城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。著書「わくわく城めぐり」(山と渓谷社)「日本100名城めぐりの旅」(学研)「お城へ行こう!」(岩波書店)「図説・戦う城の科学」(サイエンス・アイ新書)ほか。共著、連載多数。メディア・イベント出演、講演、講座のほか、城フェス実行委員長もしています。
城メグ日記は、お城のあれこれから関係ないことまで語る、萩原さちこのblogです。

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「お城EXPO2018」に出演します

今年もパシフィコ横浜で、お城EXPOが開催されます。

1日目、12月22日(土)13:30〜14:30は、
今年も春風亭昇太師匠とトークショーをさせていただきます。
絶対に楽しいです。厳選プログラム会場にて。
入城券のほかに厳選プログラムチケットが必要です。

2日目、12月23日(日)12:30〜13:30は、4階の無料スペースでトークショー。
書籍名だけ唐突に書かれてますが、、、
拙著「続日本100名城めぐりの旅」の裏話もご紹介しつつの、
続日本100名城の見どころや歩き方についてのトークショーです。

ぜひお越しください。

詳しくは、お城EXPOのサイトへ →

 

米子城フェスタで「石垣つめる君」

米子城フェスタ。
米子城丸ごとウォークにご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
何度歩いてもすばらしい城だね。

フェスタで「石垣つめる君」を体験!!

裏込石よりも飼石のほうが、はるかに重要なことがよくわかりました。
これおもしろいー!!
天端が揃っていない敗因は、8番の石の固定ミス。
間詰石でごまかしたために少しずつ後の石に影響してしまいました。悔やまれる!
もう少し時間をかけたかったし、「大」もやりたかったー!

さて、明日はシンポジウム。
トークショーとパネルディスカッション、
たのしみだ。

申し込み不要、無料ですよ。
お時間ある方、お越しくださいね。

 

とてもレアだという「月山」ならぬ「裏月山」。
「がっさん」の文字が裏返し!

 

追記;
「石垣つめる君」は、鳥取市教育委員会文化財課の方の入魂の作だそう。
甲府市で開発され、それを学ぶべく石工職人さんと甲府まで足を運んだそうな。。
鳥取市の後、弘前市でもつくられているそうです。
また遊べるチャンスあり!

 

岡豊城で記念講演会

2018年12月5日(水)13:00〜17:00、
岡豊城跡国史跡指定10周年・続日本100名城選定記念講演会があります。

岡豊城は長宗我部元親の城というだけでなにもない…と思われがちですが、
実は近年の発掘調査でおもしろい事実が浮かび上がってきている興味深い城です。

当日は、中井均先生のご講演の後、
高知県立埋蔵文化財センター所長の松田直則さんとともに、座談会に登壇させていただきます。
中井先生のご案内での岡豊城歩きにも、ご一緒しますよ。

平日ですが、お近くのみなさまぜひお越しください。
高知県立歴史民俗資料館にて、無料です。

 

千寿製薬「美蕾」で新連載スタート

今日は電気学会さまで講演でした。
ご来場のみなさま、ありがとうございました。

そして、9月から新連載がはじまりました。

千寿製薬さま(マイティアCLでおなじみ)が、
全国の耳鼻咽喉科医向けに定期刊行している雑誌。

創刊は昭和61年ですと…!
創刊時から続く連載もあるそうで、この連載も終わりなき旅の予定です。

学会で地方都市を訪れた際、城に立ち寄るお医者さんは多いのだとか。
せっかくのついでの時間がちょっと豊かになるよう、ふわっと誌面に託して届けたいと思います。

こういう仕事は増やしたいなあ!

なんにせよ、全国に数万といる耳鼻咽喉科医さんに届ける機会をいただけてありがたい限りです。
そして、箸休め的な連載ながら3,000字以上あるので、そこそこしっかり書けてうれしい。
なんとなく頭よさそうな感じで(イメージ)、いつもと少しだけ違う世界観で書いていきます。

 

さちこ城下町を歩く

チラ見えている
BUSHI ROCK FESTIVALのTシャツは
隠しきれない池ちゃんへの愛♡

気づいたあなたにホレそうです。

 

飛騨の城4days

飛騨4日間、満喫。
飛騨の城たち、すばらしいー!
いい城がありすぎてまわりきれん。

戦国期の在地領主たちの城、
敵対勢力そして織田の侵攻に備えた改修、
そして金森長近の大改変。
移り変わりとその意図が明瞭に理解できる城が、状態よくたくさん残っていて。
しかも、いかにも戦国期な土木量ふんだんの城から織豊系の技術が導入された城まで、
目移りする豊富なバリエに悶絶であります。

今回は金森長近の介入をテーマに。

上記の変化は短期間ゆえ混沌としているのと、
やはり気になるのは、信長家臣の城の定義の曖昧さ。
技術の根源は地域的なものなのか勢力的なものなのか、
といういつも気になるところに加えて、
信長の城と秀吉の城はけっこう似て非なるもので、
定義や概念、家臣に課した絶対条件なものにけっこう違いがあるんじゃなかろうか、
という思いが強くなりました。
それがほんの数年で、何らかの理由で変化していくのだな。
公園の噴水のように、数分ごとに吹き出す小さな疑問…。

飛騨に限らず事例が集まってくると、
いろんな観点から系統立てられて、少しずつ解明できていくんだろうな。
楽しみだ!学びたい!

今日は古川城の見学会と金森長近の話を聴講。
古川城は12月に現説。すごいの出てた!!
小島城も一昨日から発掘調査開始。すごいの顔出してました。
金森長近のことで頭がいっぱいです。

 

おまけ、安定の広瀬城。
畝状竪堀からの巨大堀切ズドン♡
トップ写真は上記とは関係ない、高原諏訪城から見下ろす江馬氏館。
高原諏訪城も好きな城です。

 

飛騨の城へ

今日から飛騨へ、4日間。

7月豪雨の被害が大きかった飛騨地方ですが、
東京から名古屋経由でのアクセスは問題なく、
欧米人を中心に観光客で賑わっていました。
飛騨、いい城もたくさんありますよ!

今日は天気が不安定だったので、
飛騨牛握りをつまみつつ、城下町をてくてく。
酒造をめぐり、飛騨高山まちの博物館と高山陣屋をじっくりと。

まちの博物館、一般向けとしては充実の内容で解説もわかりやすく(しかも無料!)すばらしい。
城下町構造のこともこの博物館にくればよくわかるのだけど、
ここまでの動線と立地のよさアピールがイマイチなのがもったいない。

そして、こんなにも町人町が広範囲に保存されている城下町は全国でもほかにないのに、
町並み保存区域内には城下町構造や歴史の説明がないのよね。
余計なものがないのがよいのだろうけど、城ファン・歴史ファンとしてはちょっとさみしい。。
自分がどこにいてどれだけ歩いたのかがわかると、この城下町の広さとすごさ、かつての繁栄ぶりや人の営みが立体的に見えてくるのにな。

高山陣屋はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで2ツ星だそうで欧米人がたくさん訪れていたけど、
それならなおさら、なぜあの場所にあるのかストーリー立てて伝えたいなと思いました。

なんにせよ、外国人が利き酒したり紅葉を拾ったりお寿司を食べているのは、
なんだかほほえましくうれしいものです。

 

明日からはがっつり城へ!!

 

7歳になりました

10月で、office46meg(私の屋号)は7歳になりました。
社訓的な5ヶ条を掲げ、1年間の業務目標10項目を設定していた最初の3年…。
いまや開業日すら忘れてしまった、見事な経営哲学の崩壊ぶりであります。

「たかだか7年、まだまだできるはず」という安心感と、
「もう7年か!何もしとらん!」という焦りが半分ずつ。
独立時に立てた戦略的なものを、表向きには達成できた今。
現実の半歩後ろを歩く年代になり、
そういう道筋の中でこれまでとは違う世界を見つめつつ、次のステージに上がりたい。
2018年は充電の年なので、年明けから新たな7RULESを考えようと思います。

 

おめでたいことに、
嫌なことや過去のことはスパっとバカみたいに忘れてしまう性分だ。
しかし7年という節目にあたり振り返ってみると、
そういえば昨年までは心身ともに余裕がなかったし、
10月も気づけば終わっていたな。
まわりの目も厳しく、白昼人混みの中で「あんたなんか!」と怒鳴りつけられたこともあったっけ。。
ああ…思い出したら腹たってきたな(笑)
まあ、忘れてたからいいか。

そんなことよりも、
ただただ思うのは私の話に耳を傾けてくれた人のこと。
そういう人のおかげで、今の私は成り立っているなと。
本当に本当に。
人にだけは恵まれていると、つくづく思います。
この文を、ここまで読んでくれているあなたもだよ!
ありがとう。

 

仕事だから大変なことのほうが圧倒的に多いし、
やりたいことだけをやって生きていけるほど世の中は甘くない。
欲しいものを手に入れるために、犠牲が必要な時もある。
そういう中で、いかに自分の理想の方向に駒を進めていくかを考えるのは嫌いじゃない。
いや、むしろ大好きだ。

ただ、どんな時もニュートラルな物の見方ができる人間ではありたいし、
城を取り巻く世界は、そういう柔軟で居心地のよい世界であってほしい。
そんな場所にひっそりと関わり続ける感じで、
できればよい影響を与えながら、
自己満足的にちまちま創造していきたいな、と思います。

 

理解してくれる人は、まわりに数人いれば十分。
小さな変化を大切に、よくばらず驕らず、
努力は人に負けず、地に足をつけて、
身の丈に合った毎日を。

という感じで、8年目もよろしくお願いしやす☺︎

 

※写真は関係ありません。
この前の虚空蔵山城のガレ場、いただいてうれしかったから載せてみました。

 

虚空蔵山城②

虚空蔵山城、2日目。

今日の萌えポイントはガレ場。
標高1,057m地点、斜度は38〜39度。
石材調達に困らないとはこのことだ。

写真の↓のところがガレ沢です。

 

秋吉砦の尾根上1,050m地点の石積み、
秋吉砦に至る竪堀と登り石塁、中ノ陣城の土塁と南側石積み、なども印象的でした。

2日間とても楽しかったー!!!!
ありがとうございました。

 

松本、また来週行きたい。
1か月くらい住み着きたい。

 

殿村遺跡と虚空蔵山城①

虚空蔵山城と殿村遺跡へ。

松本市教育委員会文化財課さんから
小笠原氏城館跡の国史跡指定1周年記念講演に呼んでいただいた際に
お声がけいただき…ようやく行けました。

・霊山問題
・中世における城と聖地的空間の共有問題
・松本平限定の石積みの技術発展問題
・城の類似性は地域由来か勢力由来か問題
…などなど、今気になっているいろんなナゾが集約された城だなと。
とてもおもしろい!

今日は合田宿→殿村遺跡→虚空蔵山城(オゲ水→岩屋社→峯の城→十二原沢上流の平場群)。
明日は虚空蔵山城後編(秋吉砦→中ノ陣城)と伊深城にお連れいただく予定。
わくわく。

トップ写真は、聖地好きな方へ捧ぐ岩屋社。たまげた!

 

左/聖地好きな方へ2〜一期城、傘山そして戸谷峰
右/山頂付近は輝石安山岩に変わるたまらん

 

左/THE松本の山城な竪堀
右/竪堀と石塁のコラボたまらん

 

 

左/十二原沢上流の平場群わからんなにこの空間
右/あれやこれやが集約された部分

 

いずれにしてもかなり高度な技術です。

 

メモ。
十二原沢上流の平場群は、寺院から城郭への変容
軸線は縦
遺構面は2時期だが石積み技術は2分類されない
15世紀から16世紀中葉の導入

松本市教育委員会文化財課のみなさんがいつも大歓迎してくださりうれしいです。
夜宴はもちろん、ランチのおそばのセッティングまで。
(全国各地でおいしいおそばをいただいている私ですが
…今日の「ほそばら」さんはトップクラスでした!お母さんもステキ♡)

いろいろお話がうかがえてとても楽しかったです☺︎
もっと勉強したい!