城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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江戸城に変化が!

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砂町文化センターさんの連続講座、最終日。
現地見学で江戸城を解説してきました。

平日夜の講座だったのですが、寒い時期にもかかわらず人数が減ることなく、
みなさん熱心に聞いてくださいました。
担当の方がとてもすばらしくサポートしてくださるので、
いつも快適に講座をさせていただいています。

江戸城も楽しみつつ見学していただけたようでよかったです。

 

さて、江戸城は昨年11月から御休息所前多聞(富士見多聞)が内部公開されているんです。
今日はランチ休憩を挟んで2部制だったので、いそいそと。
蓮池濠越しに西の丸を見下ろせるというのは、初体験でなかなかの興奮ポイントでした。

 

それ以上に驚いたのが、富士見櫓が見やすくなっていたこと!
フェンス越しというのは変わらないのですが、
フェンス前が広くなって、木も伐採されていました。
解説しにくかったし、よく見えなくて申し訳なかったので、
もちろん見られる面は限られるけれど、
唐破風をいちばん間近で見られるのはココかも。
西の丸からだと、見上げるわけなのでね。ちょっと感激しました。

第14回全国城跡等石垣整備調査研究会

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研究会ときどき取材で、金沢へ。
文化財石垣保存技術協議会の会員なんです。

関西地盤環境研究センター西形先生の基調講演「石垣の安定と変形のメカニズムを探る」が興味深く。

私は整備に携わる現場の人ではないので、切実に置き換えたりということもなく、
純粋にふむふむなるほど、おもしろいなあ、と聞いていました。
文化財課のみなさんはどう受け取りどう考えるものなのかなあ、などとも思いながら。

工学の観点からというのが斬新、というか。
ただ、石垣のことも熟知していない上に数字にすこぶる弱い私には、理系な話はハードルが高かった…。
頭よくなりたいです。

城メグ日記に詳しく書こ、とinstaで書いたけど、中止(笑)。

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第14回全国城跡等石垣整備調査研究会

基調講演1 「石垣の安定と変形のメカニズムを探る」西形達明氏(関西大学名誉教授)
基調講演2 「石垣の保存と活用を考える」坂井秀弥氏(奈良大学教授)

報告1 「史跡金沢城跡の石垣現況調査」西田郁乃氏(石川県金沢城調査研究所)
報告2 「史跡盛岡城跡の石垣整備」似内啓邦氏(盛岡市公園みどり課)
報告3 「史跡岡山城跡の石垣整備」乗岡実氏(岡山市教育委員会文化財課)
報告4 「史跡和歌山城勘定御門東側石垣の保護工事」西田勝計氏(文化財石垣保存技術協議会)
報告5 「特別史跡熊本城跡の被災状況」鶴嶋俊彦氏(熊本市熊本城調査研究センター)
パネルディスカッション 「石垣を守り伝えるために」
パネリスト 西形達明氏、坂井秀弥氏、北野博司氏(東北芸術工科大学教授)、
和田行雄氏(文化財石垣保存技術協議会副会長)、真鍋建男氏(同幹事)

 

世田谷ボロ市

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世田谷ボロ市。
毎年12月15、16日、1月15、16日に開催されています。

東京都指定無形民俗文化財に指定されていて、
毎年20万人くらいが来訪するなかなかのイベントなんです。

北条氏政により世田谷城下で開かれた楽市がはじまり、
ということは天正期。
なにげに430年くらい?かなりの歴史です。

今年は出がけに立ち寄る程度で残念。
じっくり見ると掘り出しものがたくさんあって、かなり楽しいです。

それにしても、寒い。
風が強くて、くす玉大暴れでした。

ちなみに、名物は代官餅。行列ができるほどです。なんで餅だか知らんですが。
からみ(大根おろし)が絶品です。

 

「 春風亭昇太のおも城ばなしと落語会」5月14日開催

広島県の三原市芸術文化センターで開催される
「春風亭昇太のおも城ばなしと落語会」に出演させていただきます。
2/10チケット一般発売だそうです。

詳細・お問い合わせはこちら→

 

□日時
2017年5月14日(日) 開場:14:30 開演:15:00

□料金
一般:4500円(会員4000円)
※会員での購入はお一人様4枚まで
※未就学児の入場は不可

□発売日
会員先行 2/3~
一般発売 2/10~

□出演
春風亭昇太
萩原さちこ(城郭ライター)

ORDINARY インタビュー記事

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昨年11月末に掲載されたインタビュー記事です。

仕事のことを語るのは、めんどくさいし苦手。
職業を聞かれたら、適当にウソをつくほどに。
…といいつつ、語りまくっている記事です。
なんだか、ちゃんとした人みたいだ!そして、かなりえらそうだ。

取材を受けたのは、昨年10月。
城を仕事にして、ちょうど5年の節目でした。
振り返るいい機会になりました。
深井次郎さん、ありがとうございました。

山陰の名城めぐり/参加者募集中

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尼子氏の居城・月山富田城と、天守が国宝になった松江城をめぐるツアーがあります。
いずれも人気の2城をご案内します。

月山富田城は木をバッサリ切り落として、七曲がりが見えるほどに生まれ変わりました。
本丸への通行止めが解除になった直後のツアーです。ナイスタイミング。

お申し込み・詳細はこちら→

彦根城ロケ

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彦根城ロケでした。

今日の天気予報は曇り。昨日と明日からは雨。
降り立ったときはどんより寒空でしたが、晴れましたよ。
ただ今絶不調ですが、晴れ女パワーは衰えていないようです。よかった。

「いい城です、井伊だけに」とかくだらないギャグを飛ばして帰ってきました。
ちなみに、恋ダンスではなくただのWピースです。
…もはや古い。

今年は築城410年ということで、3月からは彦根城築城410年祭が開催されます。
今年は彦根城の露出は増えそうです。
大河ドラマにはあまり乗っかっていないところがクールです。

戦略経営者 連載「名城にみる領国経営」

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昨年1年間、株式会社TKC発行の経営情報誌「戦略経営者」で
「名城に学ぶ」という連載をさせていただいてました。

経営情報誌で私なんぞが城の連載、浮いている気もしていたのですが、
好評だったとのことで、2017年も1年間連載させていただくことになりました。
こういうのはとてもうれしい!

今年の連載は「名城にみる領国経営」ということで、
城の魅力をベースに、少し経営を意識した内容で書きたいと思います。

1月号は仙台城。
政宗が築いた仙台城のことに加えて、
伊達藩の身分制度と要害制に触れ地方地行制を書いてみました。

日頃ものすごくご縁あるジャンルではないのですが、
発行部数14万部の雑誌ということで、見かけてくれたお知り合いもけっこういまして。
新たなお仕事にも派生したりして、私の世界に広がりを与えていただきありがたい限りです。

 

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年間予約購読制なので書店には置いていないそうです。
詳細と定期購読はこちら →

朝日新聞デジタル&TRAVEL「城旅へようこそ」

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2016年6月より、朝日新聞デジタル&TRAVELというサイトで
連載「城旅へようこそ」を書かせていただいてます。

城“旅”なので城や歴史をどっぷりと語るものではありませんが、
誰でも旅をしながら出合え、旅が少し豊かになる城の魅力をお伝えします。

すでに2016年は32回連載させていただきました。
バックナンバーもすべて無料で見られます。
毎週1回、月曜日更新(祝日の場合は火曜日場合あり)です。

 

buck number →

タイトルをクリックすると記事が読めます↓

北条水軍の基地、駿河湾に面した長浜城(12/26)
伝統的な城下町とご当地グルメ・ホルモンうどん 津山城(3)(12/20)
シンボル「備中櫓」と五重の天守 津山城(2)(12/12)
森忠政が築いた圧巻の石垣 津山城(1)(12/5)
伊達政宗の居城・岩出山城と最古の藩校・旧有備館(11/28)
番外編/地震から半年、熊本城の現在と未来(後)(11/25)
番外編/地震から半年、熊本城の現在と未来(前)(11/22)
片倉小十郎と真田家ゆかりの地を歩き、温麺を味わう 白石城(2)(11/21)
一国一城令後も存続した特別な城 白石城(1)(11/14)
かつては激戦の舞台にも 郡上八幡城(2)(11/7)
清流に心洗われる城下町 郡上八幡城(1)(10/31)
日本遺産の城下町を歩く 津和野城(3)(10/24)
山上に築かれた天空の城 津和野城(2)(10/17)
「山陰の小京都」の誕生秘話 津和野城(1)(10/11)
城を攻略し、絶品の稲庭うどんを食す 稲庭城(2)(10/3)
スロープカーで山城へ 稲庭城(1)(9/26)
名勝・後楽園から天守をのぞむ 岡山城(3)(9/12)
石垣が語る城の変遷 岡山城(2)(9/5)
信長の安土城を彷彿とさせる、漆黒の天守 岡山城(1)(8/29)
信玄の隠し湯につかり、軍用道を歩く 躑躅ケ崎館(2)(8/22)
限定スイーツを求め、信玄の故郷へ 躑躅ケ崎館(1)(8/15)
断崖の上の古城 岡城(8/10)
城下散策から丸岡藩砲台跡、三国湊へ 丸岡城(3)(8/8)
北陸唯一の、古式ゆかしい現存天守 丸岡城(2)(8/1)
雨の日でも美しい現存天守 丸岡城(1)(7/27)
島原の乱の舞台 島原城とコイが泳ぐまち散策(7/22)
崩れた石垣に夢幻を見る 肥前名護屋城(下)(7/19)
太閤・秀吉の夢の跡 肥前名護屋城(上)(7/13)
城下町歩き、旅の終わりは温泉と信州そばで 松本城(4)(7/11)
これが国宝の技と美!いざ、天守内部へ 松本城(3)(7/4)
全国で唯一!漆黒の五重天守 松本城(2)(6/27)
「変遷」を秘めた威風堂々たる天守群 松本城(1)(6/20)

 

読売新聞岡山版にインタビュー記事

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元旦から城特集していただけるとは、城ファンとしてはうれしい限り。
いいぞ、読売新聞さん!

元日の読売新聞岡山版です。
ちょこりとインタビューに登場させてもらいました。
岡山の城(岡山城、津山城 、岩屋城、医王山城、備中松山城)について、お話しています。
こういう場面で岩屋城や医王山城の名前が出せ、採用される時代が来たとは…感慨深いです。

撮影したのは極寒の12月。
コートを脱ぎ捨てた私が笑えているのは、
このとき皇居ランしていた神野くん(元青学・現コニカミノルタ)が目の前を駆け抜けて行ったからです。