新著「日本の城語辞典」校了!
新著、校了!
11月8日(月)に、18冊目の著書「日本の城語辞典」が誠文堂新光社より刊行されます。
ビギナーから城ファンまで、笑って楽しめる1冊、
とりあえず持っておきたい1冊、思わずプレゼントしたくなる1冊を目指しました。
人物、グルメ、トリビア、伝説など城にまつわる言葉を、
国語辞典のような形式でイラストや写真とともに紹介。
ゆるく笑えるエンタメ本ではありますが、
三浦正幸先生のご監修で、
城の専門用語やしくみ、歴史への理解もしっかりと深まる内容になっています。
三浦先生ご監修の書籍を手がけられ感激しています。
(先生のあとがきを読んでちょっと泣きそうに…)
また、担当編集者がとてもデキる方で、一緒に仕事ができて楽しかったです。
そして、
・落語家の春風亭昇太師匠
・滋賀県立大名誉教授の中井均先生
・城郭カメラマンの岡泰行さん
・れきしクン(長谷川ヨシテルさん)
・名古屋おもてなし武将隊の前田慶次殿
が、コラムを書いてくれています。
みなさん快諾でとてもうれしかったです(それぞれにカラーが異なりどれも楽しい!)。
また、イラストレーターの香川元太郎さんにも快くご協力をいただきました。
すばらしいイラストで誌面が華やいでいます。
ほか、ご協力者は数えきれず。
この場を借りてお礼申し上げます。
企画が動き出したのは2019年7月。
実は2度もお蔵入りしかけたので、ひとまず世に出せそうでホッとしています。。
書籍の内容は、また紹介させてください。
たくさんの人に手に取ってもらえますように。
築城10周年記念 ドリップコーヒー
築城10周年記念のノベルティをつくりました。
押し付けられても扱いに困らないよう、
かさばらず、翌朝飲んですぐ捨てられる、ドリップコーヒー <CASTLE BLEND> です。
コーヒーを渡したいのではなく、気持ちを届けたいのです。
突き出された人は、コーヒーが苦手でももらってください。
おもむろにバッグをゴソゴソ漁りだしたら、察してください。
全員にお渡しできないけれど、
少なくとも、今これを読んでいる人は私になにかを与えてくれている人です。
ありがとう!
お願いした「豆家いほ里」さん、サービスが細やかで、
裏面の原材料名表記まで「CASTLE BLEND」にしてくださいました。
…が!
私がこだわり抜いた城専用ブレンドというわけではなく、
豆家いほ里さんオリジナルの「庵ブレンド」です。
どのブレンドにするか迷ったんだけどな。笑
味にはこだわり、表記にこだわらない…懐深し。
ちなみに私はスーツケースにドリップコーヒーを常備していて、
朝の予習タイムとなどに、滞在先で淹れて癒されてます。
(最近はビジネスホテルのサービスコーヒーも本格派だけどね)
ハーブティー、紅茶、ほうじ茶のティーバッグも常備。
やたら荷物多い派。笑
全国山城サミット上田・坂城大会+東御アフター大会
全国山城サミット上田・坂城大会+東御アフター大会。
太郎山保存会様からは講演会のお話をずっといただいていて。
2度の延期を経ての開催、うれしいです。
私は6日(土)の飯綱山城コース、
7日(日)の砥石・米山城(村上)コースを担当します。
長野県の方限定ですが、ぜひお越しください。
詳細は上田市のホームページへ
山城ガールむつみさんと
山城ガールむつみさんと、新しいことをむくむく考え中。
みんなが楽しめること。
城と地域の未来にできること。
グダグダ考えすぎな私に、
バシッと意見をくれ導いてくれるむつみさん。
頼もしい。大好き。
築城10周年
フリーになって、10月で10年になりました。
もう10年、いや、まだ10年、という感じ。
目の前の短期的な目標をこなすだけで10年過ぎてしまった気がするけれど、
これからの10年は、中・長期的な目標を軸にして丁寧な仕事を重ねたいと思います。
(新事業をはじめる!…けど、その話はまた改めて)
もちろん、残っている短期目標もやりたいことも、まだまだまだまだたくさん!
ハイクオリティなコンテンツづくりができるよう、ブラッシュアップしていくのみです。
10年間、本当に人のつながりだけでやってこれました。
本当に。ありがとうございます。
成し遂げられなかったことばかり思い浮かぶけれど、
辿ってきた道を静かに振り返れば、
思い描いた道筋を歩けているし、10年前とはまったく違う景色が見れている。
一度も城以外の仕事をすることなく10年過ごせて、収益も上げられている。
起業時には仕事ゼロで誰も話すら聞いてくれなかったけど、
今は信じられないくらいたくさんの人が読んで、聞いてくれている。
10年を経て、ようやく本当のスタートラインに立てたのかもしれません。
本当に、たくさんの方に励まされ、助けられ、生きてこられました。
「あんたなんか女だからチヤホヤされてるだけだよ!」「調子に乗んな!」と、
白昼シラフで怒鳴りつけられたこともあったし、
嫌がらせみたいなメールに連日悩まされる日々や、
人生初のストレス性疾患で1年も通院する経験もしたけれど。
やっぱり、辞めなくてよかった!
私のことを足元から舐めるように見なかった、小和田哲男先生と中井均先生。
本当にしんどい時に背中を押してくれた、中井均先生と春風亭昇太師匠。
とくにこの御三方には、人として恥じない生き方を見せて、褒められ、認められるように。
いつもなにかよいご報告ができるよう、精進したいと思います。
すべてがうまくいくことなど永遠にないけれど、
迷わず驕らず、自分のやるべきことを精一杯やって、
目指すべき場所へ道を見失わずに歩きたいです。
…と書くとすごい張り切ってそうだれど、
そんなお年頃でもないので、そこそこに。
自分の時間を大事にして、体をいたわりつつ…大人の余裕で乗り切りたい。笑
そんな築城10周年です。
これからも末永くよろしくお願いします。
観光庁「城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業」寄稿
観光庁の「城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業」の事例として、
観光庁のnote「歴史的資源を活用した観光まちづくり」に6本寄稿しました。
「大洲城キャッスルステイ」および「平戸城 CASTLE STAY懐柔櫓」について、各3記事です。
現地取材、またファシリテーターを務めた城泊セミナーを通して、
少し違う観点から「城の活用」を感じ考えることができました。
とくに大洲の事業は、
「城を高付加価値化する」という発想、包括的かつ持続的なプロジェクト創成など
私にとって大きなヒントがたくさんあり刺激的でした。
ベストとは言わないけれど、
「保存・維持・継承」の打開策として、観光というエッセンスも救いの一手になるのかもしれません。
ぜひご覧ください。
①天守を貸し切りに!夢の城主体験「大洲城キャッスルステイ」 の魅力 〜歴史・文化・食を堪能できる、日本初の「城泊」とは〜
②まち並み消滅危機から起死回生の一手 〜「城泊」を中心としたまちづくり、成功の秘訣とは〜
③「城泊」からはじめるサステナブルな地域づくり 〜「大洲城キャッスルステイ」取材後記〜
④日本初!常設宿泊施設「平戸城CASTLE STAY懐柔櫓」とは 〜絶景を独り占めして、ラグジュアリーな城主体験を〜
⑤常設宿泊施設「平戸城 CASTLE STAY懐柔櫓」の挑戦 〜「城泊」から広がる地域振興の可能性〜
⑥天守がなくても開拓できる「城泊」と体験型観光コンテンツ 〜「平戸城 CASTLE STAY懐柔櫓」取材後記〜
「週刊新潮」2021年10月7日号
「週刊新潮」2021年10月7日号。
ようやく旅に、というタイミングで書かせていただき光栄です。
今回で6度目の寄稿。
だんだん名前の扱いが目立つようになってきているような…?
恥ずかしいけどありがたいです。
誰が書いたかはさておき、
たくさんの人が城に興味を持ち、足を運んでくれたらうれしいです。
今回は合併号ではないので、1週間以内にぜひぜひ。
京都
福井が終わり、京都2日間。
暑かった…けど、風と空がすっかり秋色ですね。
取材楽しかったなあ!
書きまくりたい衝動に駆られる、この瞬間が幸せ。
いい出会いや企画の具現化もあって、今日はとてもよき1日。
写真は、通りすがりの二条城。
続・若狭湾エリアの視察
行ってみたかった年縞博物館。
7万年の歴史が1年分で約0.7ミリずつ、蓄積して45メートルの縞模様に。
堆積物から気温や生態系がわかるとは、なんと神秘的な。
天正地震の年は、こんなにも層が厚い…!
「若狭でもこれほど揺れたのか!」と感激しました。笑
私はこのジャンルはとても苦手でして。
丸岡城や松江城の記事を書いたときも、
放射線炭素年代測定法や年輪年代測定法の理解に
莫大な時間を要したことを思い出しました(いまだにわからん)。。
すごいなあ。専門の人がんばってください。
…としか言えません。笑
今回は1時間超みっちり解説いただき、貴重な経験となりました。
国吉城では赤色立体測量図と付城群の模型を、たくさん見せてもらえて幸せでした。
こちらも、気づけばなんだかスタンダードですね。
難しいことはわからんけど、ありがとう技術。
しかしこの模型はすごかった!
…と言いつつ、
たぶん展示されておらず載せていいのかも聞かなかったので、写真は自粛。
はあ、現地が見たい!付城歩きまわりたい!