城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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WEB観光政策フォーラム「観光資源としての城〜「個性」を生かした活用プラン〜」

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WEB観光政策フォーラムというWEBサイト内の
「視点」というところで論文を書かせていただきました。

「観光資源としての城〜「個性」を生かした活用プラン〜」→

1か月間は無料で読めます。ぜひご覧ください!

YOMIURI ONLINE「続・大河ドラマ「真田丸」の舞台~武田氏を翻弄した3つの城」

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読売新聞のサイト、YOMIURI ONLINEで書かせていただきました。

「続・大河ドラマ「真田丸」の舞台~武田氏を翻弄した3つの城」→

武田氏最後の築城となった新府城、真田昌幸が勝頼を迎え入れようとした岩櫃城、滅亡へと追い込んだ裏切りの岩殿城。
大河ドラマの序盤に登場した3つの城についてご紹介しています。
無料で読めます。ぜひ。

1/16(土)KSB瀬戸内海放送『報・動・力』

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昨年末に収録に参加させていただいたKSB瀬戸内海放送さんの『報・動・力』、今週末放送です。
いちばん左にひょっこりいます。
放送は香川と岡山のみですが、見られる方はぜひ!

城ファンのみならず、たくさんの人に観てもらいたい番組です。
こういう番組を関東でもつくってほしい。
もっとお話聞きたかったな。。刺激と勉強になりました。
お城博士の小学5年生、拓杜くんに注目!

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KSB瀬戸内海放送『報・動・力』
第34回 1月16日(土)深夜1:06~
http://www.ksb.co.jp/houdouryoku/

テーマ:「高松城を“観光客を呼べるお城”にするには?」
去年5月に放送した「お城特集」の第2弾です。
高松城(玉藻公園)には昨年度、香川県を訪れる観光客の2%しか訪れていない。
この場所にもっと観光客を呼び込むにはどうすればいいのか?
熊本・彦根・金沢の例も紹介しながら考えます。

<ナビゲーター>水道橋博士
<進行> 多賀公人
<ゲスト>
古川康造  高松城の復元を進める市民の会 会長(丸亀町商店街振興組合理事長)
馬場基尚  香川県弁護士会長
西成典久  香川大学経済学部准教授
田尾和俊  四国学院大学教授
萩原さちこ 城郭ライター
岡 拓杜  お城博士小学生

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第14回城の自由研究コンテスト

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昨年から公益財団法人日本城郭協会学術委員会学術委員を仰せつかり、
今日は審査員をした「第14回城の自由研究コンテスト」の表彰式でした。

知識と経験は別として、小・中学生から教わることも多い!
探究心と表現力が強くて、とりわけ編集的観点から見ると感じるものがありました。

私は研究者ではないし研究者を目指しているわけではないけれど、
何かを突き詰め表現をしていくときに大切なことは変わらないんだなあ、と、
先生が受賞者のみなさんにされるお話も
小・中学生の立場で聞き入ってしまいましたとさ。

 

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賞状授与(するほう)を体験。
なんか、どっちが表彰されてるのか謎な感じが、、、(笑)
我が子の晴れ姿を撮影する親御さんのように、
加藤理文先生が小・中学生に表彰する私の姿を撮ってくれました。

 

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1月から小和田哲男先生と熱燗を酌み交わせて幸せでした♡

江戸城石丁場×温泉、夢のコラボ♡

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2泊3日で下田へ行ってきました。

今回の宿泊は、小学生の頃に家族で夏休みによく滞在していたホテル。
地階にある“洞窟温泉”がインディジョーンズ的に探検心を掻き立てられて好きだったんですが、
実はこの洞窟が、江戸城の石垣のために伊豆石を切り出した石丁場(採石場)跡だった!
…と、昨年はじめて知りました。

江戸城の新著を脱稿したてな私、石垣のふるさとについても書きました。
いろいろ調べていて、ホテルの近くにもありそうだな…と思っていたら、
まさかのホテルが石丁場だったパターンです。WAO!
(しかも、ちゃんとホテル敷地内で湧き出た温泉です)
小学校低学年の私、すでに江戸城の石切場を訪れていたのか!…とちょっと感動。

江戸城は、築城時は伊豆半島から石材を海路で運んでいて、
東伊豆の安山岩が中心でありつつ、西伊豆や南伊豆の凝灰岩も用いています。
廻船で伊豆から江戸まで、切り出した石を運ぶんです。

 

下田

ホテルHPより、空撮ph。
洞窟風呂は↑のあたりだから、採ってすぐ船へGO!というわけです。

 

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出っ張ったところの内部、プールのちょい先の下あたりに洞窟温泉があります。

 

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ホテル建設時に石丁場を破壊することなく、残してくれていました。すばらしい!
洞窟温泉へ向かう通路の先がちょっとギャラリー風の見学路になっているんですが、
石丁場に興味がある宿泊客の割合はかなり低いと思われ、、、誰もいません。独占!
そもそも、洞窟温泉は専用エレベーターでB4まで降りなければならないため、空いてます。
滞在中に3回行きましたが、すべて貸し切りでした。
こんなに興奮しているのは、確実に私だけでしょう(笑)

 

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洞窟温泉やビーチへはこの専用エレベーターで降りていくんですが、
そのエレベーターも岩盤を貫いてつくられてるんです。
冷静に考えると、よくつくったな。
ちなみにホテルの設計は吉村順三さんです。
(箱根小涌園や奈良国立博物館新館、皇居新御殿の基本設計をした人ね)

 

かなり暗くて、子供の頃は怖かったなあ。
そういえば、夜は洞窟温泉には行きたくなかった。
そして、ビーチに出たいのに洞窟風呂へ行ってしまったりとけっこう広くて迷った。
…とか、いろいろ30年前の記憶が蘇ってきました。

 

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この下が船着場みたいになっていたのか…?
降りたいところだけど、節度ある宿泊客ゆえ自粛。
ならば逆サイドから攻めるべし。…と、ビーチからアプローチしてみました。

 

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おおーっ!!

 

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別の石丁場も発見。
…というか、もっとゴロゴロあると思う。

 

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この日は強風だったこともあるけれど、このあたりは伊豆にしてはけっこう波が荒いんです。
多々戸浜には、サーファーがたくさん。
サーフィンのことはわかりませんが、サーファーがいる=波がある、ということよね。
子供の頃は大漁サーファーが怖くてここではなかなか遊べなかった記憶も。。

 

東伊豆、西伊豆のほうの石丁場もいくつか見てきました。
ちゃんと記録しておこうと思ったけれど、長くなったしまたの機会に。

…詳しくは新刊で(笑)!

 

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須崎の細間の段。観光地なので行きやすいです。
石丁場…なのかなあ。

 

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松崎の室岩洞。ここは有名な観光地なのでオススメ。人にたくさん会いました(笑)
というか、こんなに人が来るんだ!とびっくり。
しかも、みなさんけっこう興味深げに見ていて。
導くことができれば、もっと知ってもらえ、守っていけるものなのかもと思いました。

 

江戸城との関わりのおもしろさを、伝えたいなあ。。
石丁場って、すごくロマンがある。
石そのもの、地形や地質の話、技術的なことも、私たちに直結していておもしろいけれど、
石丁場はドキュメンタリーであり、ドラマみたいなものもあると思うんですよ。

江戸城の新刊にも書きましたので、ご興味ある方はぜひお楽しみに。
もっとディープに(学術的・専門的ではなくサブカル的にマニアックに)、も企画中。

文化放送「福井謙二のグッモニ」

1/7(木)朝7:30頃~、文化放送「福井謙二のグッモニ」に生電話出演します。
7分ほど、1/10(日)スタートの大河ドラマ「真田丸」に関連して、
真田の城についてちょこっとお話させていただきます。
早起きの方は聞いてくださーい。

福井謙二さんと生電話どきどき。

「戦略経営者」で連載スタート

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中堅・中小企業の経営者様向けの経営情報誌「戦略経営者」で
2016年1月号から1年間、「名城はこうしてつくられた」という連載させていただきます。

発行部数14万部とのことで、
全国の中小企業のみなさま、よろしくお願いいたします。

連載のお打ち合せをしたのは11月。
「下町ロケット」の佃製作所は中小企業なのか?と思っていましたが…
現在ではあれほどの規模であれば大企業の部類に入るのではないか、
というお話をしてスッキリしました。
社食があるって大企業だと思うー。

KSB瀬戸内海放送「報・動・力」収録

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水道橋博士さんナビゲーター、KSB瀬戸内海放送「報・動・力」収録でした。

同じ番組に再び呼んでいただけたことがうれしい。
たくさんの研究者・識者の方々から勉強のヒントをいただけたことがうれしい。
感じ考えることが、今簡単に言葉にできないくらい溢れているのがうれしい。
今年の最後にとてもよい仕事をいただけてうれしい。
魅力的なみなさんとおいしいお酒が飲めてうれしい。

いろいろ考え微妙に落ち込んでもいるけれど、それは明日からの己の課題に。
もっとお話を聞きたかったけれど、次回への糧に。

こういう番組、もっと全国でやるべき。
城どうこうではなく、物事を複眼的に考えていくヒントになると思うよ。

…内容は改めて。
オンエアは1月16日(土)です。

今日のあれこれも、また改めて。

 

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前回も書いたけれど、水道橋博士さんは本当に素敵な方だと思いました。
先入観なく柔軟に物事を見られて、それを自分の言葉で表現できる方だなあ、と。
私もそうなりたい。
ぽつりとおっしゃることに深みがあって、私はぐっとくるものがありました。

*香川グルメ備忘録
瀬戸内海で採れるワタリ蟹「がざみ」と「打ち込みうどん」。
地酒は琴平の「悦凱陣」「川鶴」がおいしかった!

「登山の行き帰りに楽しむ、松本の城」トークショー

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1冊目の著書「わくわく城めぐり〜ビギナーも楽しめる<城旅34>〜」を出版した
山と渓谷社主催の「ヤマケイセミナー」で、
来年1月25日(月)にトークショーをさせていただきます。

登山の帰りに立ち寄れる松本城、登山者ならきっとハマるであろう山城の魅力もお話します。
松本市内には名城がたくさん!
私の好きな、山家城、桐原城、埴原城あたりの小笠原氏の城のお話をしようと思います。

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■「登山の行き帰りに楽しむ、松本の城」トークショー
日時:2016年1月25日(月) 19:00~21:00(開場18:30)
講師:城郭ライター 萩原さちこ氏
会場:神田神保町 インプレスグループセミナールーム
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビル23F
参加料:1500円 ※参加申込時に事前払い
定員:80名 ※定員になり次第締切
主催:株式会社山と溪谷社
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お申し込み・詳細はヤマケイオンラインさんへ→

皇居乾通り一般公開〜2015秋期〜

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12月9日(水)に行った皇居乾通り一般公開のこと。

昨年春・秋に5日間ずつ実施された皇居乾通り一般公開、
大好評につき今後は毎年、春の桜の時期と秋の紅葉の時期に実施されるそうです。
で、今秋は12月5〜9日までの5日間実施されていたわけです。
二重橋前の最寄出口が期間中は閉鎖されるという対策がなされるほどの人。
昨春に比べると人は少ないように思いました。

 

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パドックのようにくるくる歩きまわりギャラリーの撮影に応じる皇宮警察のおうま。
今日もかわいいニット帽をかぶっておった。手編みなの?
おでこにはピーポくん。

 

ピーポくん

これね。

 

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写メってた(笑)

 

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入口は坂下門。

 

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はじめて見た!
たしかに危険なので、よいと思う。
でも今日はさすがに外国人はあまりいませんでした。

 

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お約束。

 

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この日は12月というのに暑いくらいの寄稿で、紅葉日和。
昨春は桜が咲く乾通り吹上側、今回は紅葉が見事な乾通り蓮池堀側に人が密集していました。
紅葉大好きジャパニーズ。

 

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「みなさんの腕なら1回ですばらしい写真が撮れています。1枚撮影したら次の方にお譲りください」
…と、DJポリスっぽい小粋なセリフでなごやかに誘導していた、
そんなこと自発的には言わなそうなマジメな感じのポリスメン。

 

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紅葉鑑賞なら皇居じゃなくてもいいじゃーん、という本心が投影された1枚。
めっちゃ指入っとる(笑)
一眼の方は撮影目的とわかるしそういう動きをなさっているけれど、
立ち止まって長々と撮影しているのはガラケーの人が多いなあ、と。。。危ないよ。

 

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昨年もしつこいほど撮ったのに、また撮ってしまう蓮池濠。
石垣すばらしいよー!

今、江戸城の本を書いているわけですが、
御休息所多聞以外の櫓の配置がいまいちよくわからなくて。
櫓台を探しながら(もちろん石垣も見ながら)居座ってました。なるほどねー。

蓮池堀に面した本丸石垣、やっぱり途中で積み方が変わってるな、と。
はて、修復の範囲はどこまでだったか。。
ここまでは著書に載せられないけど、調べてみよう。
ミラーレスの限界を知った写真たち。一眼じゃないとこのへんは難しいですね。

 

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道灌濠!この部分しか残っていないから、かなり貴重。
でも写真はすこぶる撮りにくい。
このあたりの道灌濠がこの幅と考えると、
これが続いていた辰ノ口以東の江戸城下ってどんなだったんでしょうか。

 

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出口は乾門か西桔橋の2通り。
今回は西桔橋から本丸へ出ることにしました。

 

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乾濠の石垣、とにかく美しいよねー。
こんなふうにカーブを描くように積める技術があったんだなあ、と。

 

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執筆にあたり江戸城についてあれこれ調べ直したわけですが、
改めて深く知り感心したのが堀の水位調整。
西桔橋門前もいわゆる“水戸違い”になっているはず…と、今日はココの確認がメインでした。
うーん。よく見えない。。清水門前ほどの感動が、蓮池濠側に石枡はありました。
現役ではなかったので効力わからず。

 

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西桔橋門の魅力も、やっぱり石垣。よい!
資料によれば、ここも慶長期の築造。
上段はかなり修復感があったけれど、下段はその気配を感じつつも、ちょっと違う趣。
ここの石材はとても大きいし、
面以外がまったく整形されていなかったりと江戸城らしからぬなフォルムな気が。
慶長期に運ばれた東伊豆の安山岩かと思います。ちょっと湿っぽくて重そうなこの感じ、好きです。

 

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仕切門跡のあたりから。
矢穴が大きいのと…なんか不思議な形の矢穴があって気になりました。

 

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すごいぞ、黒田長政のアピール(笑)
毛利くんもがんばっとる。
矢穴の掘りかけみたいなものも。なぜ、ここでやめる。なぜ、この順番で開けたのか。
はつり、このパターンがいくつかありました。イケてると思ったのか?

 

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江戸城案内では本丸からは汐見坂を通ることが多いので、梅林坂から。
快晴とはいえ日陰に入ると冷え込むこの時期、日陰な梅林坂は空いていました。
ここはけっこう好きなポイントです。

 

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梅林坂周辺は刻印石の宝庫。

ここでも黒田くんがいっぱい。
森くん、加藤くん、松浦くん、島津くん、前田くん…。
卍は前田さんなの蜂須賀さんなのどっちなの。

梅林坂は丁場割りと刻印が違うみたいで、色々つじつまが合わず、調べているとイライラします(笑)
築城・改修の経緯をたどっていくと、
築方と寄方(積む人と採る人)が違う時期があったり、それが理由のひとつのようです。

 

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梅林坂門の「十一」と「十十」の刻印。
積む順位を刻んだもの。下から何番目に積まれた石かが(下にどれくらい埋まっているか)がわかります。

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築城だけに30年以上、幕末まで約260年存続する江戸城の築城史は、大河ドラマみたいなものだ。
いろいろある世の中の波の中で、いろいろ変わってできていく。

城は、城主が変わればリフォームされるし、時代が変われば流行も変わる。
ひとつの城の中にある、変遷みたいなものがおもしろさのひとつだと思います。
江戸城の場合は、徳川家以外が手を入れることは一切ない。
まさに徳川将軍家の分身のようなもので、
徳川家ともに大きく立派になって、窮地に立たされたりするわけです。

私の著書は専門書ではないから学術的な詳細は書けないけれど、
歴史のリズムみたいなものをエンターテインメントとして1冊のなかで表現できたらいいと思うし、
江戸城というフィルターを通して、東京をプロジェクトX的に解明できればおもしろいし意義がある。
残骸なのではなく過去と現在は地続きなのだ、と伝えたいし、
未来にどうつなげていけるのかを問題提起する本でありたい。

…というのは隠しテーマで、あくまで江戸城探訪を楽しむための実用書です。
単純に、なんか書いてあるのを見つけてなんなんだろうって考えたり知ったりするのは楽しいしね。

 

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昨日、脱稿しました。
これから書き直したり書き直したり書き直したりするけれど、下地はできた。