城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。著書「わくわく城めぐり」(山と渓谷社)「日本100名城めぐりの旅」(学研)「お城へ行こう!」(岩波書店)「図説・戦う城の科学」(サイエンス・アイ新書)ほか。共著、連載多数。メディア・イベント出演、講演、講座のほか、城フェス実行委員長もしています。
城メグ日記は、お城のあれこれから関係ないことまで語る、萩原さちこのblogです。

●詳しいプロフィールはこちら

城メグリストのサイト

城メグリスト

●お仕事実績はこちら

アーカイブ


進研ゼミ わくわく発見BOOK「くらべてみました!日本の城、世界の城」

進研ゼミ小学講座 「チャレンジ4年生 わくわく発見BOOK」で監修を。

監修、2回目です。ありがとうございます。
特集は「くらべてみました!日本の城、世界の城」。

私が小学生の頃には、こんな特集はなかったな…。
わかりやすくて楽しげなお城の特集、うれしいな。
城好きキッズが増えますように。

奇しくも見本誌が届いた今日は、
とあるお仕事で日本の城とヨーロッパの城の
違いや共通項の話をしてきたところでした。
比較すると、気づくことがけっこうありますね。

 

第18回「城の自由研究コンテスト」表彰式

審査員をさせてもらっている、
第18回小学生・中学生「城の自由研究コンテスト」の表彰式。

毎度書きますが、皆さんの柔軟な発想力と探究心よ!
疑問を持って、テーマを決めて、そこから逸れず、地道に調べ、尋ね、まとめ、考察できるのはすごいこと。
それを、筋道を立てて文字や図版や模型に落とし込むのには、エディトリアルな能力もいるかと。
(親御さんもすばらしいのでしょうね)
情報がいくらでも簡単に引き出せるこのご時世だけれど、
知識や情報の寄せ集めでは研究にならないし、
原点は頭や目や足を使った地道な積み重ねなのだと、再認識させられます。
その姿勢は私の仕事理念にも通じるところで、
毎年、身につまされる思いがします。。。

これは日本城郭協会理事としてではなく私個人の意見だけれど、
城の研究者になってほしいわけでもなく、城の道に進んでくれなくてもよいと思っている。
長い人生の中で、城を通したこの経験が、ひとつ役に立てばいいな、と。
こういう姿勢で物事に取り組める人は、きっと何をやっても物事や他人に関心を持てて、
真摯に取り組める立派な大人になるのでしょうね。
写真のようなふざけた大人にはならんであろう(笑)
偉い人はなれないかもしれないけど、豊かな人になると思う。
私は偉い人より、豊かな人のほうが魅力的だと思います。

21名の受賞者のうち、
文部科学大臣賞の鵜飼航くんと、日本城郭協会賞の土橋優里さん、
学研プラス賞五十嵐智洋くん・充輝くん、審査員特別賞の宮原知大くん、室伏好誠くんの5名がスピーチを。
感動のあまり、わたくし泣きそうになりました。。

もっとも感激したのは、鵜飼航くんと土橋優里さんが、
名古屋城再建や首里城正殿の焼失に触れ、
その歴史の中にある時間や人に思いを馳せたコメントをしていたこと。
数百年残っている建物=文化財、という無機質な物の見方ではなく、
血の通った見方で、自分なりに価値を見出して、しっかり発言していることに感動しました。
城を通じて、人々が積み重ねた時間や思いに触れてくれている。
それを、こんなに年が離れていて、生きてきた環境も常識も経験も、
価値観すら違うであろう私が共有できたことが、とてもうれしかったです。

そもそも歴史とは、そうやって1日1日が積み重ねられて作り上げられているものなんですよね。
ほかの受賞者のみなさんも同様で、
どんな研究テーマ、アプローチであれ、自分なりに城に向き合った人は、
そこに存在する時間や人々の尊さに触れることができるのだなと思いました。
ということは、裏を返せば、私にできること、すべきことは、まだまだまだまだあるのだな、と。
私もみなさんを見習って、大切だと思うものを大切に、伝えていきたいと思います。

受賞者のみなさん、おめでとうございます!
そして、ありがとうございました。

それにしても、みなさんかわいいかったなあー。

 

テープカット記念日

そうそう、人生初のテープカットは、昨日の明知城でした。

上手に切れるかドキドキしましたが、
「あのハサミは特殊で切れ味すごいのだ、どんなに不器用な人でも失敗しないんだぜ」と、
20年前に刃物職人見習いのやすくんが言っていたのを思い出しました。

やすくん、今日も元気に研いでますか。
わたしはようやく、その切れ味を体感しました。
人を刺したら殺せそうな鋭さなんだね。

 

明智城と大河ドラマ館

明智荘へ。
寒い中、そしてお忙しい中、アテンドありがとうございました。

私には、この山が明智の拠点とは思えなかった…。
そもそも、この明智城は城なのか?遺構らしきものは見当たらず。

こういうわけわからん城もあって、そもそも謎ばっかりで。
そんな楽しみに触れる機会も、大河ドラマによる盛り上がりであるとよいのですが。

 

岐阜県可児市でも昨日、「麒麟がくる ぎふ可児 大河ドラマ館」がオープン。
麒麟の遅刻により、若干ネタバレしているのがおもしろかったです。

 

先立ってインスタにも載せていただきました。
10が103になっとる加藤先生。
…わんちゃんか!(101匹ね)

 

 

明知城ウォーキングイベント

「白鷹城(明知城)と明智光秀ゆかりの地、整備完成記念ウォーキング」。
クリス グレンさんとナビゲートしました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

 

明知城が、さらに見やすく、歩きやすくなりました。
全域にダイナミックな畝状空堀や横堀がよく残り、
パーツを発見する楽しみも、城の全体構造を探る楽しみもある城。
さらに、街道の結節点という立地、
勢力の境目ゆえの翻弄され具合と、それに伴う改変の痕跡もたまらん。

レベルに応じた楽しみ方ができるので、山城ビギナーさんにもオススメです。
明智光秀をきっかけに、訪れてもらえるとうれしい。

が、光秀の関わりがどうこうよりも、城を通して東濃の戦国史を見るのがおもしろい。
常に誰かと誰かの板挟みな立地において、城になにが求められどう改変されたのか、
周囲の城や同時期の城とも比較しながら技術や構造の変化、人や時間の動きを意識すると、
想像がふくらみ、さらにおもしろいと思います。

とくに、天正2年の武田勝頼の侵攻がキー。
緊張ピーク時に構築されたと思われる畝状竪堀群、いつ段階でしょう…と考えるだけでも楽しい。
個人的には、天正3年以降の武田に1票。

すでに山城ファンの方には、仲深山砦がとてもおもしろくオススメでありますよ。
明知城とセットで見るべし、です。

…という話は、今日はまったくできませんでした。

 

でも、「楽しかった!」「お城の見方が変わった!」と、
わざわざお声をかけてくださる方もいて、うれしかったです。
お天気もよく、楽しく歩けましたね。

 

麒麟はきていないけれど、「麒麟がくる ぎふ恵那大河ドラマ館」が本日オープン。
長谷川博己がただひたすらかっこいいです。

 


特別展「明智光秀が生きた時代の東美濃戦国史 山城を巡る攻防」が同時開催されております。
この特別展が、三宅唯美先生の監修だけあって、濃密!見ごたえ抜群!であります。
直々に解説いただき、夢のようでした。

 

プロポーザル審査に関わったご縁で、パネル展示に、中井均先生とともにコメントを。
恐縮すぎますが、多くの人が山城を楽しむきっかけになればと思います。

ぜひ訪れてみてくださいな。

 

JR東日本「トランヴェール」1月号

発行部数65万部、JR東日本の新幹線車内サービス誌「トランヴェール」。
金沢城の石垣の美しさを取り上げてもらえました。

石垣に特化だよ!いえっふー!

新幹線(北海道・東北・山形・秋田・上越・北陸)の座席ポケットに入ってます。
タダです。お持ち帰り自由です。
帰省や年末年始の旅の際にぜひどうぞ。

「時代の先端をいく雑誌wedge」ではないのでご注意を。
東海道新幹線のあのアナウンス、なんやねんと思うよね。

 

お気に入りの石垣サコッシュ(「野面積が好きです」キーホルダー付き)を誌面に登場させることに成功!
個人的には、ここに達成感です!
アプリ「ニッポン城めぐり」のグッズ。
みんなでオソロしましょ。

 

これね♡

 

工芸と鯖を差し置いて城がトップなのもポイントよ!

 

ものすごく丁寧につくられている雑誌で、もともと愛読者。
ほかの記事もとてもおもしろいので、ぜひ読んでみてください。
制作に関われて、勉強になる部分もありました。

 

 

こういうことはネット上で口にすることではなく自分の中に抱えておけばいいのだけれど、
年末だからあえて言う。

何事も意味のないものはなくて、何をどこまで得られるかは自分次第。
相手は意義を見出して声をかけてくれるのだから、
いただいたお話はありがたく、自分なりにお応えして、できる限り消化するようにしている。
(結果、たくさん得るものがある。というか、その積み重ねで成り立っている)
だから今回ももちろん、とてもありがたくよい経験をさせてもらった、というのが大前提なのですが。

ただ、やっぱり。
ライターを名乗っていながらこの記事を書いているのが私ではないことは屈辱的。
来年はやりたいことにより近づけるよう、そこに伴う力をつけられるよう、がんばろうと思います。

 

今年もたくさんの方に、たくさんお世話になりました。
来年もお世話してください。
よいお年を!

 

歴史講演会「甲賀流・戦国の城を楽しむ」のお知らせ

2020年2月8日(土)13:30~、
歴史講演会「甲賀流・戦国の城を楽しむ」が開催されます。
私は講演「戦国の城の魅力」と、
中井均先生との対談「甲賀流・戦国の城を楽しむ」で登壇させていただきます。

碧水ホールにて、申し込み不要、無料です。

 

対談、こういう話を改めて中井先生としたことないなあ、と楽しみな内容です。

ぜひお越しください。

 

「第3回とよはしシンポジウム 池田輝政の吉田城」のお知らせ

2020年2月1日(土)13:00〜、
「第3回とよはしシンポジウム 池田輝政の吉田城」が開催されます。
私は講演「池田輝政の城ー大垣城、岐阜城、吉田城から姫路城へー」と、
播磨良紀先生・加藤理文先生・中井均先生とのトークセッションに登壇させていただきます。

豊橋市公会堂にて、当日受付、無料です(定員600名)。
ぜひお越しください。

 

「週刊新潮」新年特大号に寄稿

ゴールデンなカバーの「週刊新潮」新年特大号に、
特別読物「この冬歩いてみたい山城15選」を寄稿。

ついに週刊新潮で山城の記事を書かせていただける日が!
いろいろな読者層に知ってるもらう機会をいただけるのは、とてもありがたいです。

合併号につき、長めに出まわります。
コンビニで見かけたら、ぜひぜひチラ見を。

ひばり御殿は書いてないよ。

落合砦→一夜城→明知城→諏訪ヶ根砦→仲深山砦

岐阜県恵那市様に誘致いただき、三宅唯美先生、中井均先生、恵那市の皆様と山城を踏査。

落合砦→一夜城→明知城→諏訪ヶ根砦→仲深山砦。
今日も、私には贅沢な1日でした。

1月11日(土)には、クリス グレンさんと私でナビゲートする
明知城ウォーキングイベントがありますよ。
まさかの放送開始前だけどな!

コンパクトだけどよくまとまり、初心者〜上級者がそれぞれ楽しめる、よい城だと思います。
一緒に歩いて魅力を発見しましょう。
ぜひお越しください。

今年最後の山城歩きを、中井先生とご一緒できてよかった!
私の今があるのは、中井先生のおかげ。
いつか褒められたいから、来年もがんばる。

 

2010年1月11日(土)のイベント、
「白鷹城跡(明知城)・明智光秀ゆかりの地整備完成ウォーキング」はこちらです。
要申し込み、先着50名様です。
まだ空きがある…のかな?わからんのですが、ご興味のある方は、お問い合わせしてみてくださいまし。