お誕生日ありがとう
12月17日はお誕生日でした。
メッセージやプレゼント、ありがとうございます!!!
お祝いしてくれる人がいる、そのことが何よりもうれしいプレゼント。
人に恵まれた、幸せな人生です。
おかげさまで充実していて、毎日があっという間です。
もちろん、すべてが完璧にうまくいくことなどなくて
諦めたり、手に入らなかったり、犠牲にしていることも人並みにはある。
そのことで誰かを傷つけていることがあるかもしれないと怖くもなる。
このままでいいのか、この選択肢は正しかったのか、と毎日のように迷うし、
ああ今日もダメだったと猛省したり、自分のふがいなさや才能のなさに絶望することも人並みにある。
だけれど、失敗も充実の大切なファクターなわけです。
選択が間違っていたとしても、自分で決めることができて、やろうと思えばなんだってできる、
そういう明日が当たり前のように用意されていることを、とても幸せに思います。
「今日の青空のように素晴らしい34歳を」と親友から。今日は夕陽もキレイでした。
城メグNEOでがんばります。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/12/17/23:59
ゴッホ展
ようやく行けました、【没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった】@国立新美術館。
平日なのに、混み過ぎー。
私も含め、「みんなそんなにゴッホ好きだったの!?」と驚きでした。
ものすごい人だかりだったもので、集中力のない私は“鑑賞”といえるまでは陶酔できませんでした。
西洋美術のことはよくわからないですけれど、
長い年月が経っても変わらない普遍的なモノを見出すことが好きなので、そのあたりは強く感じるところがありました。
なんでしょうか、このひげの色の美しさは!
10年という短い期間で、独学で自分のものにして発信していくパワーには感服。
あと、ゴッホをはじめ、1890年頃のフランスで浮世絵が影響力を持っていたというのはなんだか感慨深かったです。
それにしても、隣にいたら、こっちが辛くなってしまうような人ですね。
一般の人の3倍くらい、拾っちゃうんでしょうねぇ…。
どんな人だったんだろう、どんな思いでこの色を選んで、このひと筆を動かしたんだろう、などと
自分なりに想像していたら、なにかこう、追いつめられるような感覚に陥りました。
命を削って注力したかのような、ひと筆ひと筆のたくましさ、繊細さ、色の輝き。
精神的支えであったであろう弟のテオも、ゴッホの死後、わずか半年で亡くなっているそうで。
理性が失われていくことに自覚があるのがピュアすぎる…そんなまっすぐさが作品にも表れている気がしました。
今回いちばん印象に残った作品は《ヒバリの飛び立つ麦畑》。
ゴッホがゴッホになった瞬間の作品。風のにおいを感じます。まだ無垢でおだやかで、すがすがしい。
モネ的な色彩がゴッホの力強いタッチで描かれていて、好きです。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/12/17/23:58
MB友の忘年会
前の会社のメンバー(MB友の会)で、美登利寿司にて忘年会。
11時からビールを飲みつつふぐ&お寿司の贅沢コース。
びくびく動く活ふぐに大騒ぎしつつ。
私にパワーをくれる、MBメンバーです。
全力で仕事して、だけど全力で遊んで、全力で生きる。そんなエナジーがみなぎってます。
私はよくパワフルだとか行動力があるとかいわれますが、このメンバーの中ではなまぬるいです。
だけど、嫉妬したり恥じたり遠慮したりすることなく、
何事も受け入る気持ちになれて、そしてまっすぐに受け入れてくれる人々です。
私はこの会社に入社するまで(8年くらい前?)、女子の団体というものがとても苦手で。
それを克服させてくれたメンバーでもあります。
あの頃は本当に忙しくて休みもなかったけれど、徹夜すら楽しかったなー。
それだけ忙しいと、カリカリしたり文句言ったり非協力的になったりする人が
ひとりくらいいそうなもんですが、この制作チームは一切なかったですね。
激務中に、重要箇所にアンダーラインがひかれた「ああ、野麦峠」のコピーが回覧されてきたり
(この主人公に比べれば私達の労働条件はたいしたことがない、という励まし)、
「止まない雨はない、終わらない仕事はない」というキャッチフレーズが流行ったり…(笑)
それぞれが自分のビジョンをしっかり持って、自分のために責任を持って仕事に真摯に取り組んでいたからだと思います。
仕事の厳しさとか全部ひっくるめて背負っているから、人に対してもピースフルでいられるんですね。
こういう精神は、今の私の基盤になっている気がします。
ある日突然会社が解散するというビックリな経験をしましたが、
そんな強靭なスピリットを持っているので、その後の個々の飛躍がすごい!
私もがんばるぞー。
今年も最後に笑顔で会えてよかった!
年明けは全員集合しましょ。
城メグリスト
大人計画【母を逃がす】
本多劇場で観てきました。
久々の大人計画本公演!ということで超〜楽しみにしていたのに…寝不足で行っちゃダメですね。
ということでストーリーを語る資格はありませんが、ひりひりと切なくもなり、最後は爆笑しました。
私は演劇でも映画でも、観たいのにどうしても眠くなることがあるんですが、集中力の問題なんですかね?
映画の予告編で寝ることもしょっちゅうです。暗くなると寝ちゃうんです。よい子なんです。
この睡魔は病気なんじゃないかと思いましたが、「違うよ」とあっさり否定されました。
それにしても、やっぱり舞台の阿部サダさんはサイコー!!
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/12/07/23:59
編集思考な忘年会
セミナーで知り合ったみなさんと、忘年会。
素敵な洋館を提供していただき、わいわい鍋パーチーでした。
スーパーで買いものしてる時点から、すでに楽しい(笑)。カート大好き。
職種も世代も違う方と、こうして集ってお話ができるのって、よくよく考えたら奇跡的なことです。
私って無知で浅いなあ、と気づかされることばかりですが
意見をぶつけさせてもらったり、しょーもない話で爆笑したり、アドバイスをいただいたり…ありがたいです。
真摯な生き方をしている人って、一緒にいてあったかいし、キラキラしてるんですよねー。
私もその一員でありたいです。
今宵はおめでたいご報告に、とにかく私も有頂天。
伊藤さん、本当におめでとう〜!!!私もうれしいよー!!
- 日々のできごと l
- 10/12/05/23:59
益子秋の陶器市2010
年2回の恒例行事、益子陶器市に行ってきました。
今回のお気に入りは、大皿&どんぶり。
大皿の作家さん、お名前を失念…。
はりめぐった細かいヒビが、クモの巣のよう。
白い釉薬がたまったところが、乳白になったりピンクっぽくなったり。焼きムラもこれまた味が出ていてステキです。
これにゴーヤーチャンプルを盛りたい(もう冬だけど)。
どんぶりは、水垣千悦さんの作品に一目惚れ。
なかなか大量につくらない丼、先月の「古いお盆、どんぶり、小皿、豆皿」展 → ★ で作陶したものなのだとか。
かなりのリーズナブルプライスにうれしさ倍増です。
作家さんとお話できるのも、陶器市の大きな楽しみのひとつ。
専門的な技法より、思いとか、こだわりとか。好きを仕事にしている人は、輝いておられますね。
ミニサイズに続き2号を購入した原泰弘さんのすり鉢に合わせて、山椒の木でできたすりこぎも入手しました。
Mさんと2人、エアごますりでフィット感を吟味。相当怪しい2人だったと思います。
陶器に夢中で、なんだかよくわからない写真しか撮ってませんでした。
歩き疲れたら、だらだらビールを飲むのが楽しい。鮎の塩焼き、おいしかった♪だんごのイラストがかわいいね。
ちなみにトップの写真は、神社にあったのぼり。袖の柄が星。芸が細かい!
ただいま目止め中。明日が楽しみ。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/11/06/23:59
安藤忠雄さんの講演
世田谷区民会館に、安藤忠雄さんがやってきた!
1,000円で世界の安藤忠雄の話が聞けるなんて!ということで、行ってきました。
くだけて言わせていただくなら、ものすごーく気さくなおじさん(笑)。
実績や専門的なことなどひとっつも語らず、1時間30分も人の心をつかむ話ができるなんて、カッコよすぎ。
今安藤さんを支えているものは(少なくとも講演中のこの瞬間は)
建築家としての野心や芸術家としての追求ではなく、日本人としての愛と使命感と誇りなんだなあ、と感じました。
定めた目標に猛進するパワーで、日本人に勝る民族はいないのだそうです。
その能力を全員が活かそう、もう一度使おう、若い世代に伝えよう、という強いメッセージがありました。
全国の大学でボランティア講演をしているのも、おそらくそうした思いが根底にあるから。
ご自身も、ファイティングスピリットがありますね。タフで自由で攻撃的。いい意味で年齢不詳です。
人生なんてうまく行かないようにできている。
予定外のことにぶつかったときに、その都度方向を変えていくような柔軟性があるかないか。
柔軟に俊速に動けるかどうかは、判断力があるかどうかである。
では、判断力を養うにはどうすればいいか。
常に本物を見て審美眼を養い、そして自分自身で考える力を養うことだ。
・・・というようなことを、おっしゃっていました。
(ちなみに、序盤から「今のちょうど30歳を境に、それより下の若者はダメだ」とバッサリ。この境界線、納得…)
安藤さんほどのビッグネームでも(ビッグネームだからこそ)、プロジェクトは壁ばかり。
すんなり転換できるかが、モノを作り出せるかできるかどうかのキーなのですね。
広くものを見る目と深くものを見る目は、対極なのか、共存すべきものなのか。
最近うっすらと考えていたことについてもお話が。
安藤さんは、どちらも必要だとおっしゃっていました。(日本人には深く見る目が欠如している、とのこと。)
忍耐も好奇心のうちなのかもしれません。
先月行ったばかりなので、直島のお話がかなり興味深かったです。
「愉快になったり不愉快になったりしながら、己とはなにかを考える場所」。うーん、深い!
フシギな“自分探し”“自己啓発”がはびこっているような気もする今日この頃ですが、
こういう方のお話を聞いて、5分でも自分の頭で考えたほうが、よっぽど前進しますね。
他人のハウツーの受け売りで自分を探せるワケがない、っちゅう話です。
目的を持つ人生、最後までやり遂げることのすばらしさ。
当たり前のことができて、それをサラッと(&おもしろく)語れる、素敵な方でした。
「大きな建築物が心を動かすのではない。1本の木でも心は動く」。
私もそんな思考、発想、表現がしたいものです。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/11/05/23:59
石井ゆかりさん「射手座」
ちょっと前にデザイナーMさんからプレゼントしてもらった本。
表紙のイラストが、紙の質感も含めてとっ〜てもステキ★
占いにはまったく興味のない(というか、好きじゃない)私ですが、この本はおもしろかった!
まず、この帯!ズバリ言われて、笑っちゃいます。覗くもん、絶対(笑)
「射手座のあなたはこういう人です」的なトーンではなく、
射手座の世界のお話がふんわり広がっていて、自分でふらっと立ち寄る感じ。
マイナス面も肯定的で前向きに捉えてくれているので、
「そっか、こういうとこ気をつけよう」とか、「無意識にイヤな思いをさせてたのかも…」と素直に思えたり。
なんかね、とにかくほんわか笑っちゃうんです。
石井ゆかりさんの文章が、包み込むようにあたたかくて、とっても魅力的。
ほかの星座も全部読んでみたくなりました。
そして、私を知る人にこの本を読んだ感想を聞いてみたい。
それにしても、「嫌いなもの」の見開きまるまる、当たりまくってるなー。
とってもステキな贈りものでした。ありがとうございます!
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/11/02/23:59
宝島社【GLOW】創刊
宝島社から創刊された40代女子のファッション誌【GLOW】をチェック。
”40代女子”!ついに来たというべきか、やっと出たというべきか。
「女子」と書いて「好き」と読む。ならば、「好きに生きれば、一生女子」
だそうです。InRedの流れで、がっちり読者をつかみそうですね。
今後のために、キョンキョンやYOU、鈴木京香のページをしっかり読み、美の教訓を得ようと思ったものの、
気付けば、五月女ケイ子のシュールなコラム&ミッツ・マングローブの連載<女の密談喫茶>を熟読してました…
- 日々のできごと l
- 10/11/01/23:06
つがるみどり
手帳に書かれた「つがるみどり」。
誰のことかと思ったら、「津軽三味線を聴き、美登利寿司を食べる日」のことでした。
三味線なんて、ベンベン鳴ってるだけかと思ってたけれど(←失礼)
鈴みたいな音、バイオリンみたいな音、ギターみたいな音。いろんな音を奏でるんですねー。
一瞬のうちにリズムが変化したりして、予想外に引き込まれてしまいました。
そして、代表の小山貢新さんのトークがゆる〜くて、笑っちゃいました。
こんなお師匠さんだったら、続けるのが楽しそうです。
演奏していた津軽三味線連奏集団<響絃>は、複数で演奏する“連奏”が特徴。まるでオーケストラのようでした。
吉田兄弟などの新しい要素をミックスしものではなく、
できるだけ昔のまんまの津軽三味線の継承しているのだそうですが、
いやいや、三味線の迫力と音色、私には十分新しいものでした。
区が主催の公民館ライブなので、500円!ワンコイン三味線!
超ビギナーや地元の人にやさしい。こういうちょこっとイベント、好きなんです。
浮いたマネーはお寿司となり、私に大いなる幸せを運んでくれました。
美登利寿司サイコー!
- 日々のできごと l
- 10/10/29/23:59