織豊期城郭研究会2013
前後しますが、9月14日&15日に行われた
織豊期城郭研究会 2013年度高槻研究集会のことを備忘録的に。
テーマは「織豊系城郭の出現と成立前夜」。
いろんな方とご挨拶できて、情報交換会が楽しかった(笑)
お知り合いになれたみなみなさま、よろしくお願いします。
憧れの西股総生先生と思いがけずいろいろお話できてとてもうれしかったです。
城フェスにも興味を持ってくださり…やっぱりステキな人だー。
西股先生の『「城取り」の軍事学』(学研パブリッシング)は名著です。
研究者としてしっかりした軸と見解があるのはさておき、
この着眼点と文章力はさすがプロだと思う。
私もこういう本を書きたい。
それから鳥取市教育委員会の細田さん、今回も楽しい話をたくさんありがとうございました。
鳥取城と太閤ヶ平のことは、世に出したい!書きたい!
正直にいうと理解できないこともたくさんあるのだけれど、
そういう研究者の方々の中に身を置かせてもらう、というのが今の私には重要なこと。
足元を見つめ直すいい機会にもなります。いろんな意味で。
世の中には、まだまだ知らないことがいっぱいで、加工すれば世に出せるものもいっぱい。
何が楽しいのかを知りたくなる、わざわざ足を踏み入れずに覗き見できる。
マニアと常人が微妙に交錯する、
寄り道スポットみたいなコンテンツをつくるのが私のミッションだな、と改めて思ったのでした。
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9月14日(土)
13:45~14:25
報告(1)「織豊系城郭出現直前の城館における石垣・建物とその関係」下高大輔氏(織豊期城郭研究会)
14:25~15:05
報告(2)「城郭への瓦導入の様相」林昭男氏(織豊期城郭研究会)
15:05~15:50
〈 休 憩 〉資料見学(芥川山城跡・高槻城跡出土資料)(資料解説)高槻市教育委員会
15:50~16:20
報告(3)「六角氏の城、観音寺城」伊庭功氏(滋賀県教育委員会)
16:20~16:50
報告(4)「織田氏の城、小牧山城・岐阜城」内堀信雄氏(岐阜市教育委員会)
18:30~
情報交換会 たかつき京都ホテル
9月15日(日)
10:10~10:50
報告(5)「これまでの織豊系城郭研究の成果 ―石垣・礎石建物を中心に―」中井均氏(織豊期城郭研究会)
10:50~11:30
報告(6)「これまでの織豊系城郭研究の成果 ―瓦を中心に―」加藤理文氏(織豊期城郭研究会)
13:00~14:50
シンポジウム『織豊系城郭の出現と成立前夜を考える』
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マンガになりました
さちこがマンガになりました。どないー?
9/25発売「ビッグガンガン(スクウェアエニックス)」
女子調査ファイルNO.21<明るく時を越える旅人(でも命がけ)お城女子>
もう、女子じゃないけどね。限りなく、嗜好は男っぽいけどね。
きちんと取材していただいて、城の魅力も上手に伝えてくださってます。感謝。
好きな男性のタイプを質問されたのでけっこう真剣に答えたら、
読者のタイプとリンクしなかったらしく…というサイドストーリーもありました。
- お仕事のこと l
- 13/09/25/21:41
【WORK】TBSラジオ『荻上チキ Session-22』
TBSラジオ『荻上チキ Session-22』、無事終わりましたー。
「この秋行きたい城ベスト5」、お話させていただきました。
深夜にも関わらず聴いてくれたみなさん、ありがとうございました!
この番組、人気ありますよね。
私のまわりにもファンの人が多くて、かなり羨ましがられました。
聴くのも楽しいですけれど、話すのも楽しい番組でしたよ。また出たい。
チキさん、とってもすてきな方でした。
南部さんはやっぱりあの南部氏の流れの方で…。もっとお話したかったです。
ハンマーに食いつきすぎてすいません。そしてカミカミ。。。
そしてタイムスケジューリング力のなさ、、、
反省はいろいろありますが、次へのステップということで。
ダメ出しは素直にお受けしますのでオブラートに包んでからお渡しください。
番組サイトからPodcastで聴けますので、逃した方はぜひぜひ → ★
- お仕事のこと l
- 13/09/17/01:58
今晩、ラジオ出ます
今晩(16日)、TBSラジオ『荻上チキ Session-22』 → ★ に出演させていただきます。
番組は22:00〜、私の出番は24:00〜24:50頃です。
最初の15分は、今日のニュースについてのコメント(そんなの私にできるのか?)、
24:20〜24:45までは、「この秋行きたいお城ベスト5」をテーマに、
ビギナーにおすすめの5城を、見方やポイントを交えてご紹介します。
台風一過の静かな秋の夜長(になっているのか?)、
起きていたら聴いてくださいまし。
- お仕事のこと l
- 13/09/16/09:48
江戸城めぐり受講者受付中
池袋コミュニティカレッジさんで、城めぐり講座をさせていただくことになりました。
「ビギナーのための3時間で楽しむ江戸城めぐり」と題して、
江戸城本丸を中心に、のんびり楽しく、ちょっぴりディープに散策するコースです。
江戸城ツアーは阪急交通社さんでもさせていただきましたが、
10日間の開催で参加総数326名様(!)という大人気企画でした。
まだ江戸城のおもしろさに出会えていない方は、ぜひこの機会にいかがでしょう?
現存城門や現存櫓など江戸城の代表的な必見スポットをめぐりながら、
見どころとポイントをわかりやすく解説しつつ、城の見方、楽しみ方もお話します。
全国の城めぐりに応用できる城めぐりが楽しくなるコツも伝授します。
ビギナーさん向けの講座ですので、城や歴史の知識は要りません。
タイトルは「講座」ですが、小難しい話はしませんのでご安心を。
ブラタモリ的な気分で、一緒に楽しく江戸城を探検しましょう。
「江戸城って皇居でしょ?何も残ってないじゃん」なんてとんでもない!
江戸城は日本一の名城。天守がなくても見どころ満載です。
どうやって3時間で収めるか、悩ましいくらいです(笑)
開催は2日間、いずれも3時間のコースです(内容は同じです)。
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第1回
2013年10月19日(土)10:00〜13:00
第2回
2013年10月30日(水)10:00〜13:00
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申し込み・お問い合わせは池袋コミュニティカレッジさんまで → ★
ご興味のある方はぜひぜひ。お待ちしております!
- お仕事のこと l
- 13/08/26/23:06
9/8(日)のチケット発売中です
先日もちらりとお知らせした、B&Bでのトークセッション → ★ 、
B&Bのサイトより、チケットの購入と予約ができるようになりました。
「絶対行くよ!」という素敵な方は、
こちらから事前にお手続きいただけると確実です。
お時間がある方はぜひ。
お待ちしております!
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萩原さちこ×滝沢弘康
城フェスvol.2:城を語ろう ~城本の未来と城フェスの可能性~
■日時
9月8日(日)19:00~21:00 (18:30開場)
■場所
本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
■入場料
1500yen + 1 drink order
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チケットの購入はこちらから → ★
なにをしゃべろうか、もぞもぞ考え中です。
- お仕事のこと l
- 13/08/25/22:06
倭城取材おまけ
釜山はグルメな港町。
編集さんオススメのアワビのお刺身は、これで2,300円くらいだそう。
見た目はイマイチなわかめとウニのスープ、甘鯛の塩焼きが個人的にはヒットでした。
だけどやっぱり、サイコーのアテは韓国のり(笑)
オモニ渾身のおしゃれカットに注目です。
基本的に地のものを食べることを意識しているものの、
辛いものと漬けものが苦手な私にとって、正直にいうと韓流のおもてなしは軽い拷問でした。
本場の味になればなるほど、苦手度が増す…。
3度食した冷麺も、「専門店じゃないからおすすめしない」と言われたものがいちばんおいしかったな。すいません。
韓国の方は親切でお話好きで、
通じないのに、頑なにハングルで話しかけてくる(笑)
初日も、タクシーに乗ったところ運転手のおじさんの爆裂ハングルトークが止まらない。
張り切って夕食の時間まで独自取材へ出かけたものの道に迷ったりでぐったり、だったこともあり
「この人、ちゃんとホテルの場所がわかっているのか?私をどこへ連れていく気だ?まさかぼったくる気か?」と
疑心暗鬼になってしまったんですが・・・
そんな私に、おじさんはぶっきらぼうに飴を差し出してくれました。
「飴食べる?」とか聞いてきてくれてたのかな。
ごめんよ、おじさん。私は心がうす汚れた日本人なのだと反省しました。
翌日は、ドライバーさんからビッグな梨をもらいました。
釜山の北、蔚山のあたりは梨の名産地だそうで。試食までさせてもらい満足。甘いです。
翌日は、ドライバーさんがサービスエリアで
名物のくるみまんじゅうをおやつに買ってくれました。これおいしい。
そして、韓国流かき氷のプレゼント(食べかけ御免)。
サービスエリアの定番で必食なのだと。混ぜ混ぜして食べます。
いたれり尽くせり。観光気分も味わえて、満足な旅でした。
倭城取材より帰国
朝鮮倭城の取材から戻りました。
あー、書きたいことがいっぱい!!
取材2日目の最高気温は38度、3日目は39度!
韓国もかなりの猛暑でした。気温よりも湿度の高さが堪えました。
今回は<萩原さちこが歩く倭城>的な企画でして、
「楽しそうな本人写真を」ということでムダにはしゃいだりもしてみたり。
39度の炎天下で、ジャンプをTAKE5。
暑さに強い私も、さすがにこの後ぐったりでした。
もう少しで千代の富士宣言(体力の限界!)が出るところでした。
さすがにハイテンションすぎて、このカットは掲載されませんけれども。。。
撮った写真は1200枚超。どれもすばらしいー。
今、芸術作品ともいえる美しい姿を、独り占めして眺めています。うっとり。
あれこれ紹介したいところですが、
勝手に公開できなかったりもするので、何点かのみざざっと。
行ったことがある方しかわからないと思いますが、雰囲気のみお届けです。
訪れたのは、
釜山子城、釜山母城、梁山倭城、蔚山倭城、西生浦倭城、機張倭城、順天倭城、普州城、東莱城。
どこか1城しか行けないとしたら、
アクセスのよさや遺構のわかりやすさなどを踏まえると、やはり西生浦倭城がいいでしょうね。
倭城というと、石垣の発展度と違いがポイントになってくると思いますが、
石材も違えば技術面も明らかに相違があって、
取材に必要ないところで個人的に気になることもたくさんありました。
明らかに文字数が足りませんが、このあたりのこともできる限り書こうと思います。
今回の書籍で書けないことは、自分名義で書きたいなあ…。
これを読んでいる出版社の方、いい企画ありまっせ!(軽く営業)
倭城を語るときは歴史的なことが重要になるので
もし訪れるのならば、知っておくとより楽しめる、というのがポイントですね。
激戦の相手国ということで取材に少し気を使ったところもありましたが、
一般的な倭城観光ではまったく心配ありません。
上記の代表的な倭城は公園化されているか、大切な史跡。
むしろ日本より扱いがいいかも?と思えるほど、現在と切り離された状態です。
(あくまで上記の城に関して。そして近現代の出来事はデリケートですのでご注意を)
個人的には梁山倭城がグッときました。機張倭城もよい。
いずれも、薮に覆われていないところを散策してみたいなあ、というところです。
夏場ということで、全体的に縄張を徹底的に確認&検証、まではできなかったので、
今回行けなかった倭城も含め、冬場にじっくり訪れたいです。
(12月に再訪する予定ですけども)
倭城行きを検討している方は、ぜひ私を誘ってください。
先月の九州取材と今回の倭城取材は同じ媒体で、
11月中旬発売の『黒田官兵衛をめぐる50の城(仮)』(タツミムック)になります。
これから久々の引き蘢り生活に入り、80ページくらい原稿書きます。
ここで終わればサイコーなのに(笑)。。
なんと中井均先生の執筆もあり、ものすごくよい本になりますよ、絶対。
いいもの書きます。お楽しみに!
倭城取材については、9月8日(日)のトークセッションでも少しお話します。たぶん。
19:00〜、下北沢B&Bにて。
ぜひお越しくださいまし。




































