城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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ガウディ×井上雄彦展

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ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-に行ってきました。

ガウディのデザインの根源は、
人の体のふくらみとか、触った感触とか、指先が触れられるサイズとか
人が見た自然や生き物、人が感じる風や世界の変化、
生きていく力や安心感や憧れなど、人の頭のなかにある理想みたいなものなのだなあ、と
のんびり考えてたりしました。すてき。
国境も年代も超えたなかで誰もが共感できるものが、独創であり芸術なのね。

このデザイン、頭のなかにどんな形でいるんだろう。
どんな状態で、どんなスピードではき出していくんだろう、
感覚みたいなものだとしたら、具現化される過程でどう象られていって
頭の中で変化して、完成したときまず最初にどんなことを思うんだろう。
そんなことをガウディに聞いてみたいなあとも思いつつ。。

1章の展示スペースの床に張られたグリーンの六角形タイルに
展示よりも先に魅入ってしまったのだけれど…
タイルのことを書いたメモをなくしてしまい、超ショックです。
(↑メモだけ取って、頭に入っていないパターン)
ガウディがデザインしたものを復元すべく、スペインで製作した特注品だそう。

 

ガチガチに建築でもなく、ガウディ自身に迫りすぎるものでもなく、
あらゆる人がライトに楽しめるように工夫された展示だなと思いました。
こういうコンセプトづくりと手法は大切ですね。見習おう。

バルセロナでタクシーに乗ったとき、
陽気なタクシードライバーが「ガウディ」のエスパニョールな発音を教えてくれ、
10回くらい叫ばせられたのを思い出しました。
もう15年前。また行きたいなー。次は3倍くらいの時間をガウディに捧げたい。

 

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これ買いました。

トーク&サイン会のお知らせ

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9月15日(祝)15:00〜、平安堂長野店さんで
新刊「お城へ行こう!」(岩波ジュニア新書)のトーク&サイン会をさせていただきます。
コーディネーターは、城フェスも一緒にやっているかみゆ歴史編集部の滝沢さん。

「お城へ行こう!」のお話のほか、長野のお城も少し語ろうかと思っています。

お近くの方、ぜひぜひ遊びに来てくださいませ!

50名様のお申し込み制です。
お問い合わせ・お申し込みは平安堂カフェぺえじさん(TEL 026-228-8462)まで。

城フェスvol.4レポート② トークイベント&アフターパーティー

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城フェスvol.4、無事終了しました。

 

城フェスvol.4「土の城vs.天守」
『土の城指南』(学研パブリッシング)『お城へ行こう!』(岩波ジュニア新書) 刊行記念」(本屋B&B)

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前売りでほぼ完売。50名超、満員御礼でした!
本当にありがとうございました。
お客様が入りすぎて、、、最前列が迫りすぎ(笑)!すごい圧迫感でした。

限界まで椅子を入れていただいたおかげで、
みなさんがくっつきすぎていて、こちらから見るとちょっとおもしろい光景でした(狭くてごめんなさい)。
そして、みなさん狭そうなのに楽しそうでうれしかったです。

天守と土の城、2テーマはちょっと欲張りだったかもしれませんね。
いつものことながら、こういったトークイベントは
「2時間もあるし、あんなことやこんなことを自由に膨らせて話しましょう〜」と打ち合せるのですが、
結局はこなすだけで精一杯に近い感じで、あっという間に終わるのですよね。
本当は、西股先生の発言やスライドにいちいち質問したり絡んだりしたかったのですが…
西股先生も、いろいろもっとお話したかったそうです。

私はなにより、先生も楽しそうにお話されていたのでうれしかったですし、
みなさんが終始前のめりで楽しそうに聴いてくださっていたのがわかったので、
とても幸せな時間でした。お話の続きはまた、ぜひ次回に!

 

城フェスvol.4アフターパーティー(旅CAFE GIFT)

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そして、お店を貸し切っての城フェスアフターパーティー!
トークイベントはどうしても一方的になってしまいますから(それも楽しいですが)、
ともに語る場もつくりたい、というのが城フェスの考えです。

先生も、マニアも、ビギナーも。
お酒を片手に酔っぱらいながら「城って楽しいね〜」と言える場になればいいなと思っています。

いつものことながら、なかなかみなさん全員とお話できずスミマセン。
みなさんが勝手に仲良くなってくださり
一緒に城へ行く仲間になったりしてくださって、とてもうれしいです。
が、気付けば私は置いてけぼりな感じがしてちょっとさみしかったりもします(笑)
城へ行くときは、私も誘ってくださいね。

では、城フェスvol.5でお会いしましょう!
ありがとうございました。

城フェスvol.4レポート① 西股総生先生と行く!深大寺城ツアー

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城フェスvol.4、無事終了しました。

今回も豪華3本立て!!
西股総生先生と行く!深大寺城ツアー(深大寺城)
城フェスvol.4「土の城vs.天守」
『土の城指南』(学研パブリッシング)『お城へ行こう!』(岩波ジュニア新書) 刊行記念」(本屋B&B)
城フェスvol.4アフターパーティー(旅CAFE GIFT)

リピーターの方もたくさん!これはこの上ない喜びです。
丸1日を城フェスに捧げてくださった方もたくさんいましたし、
アフターパーティーだけわざわざ来てくださった方も。
うれしいです。ありがとうございます。
城フェスは風通しのよい場を目指していますので、
まだ参加する機会を逃している方も、いつでもふらりと、おひとりでもいらしてくださいね。

深大寺城ツアーは、前回同様応募者多数につき抽選とさせていただきました。
ご参加いただけなかったみなさま、申し訳ありませんでした。
また企画していきますので、ぜひお越しくださいませ。

 

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西股総生先生と行く!深大寺城ツアー(深大寺城)

やっぱり城は、実際に行くのが楽しい!ということで、
城ビギナーの方がお城へ行く機会もつくっていきたいというのが城フェスのコンセプトです。
「知ってはいるが行ったことはない」「行ったことはあるがよくわからなかった」という
事前アンケートのご回答も多かった深大寺城ツアー、かなり内容の濃いツアーだったと感動しています。

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城のパーツを理解したり縄張を読み解く、といった
土の城の見方・歩き方にとどまらず、
土の城の戦い方や種類、関東の土の城の特徴や傾向など、
さらにはなぜこの場所に築かれたのか、
築城時にどのような歴史的背景・軍事的戦略があったのか、
この城の目的と役割、そして辿った運命までも知れ、
とてもとても深く余韻を残すものでした。

さすが西股先生、解説がわかりやすいのはもちろん、
多角的に切り込んでくださっていました。
そして、論文を読み上げるようなものとは一線を介す、
ドラマチックな語りべによって、
みなさんが終始ぐっと引き込まれているのがわかりました。

最後の質問タイムになかなか鋭い質問が殺到!
これには西股さんともツアー終了直後の第一声で「びっくりしたねえ!」と話し合ったのですが、
これはみなさんの城に対する関心の高さや熱意あってのことですが、
西股さんのお話がわかりやすく、各々の想像が膨らんだからだとも思います。
やはり、理解が曖昧だと質問も浮かんでこないはずですから。

しかし、深大寺城とはこの上ない好立地に築かれて、
戦略上も重要な役割を担い、
まさに綱渡り、賭けのような状況下で命懸けで築かれた城なのですねえ。
明日はどちらに転ぶかわからない、
鬼気迫る戦国の世の緊迫感が感じられてゾクゾクしました。
こういったお話は、やはり専門家の先生でなければ聞けませんから、
贅沢な時間になりましたね。

 

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それにしても、西股先生お手製の勢力図説明パネルにはびっくり!
これは本当にわかりやすく、頭にすんなり入りましたね。
西股先生が取り出したときは
笑いが起こりみなさん一斉に写真を撮ってらっしゃいましたが、
いざ説明が始まったら真剣な表情に一変し、メモを走らせていたのが印象的でした。

はじめに配られたレジュメの最後が、いかにも続きがありそうなドラマチック文脈だったこと、
ずっと西股先生が手にしているものが気になっていたのですが、
これはなにかあると思い、一応途中で口を挟んだり質問を控えた私です(笑)
しかし、こんな素晴らしいものが出てくるとは…!

 

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運営側のくせに、気付けばベストポジションで西股先生の話を聴いている私。
すいません、、、反省!

 

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トップの集合写真、ポーズは参加者だけのヒミツですね(笑)
こちらノーマルバージョン。やっぱり○○○○ポーズのほうが楽しそう。

城や歴史の知識、城の経験値は個人差がありますが、
そんなことはどうでもよく、
知ることのよろこび、実際に城を歩き感じることの楽しみを
分かち合うような場にしていきたい、と城フェスは考えています。
みなさん、また一緒に城へ行きましょうね。
まだご一緒したことのない方は、いずれぜひ。

インターネットTV「歴☆女子会の勝手に○○おかわりっ!!」

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インターネットTV「歴☆女子会の勝手に○○おかわりっ!!」のゲストに呼んでいただきました。
生放送を見て下さった方、ありがとうございましたー。

美人MCのみゆさん(磯部深雪さん)は、
ものすごーくお話ししてみたかった方のひとり。お会いできてうれしかった!
美人な上に才能も器量もある方で、かつサバサバしていて。私、こういう方大好きです(笑)
そして、ずっと聞いていたいほど声がキレイ〜(さすがMC)。
いろいろ聞いてみたかったので、短時間ながらそんなお話もできて刺激も受けました。

左の男性は、樋口隆晴さん!
樋口さんの書いた歴史群像シリーズを読んで育ちましたよ、私は。
ずっとお会いしたかったので、わざわざスタジオに来てくださりうれしかったです。

持っているのは先代の鶴ヶ城天守の瓦。
先日CS?BS?の収録のときにリクエストがあり持っていったのですが、
なんとオンエアされなかったとのことで。
かわいそうなので、再登場。意外と盛り上がりました。
日の目を見てよかったね。

それにしても、みゆさん主宰の歴☆女子会さんの活動はすごいわね。
…いろんな意味で、私にはできん(笑)
サイトはこちら→

 

みゆさんのステキな浴衣姿に合わせて、レキシ袴Tシャツでキメていきました。
オンエア前は盛り上がったのですが(パンさんが気づきました…さすが!)、
本番ではほかの話で盛り上がりまくってしまい、触れられず。

 

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これね。サイトより引用。

【WORK】連載『萩原さちこの「名城に学ぶ」』第18回

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Bizコンパス連載「萩原さちこの「名城に学ぶ」」、
第18回は「松江城/美しさの裏に闘志を秘めた現存天守」でございます→

人気の城ですね。

北海道新聞でインタビュー

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8/12の北海道新聞にインタビュー記事を掲載していただきました。

現在「五稜郭築造150年祭」を開催中だそうで、五稜郭について。
五稜郭へ最後に行ったのは、もう7〜8年前。。
2010年に函館奉行所が復元され、見たいなあと思いつつも行けていません。

北海道から、北海道新聞の記者さんが取材に来て下さいました。
折しも猛暑の東京…とろけてしまいそうで気の毒でした(笑)

新刊「お城へ行こう!」(岩波ジュニア新書)が発売になりました!

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5冊目の著書「お城へ行こう!」(岩波ジュニア新書)が、
2014年8月20日に発売になりました!
21日頃から全国の書店さんに並びます。

たくさんの人に気軽にお城を楽しんでもらいたい、という思いが詰まった1冊です。
「お城に興味があるけれど、どんなところに注目したらいいの?」という方から、
「歴史に詳しくないからお城はわからない」と思い込んでいる方まで。

第1章「お城のココがおもしろい!」では、城めぐりの楽しみ方や魅力を語り、
第2章「お城を楽しむための基礎・キホン」では、
知っていると城めぐりが10倍楽しくなる予備知識をわかりやすく解説。
第3城「お城へ行こう!」では、全国の代表的な18城を取り上げて見どころや特徴を紹介しています。
そのほか、3本のコラムと巻頭カラー「お城八景」付きです。

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お城へ行こう!
岩波書店
¥972(税込み)
2014年8月20日発売
Amazonでポチッと →
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子供に説明するのが難しいように、中・高生でもわかる文章を書くのは難しい。
たとえば「距離感」という表現はNGでした。
抽象的な上に、“距離感を自分で計る”という経験が圧倒的に少ない世代には不適切、とのことで。
距離について触れるのであれば、距離の意義にはじまり適切な距離を明示するのがジュニア新書の書き方でした。
感覚で伝わる便利な言葉や、それらしくできる小手先の文章術に頼らずに1冊書き上げるのは
これまでにない経験でしたが、物書きとしてはとても勉強になりました。

…というわけで、岩波ジュニア新書はジュニア世代でも理解できるシリーズであることから、
けっこう大人の読者層も多いそうです。
読書に慣れない大人の方やビギナーさんの入門書としても手に取っていただけるとうれしいです。

隙あらば宣伝してくださいませ!
そして読んでくださった方は、私の成長のためにぜひ忌憚ない意見をお聞かせください。

今年はもう1冊年内に出版します。次は実用書、その次はまた新書です。
ひとつ形になって、切り替えスイッチが入りました。
次はまたひと味違う、そしてもっといいものを書きます。

 

レキシ武道館LIVE!

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レキシの日本武道館での単独LIVE!

 

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楽しすぎて、ステキすぎて、スゴすぎて、感動しすぎて、もう何も書けません。
池ちゃんがカッコよすぎて辛い(笑)

TBSラジオ「荻上チキSession22」に出演させていただいた際は
「きらきら武士」で登場し、「狩りから稲作へ」をトークの途中で流してもらった私です。
次は「ドゥーザキャッスル」と決めています。

いつか、城フェスで歌っていただくのが夢!

ああ、本当に夢のような3時間半でした…

続・やさい

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続・八ヶ岳の新鮮野菜&フルーツ。

コーンと枝豆のかき揚げ、ズッキーニの天ぷら、トマトときゅうりのマリネサラダ。

 

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デザートに巨峰&白桃&メロン。

ズッキーニの天ぷらがなまらうまい。