」
「次お会いしたとき聞いてみよう」
などとぼんやり考えながら車を発進させたら、平山先生(本物)が歩いていてびっくり!笑
驚きすぎて、ご挨拶すらしそびれました(失礼&後悔)

 

朝日新聞デジタルの連載290回目!

⁡朝日新聞デジタル&TRAVELの連載「城旅へようこそ」。
連載290回目は松江城です。
「63年ぶり5つめの国宝天守 松江城の魅力と特徴」

290回目、まだ松江城を取り上げていなかったとは…!
永遠に書き続けられる気がします。

国宝の天守を中心に。築城時の情勢とそれを反映する城の位置付けや特徴、
城と城下町の見どころや食文化などもさらっと。
国宝化の決め手となった、特殊構法や完成年解明の証拠なども簡単に触れています。

 

国宝化してから内部の展示がとてもよくなり、木組みや番付がよく見え、
総床面積の広さを実感できるように。
⁡分銅紋の内部に「富」が刻まれた古材、コレ胸熱ですね。
富田川や中海を使った水上輸送、とくに中海の重要性はもっと深めたいところです。

バックナンバー290記事、すべて無料で読めます。
ぜひぜひ!

 

夏休み2泊3日の関西4城ツアー

7月に親子城めぐりツアーがあります。
昨年の夏休み江戸城ツアー大好評につき、今年は2泊3日でで関西へ(飛躍しすぎ!笑)

城郭イラストレーター・香川元太郎さんの作品展へも立ち寄り。
なんと!香川さんがこのツアーのためだけに解説くださると!
香川さんと対談って初かも。。楽しみです。

わたしは姫路城・明石城・赤穂城・竹田城を案内します。
時期も立地も構造も違う、比較しやすく城のおもしろさがわかりやすい4城だ!

4月から毎日小学生新聞で連載がスタートしまして、
読者さんに感想聞けるとうれしいなあ、などと思ってます。
読者じゃなくても参加できます。
ぜひぜひに。

 

山城サミット益田大会 速報

今年の全国山城サミットは2024年11月16・17日(土・日)開催です。
中世益田氏城館跡、おもしろいですよ。
もちろん七尾城もいい城です。

申込み要項などは追って発表とのことです。

 

城旅デザインラボのロゴ完成

弊社のロゴができました(今さら!)

デザインは、侍タイポグラフィYoshikuniでおなじみ、歴史デザイナーの井上祥邦さん!
実は、拙著「日本の城語辞典」の装丁も井上さん。
(19冊の著書の中でもっとも即決だったお気に入りです)

かわいいロゴつくっていただきまして、
名刺の前にTシャツこさえてしまいそうに。笑

株式会社城旅デザインラボ、といいます。
中身スカスカではいけませんのでがむばります。
以後、お見知り置きを。

 

 

石垣山一夜城!

5年くらい?ぶり、石垣山一夜城へ寄れました。

 


   

この城の井戸曲輪は、世界でいちばん美しい井戸曲輪だと思う!
(世界中に井戸曲輪さほどないけどな!笑)

 

井戸曲輪、小田原城、相模湾が一直線に見えるようになったのもたまらん!

 



そして。
数百、数千、いや数万の算木積みを見てきたけど、
やっぱり南曲輪のココがいちばん好きかも。

関東の宝!

 

小田原の歴史を学ぶ講演会

小田原三の丸ホールにて、
城郭カメラマンの畠中和久さん(右)とトーク、
青山学院大学准教授の谷口雄太先生&
小田原城天守閣の諏訪間順館長(中央)とパネルディスカッション。

谷口先生のご講演がとてもわかりやすく、スタンス含め今の私にとっては刺激的で。
楽屋でも気さくにお話しを聞かせてくださりうれしかったです。

写真は、天音ちゃん来てくれたときの。

 

そうそう、今日は北条氏の城のお話ということで半衿を鱗文にしたんですけど
楽屋に来てくれた北条甲冑隊の斉藤さんが0.5秒で気づいてくれて
おおおっ!さすがだな!とうれしくなりました。
斉藤さーん!差し入れまでありがとうございました!

鱗、着物には多いです。
三角は古くは古墳の壁に採用され、やがて魔除けや厄除けの意味合いが強くなり。
京都では今も厄年に鱗文の長襦袢を着るようです。

 

清閑亭の脇にある小田原城の堀。

夜は料亭として生まれ変わった清閑亭で晩餐会。
なんだか以前より広く、そしてぐっと明るくなったと感じました。
刺激と学び満載の時間でした。