丸岡城講演会
ついに、丸岡城天守もあしらわれた
天守柄の着物(リサイクルショップで発掘)を着て、
丸岡城の講演をする日がやってきました!
帯は、幻の二条城天守が眩しい洛中洛外図風。
帯にスマホとかいろいろ入れててすいません。
ドラえもんのポケット並みにあれこれ出てきます。笑
レジュメとPPTをつくりながら、丸岡城の魅力とおもしろさに改めて感嘆した次第。
戦国〜江戸期の越前において、転換期に登場し続ける重要な城。
その希少性や尊さが伝わっていれば。
でもいちばん言いたかったのは、
国史跡を目指して欲しい、ということ。
天守が現存する12城のうち、
国の史跡(または特別史跡)に指定されていないのは丸岡城だけ。
全国に数百の国指定史跡(特別史跡)の城がある中、
現存天守がありながら史跡指定されていないのはいけません。
こんなこと言ってくれるなという人もいたかもだけど、
他所者で縛りのない私が腹括らずに誰が言う。
市長や教育長も足を運んでくださった場だからこそ。
しっかり保全、維持・管理し、
すばらしい地域の宝を次世代につなげていただきたいです。
着物で生け花
着付け教室の生け花講座へ。
高校の授業以来の生け花。センスなかった、、、。
花の品種改良と昨今の生け花事情のお話はおもしろく。
伝統文化が何を重んじ継承されてきたのか、社会の変化にどう応じてきたのか。
どの世界も同じなんだな、と思いました。
着物もお花も季節をぐんぐん先取りしていく。
季節を演出したり、それを受け取れるところに、粋な日本の文化が詰まっているなとも感じました。
着付け教室は品のある方が多く。
「生け花に合わせた、素敵なお着物とコーディネートなのねえ」とご婦人にお褒めいただきました。
「いえ、めんどくさくて昨日とまったく同じです」とは言えなかった…。
品ある中高年への道のりは遠し。
今日は成人式。街に振袖があふれていました。
華やか、かわいい♡
お城EXPO2021 2日目
お城EXPO2021、終わりました。
セミナーや厳選プログラムに足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。
会場で声をかけてくれる方がたくさんいて、うれしかったー。
恥ずかしくて気の利いたことが言えない私ですが、実はとても心躍っています。
いろんな人と写真撮ったつもりだったんだけど、そうでもないな。
同じ人と撮る傾向。笑
写真はなくとも、たくさんいろんな人に会えてうれしかった!
ゆっくり話せなかったけど、顔が見られるってうれしいね。
いろいろと学びや気づきあり。
来年の自分につなげて、来年も呼んでもらえるよう励みます。
着物 2021年07月
母から譲り受けた反物を2反、仕立てました。
今日はそのうちの1枚を着用。
うれしいな。
きれいな色の夏大島。
波打つようなブルーのラインが入っていて、
とてもかわいいです。
着付けの先生がとてもステキな方で、
着物は思いをつなげるものでもあると言っていた。
高額なものをマニュアル通りに着れば美しいわけではないのだ、と。
袖を通すまでに関わった、たくさんの人の時間や思いを受け取れる。
着物を着ると心が豊かになれる気がします。
城柄の着物
中井均先生のご退官祝いビデオメッセージを、
リサイクルショップで発掘した天守柄の着物で撮影。
…あまりに自分アピールが過ぎるので撮り直しましたが、
お着物はかわいいので見てください。
実は帯もお城柄でした。
昨日放映されたようで、わざわざお礼が。
「後ろの石垣に目がいく」と撮った人には言われたけど、
先生は「着物が気になって背景見てなかった」は言ってくれたので、着てよかった☺︎
しょうもないコメントを雰囲気でカバーできました…
昭和の着物は城をモチーフに取り入れた時期があったらしく。
天守再建ブームを背景に、城が地域のシンボル化した時代の片鱗かもしれません。
着物は基本的に流行がなく、その普遍性の高さに感激するのだけれど、
なんというか、
細かく見ていくと身近なものゆえ時代の価値観も反映されていて、おもしろいなと思います。
日用品は人々の営みを伝えてくれますね、本当に。
襟の乱れは心の乱れ。
急いで着ると失敗します。。