城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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【WORK】NHK大河ドラマ・ストーリー「軍師官兵衛 後編」

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毎週楽しく観ています、軍師官兵衛。
『八重の桜』に引き続き、ちょこりと書かせていただきました。
昨年同様、「舞台地を訪ねて」という企画です。
「官兵衛の戦いと政治の舞台」ということで、
後半の舞台となる中津、小田原、そして福岡の
歴史解説と舞台地めぐりガイドを書いています。

NHKの公式ガイドブックなので、
大河ドラマを観ている人にはたまらん内容になっています。
…楽しい(笑)

 

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NHK大河ドラマ・ストーリー
軍師官兵衛 後編
NHK出版
2014年5月30日(月)発売
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【WORK】歴史読本連載 第7回「現代に生きる超・巨大城郭 江戸城」

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月刊『歴史読本』の連載
「城メグリスト 萩原さちこのこだわり城郭探訪」、
第7回は「現代に生きる超・巨大城郭 江戸城」です。

このところ江戸城のお話をする機会がやけに多く、
江戸城や江戸についての原稿も多かったです。
東京出身者としては、もっと江戸城と江戸を極めねばと痛感する今日このごろでありんす。

 

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『歴史読本』2014年7月号
KADOKAWA
2014年5月23日発売

 

献杯

震災後のボランティアでご一緒した方が急逝しました。

私は基本的に自分で見聞きしたことしか信じない。
だから、自分の目で確かめるまでは信じるまい。…と思っていたけれど、
ボラ仲間が喪服を着ていて、現実にお通夜が営まれていて、
ああ本当なのだなと思いました。

とても元気な人。健康かどうかではなく、
なんというか生命力にあふれた活気のある人だったので、どうも信じられない。

そういう大がかりなドッキリもしかけそうな、
いたずら好きな少年のようなイメージ。
だから、その姿を前にしてもまだ、
むっくり起き上がって驚かせてくれそうな気もしたし
お通夜後にみんなで集まっている席でも、
そろそろ登場しそうだな、とふと思ってしまった。
でも、起きなかったし来なかった。

私は継続的には東北へ足を運べなかったけれど、
その人は何年も足繁く通い、もう地元の人なのかというくらいでした。
だからそんなにたくさんご一緒できたわけではないのだけれど、
密度とか回数とか関係なく、
私にとっては印象に残る人だったし、人間味のある魅力的な人だったな。
うしゃしゃしゃと常に笑っていたけれど、
ボラ先で同じ部屋に雑魚寝したことがあって、
翌朝、その町がとりあえずの対策で積んだ瓦礫の山を見ながら
「なんとかしなきゃね」といつもと違う顔でつぶやいていたのが印象的でした。

人は、ある日突然いなくなるんだな。

ありきたりだけど。
当たり前のように生かされていることに感謝して、毎日を大切に生きよう。
そして、会いたい人に今すぐ会いに行きましょう。

ご冥福をお祈りいたします。

【WORK】男の隠れ家2014年7月号「五大老の居城」

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特集は「三英傑の城と城下町」。
私は「五大老の居城」というところを書きました。6ページ。
小早川隆景の城、もっと調べてみたいなと思いました。
彼ほどの人がどんな城を築いてどう活用していたのか気になります。

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男の隠れ家 2014年7月号
三栄書房
2014年5月26日(月)発売
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【WORK】連載『萩原さちこの「名城に学ぶ」』第11回

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Bizコンパス連載「萩原さちこの「名城に学ぶ」」、
第11回は
「松山城/迷うのが楽しい、巨大迷路のような城」でございます →

城下からの風景も情緒があり、天守からの眺望も見事。
道後温泉もすぐ近く、食事もおいしい。
旅行メインのビギナーさんにおすすめしている城です。

城としての見どころも多く貴重な遺構もあるため、
ちゃんと見たい人も大満足間違いなし。
よい城です。

よか城サミット!

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第33回全国城下町シンポジウム熊本大会の
メインフォーラム「よか城サミット!ここだけバイ!逆説の名城日本一決定戦」、ぶじ終了しました。

 

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作家の井沢元彦先生とご一緒できて、物書きの端くれとしては感動。
終演後は加藤先生と熊本城デートして、これまた幸せなひとときでした。何度見てもよか石垣ばい!!
そして、昨日訪れた南関城がとてもよかったぞ、と。

 

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いろいろ勉強&刺激になりました。
明日からまたがんばろうっと。

【WORK】歴史読本連載 第6回「鳥取城攻めの秀吉本陣 太閤ヶ平」

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月刊『歴史読本』の連載
「城メグリスト 萩原さちこのこだわり城郭探訪」、
第6回は「鳥取城攻めの秀吉本陣 太閤ヶ平」です。

信長にはじまる陣城の活用、
秀吉の鳥取城攻めの経緯と三重の包囲網、一時的な陣城とは思えない太閤ヶ平の構造と遺構、
太閤ヶ平の存在意義の考察まで。

3月の信長の城シンポジウムでも少しお話した太閤ヶ平、
1日がかりで西尾先生にどっぷりご案内いただいたという思い出も含めて、
最近もっとも感動した城です。書けてよかった!

大河ドラマの放映に合わせてつもりでしたが、
予想以上に播磨時代のドラマ進行が遅く、
まだまだ鳥取城攻めに至っていない、
というサイドストーリーがあります(やっと幽閉された…)。
ま、播磨時代をじっくり描いてくれているのがおもしろいのですけどね。
この感じだと、鳥取城攻めは大河ドラマはあまり描かれないような気がします。

歴史読本6月号の特集は、明智光秀。
先日編集部に打ち合せに行ったとき
「次は明智光秀あたり人気がでそうですよね〜」などと発言したら
「次号は光秀特集なんですよ」と言われて驚きました。

石田三成ファンが増殖したように、
明智光秀の有能ぶりにスポットが当てられる日は近いのかもしれません。

 

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『歴史読本』2014年6月号
KADOKAWA
2014年4月25日発売

早稲田大学エクステンションセンター 講座開講

早稲田大学エクステンションセンター2014年度春学期講座
現存遺構を楽しむ!「城めぐり」入門
が開講しました。

第1回のテーマは
「天守」を楽しむ〜現存12天守の種類と発展〜 でした。

ありがたいことに、満員御礼です。
キャンセル待ちの方もたくさんいらしたと聞き、お城への関心の高さを感じました。
受講いただけなかった方、またの機会にぜひお会いしましょう。

新聞の連載

しんぶん赤旗で連載させていただいている「お城へGO!」、
本日5/9掲載ではや第6回が終了しました(全9回)。
期間限定で記事が一部ネット公開されているようなのでリンクを→
第5回(5/2掲載)は備中松山城です。

先日、尊敬する小和田哲男先生から「連載読んでますよ」とコメントを頂きました。
もう9回分書き終えたんですが、全面的に書き直そうか考え中(笑)
こういうことをしていて、なかなか仕事が進みません。。。

新聞でちょこっと連載というのは、もっと開拓すべきところだな、と。
意外と新聞連載は読まれていて、いろんな意味で反響が大きい。
当たり前だけど、著書を手に取ったりリンクをクリックするという
読者の自発的なワンクッションがいらないから、
興味のなかった人に読んでもらえる可能性が高まる。
つまり、読者との距離がかなり近くなる。しっかり読みたい人との距離も取りやすい。
そういう意味では、自分のめざすところを書くには望ましい媒体だなあと思います。

もう少し新聞記事的な文章スキルも上げてみたいし、そもそも苦手じゃない。
少なくとも、ネット記事よりははるかに私に合っているなあと思ったりもします。
骨太な仕事もしていきたいですからね。

…というわけで、別の新聞の連載を目指してみたいと思います。
どなたか、つながりやオススメがありましたらご紹介くださいませ。

2014春の益子陶器市

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益子陶器市に行ってきました。

春夏の恒例行事にしたいところですが、気づけば2年ぶり。
お気に入りの作家さんの作品を見て、掘り出し物を探して。たのしい!

歩き疲れて青空の下でビールを飲むのがサイコーなんですが、
前日の過剰すぎる飲酒により、私としたことがノンアルだったのが心残りです。
ワイン、2本は飲んでないけど1.5本は飲んだな…そりゃ残るな。

 

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写真は、寺門広気さんという作家さんの小皿。
手前のイラストは大坂城とのことだったので、購入してしまいました。
絵付けや釉薬のかけ方などなど、いろいろお話ししてくださるのでいつも楽しいです。

私はお城好きであることをあまり自分の口からは言わないのですが、
「以前も、お城が描かれたこのサイズのお皿買ったんですよ」というお話から、そんな話題に。
「城好きから見ると、この大坂城はどうですか?」という質問に
「五重だとよいと思います。大坂城の天守は五重なので」とお答えしたところ
…ちょっとショックを受けておられました(笑)
調子に乗って、「地面に直接建てられているので、石垣の上に乗っていたらよりリアルかと思います」とも。

「そうですか!今度いらっしゃるときはもっといい城を描いておきます」ですって。
次回が楽しみ(笑)

 

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・白い器を買わない
・大きめの丼を買う
・大きめの中鉢を買う
・片口を買う
という希望も叶い、いいお買いものができました。
煮沸も完了。盛るものの精度も上げるよう心がけつつ、大切に使います。