城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

●詳しいプロフィールはこちら

城メグリストのサイト

城メグリスト

●お仕事実績はこちら

アーカイブ


出雲の城めぐり

IMGP4226

翌日は、出雲の城をてくてく。

 

IMGP3959 IMGP3892 IMGP3935IMGP3912 IMGP3950 IMGP3971

月山富田城。ひさびさ。

 

IMGP3986 IMGP4003 IMGP4032 IMGP4018 IMGP4020 IMGP4006

茶臼山城。甘く見てたら意外と急勾配。2回コケた。

 

IMGP4039 IMGP4060 IMGP4070 IMGP4072 IMGP4099 IMGP4106

白鹿山城塞群。ほぅぅ〜。

 

IMGP4139 IMGP4160 IMGP4172 IMGP4177 IMGP4204 IMGP4221 IMGP4257 IMGP4260 IMGP4271

松江城。なんか混んでた。城ブーム到来なのか?

 

京羅木山城跡・勝山城跡の縄張りをさぐる

IMGP3744

京都から移動して、2日間島根へ。

11月4日(祝)は、
島根県立八雲立つ風土記の丘
京羅木山城跡・勝山城跡の縄張りをさぐる
に参加してきました。

京羅木山城と勝山城は、毛利元就が月山富田城攻めをする際に築いた陣城。
『出雲の山城』編著者の高屋さんのご案内で、豪雨の中の強行軍でした。
金比羅神社から京羅木山山頂へ。そこから京羅木山城A群→B群→勝山城、というルート。

 

-1

泥んこわんぱく城めぐりー。
「こんな日に山城に行くのはやめましょう」というような天候。
通常ならイベント中止だと思うのですが、動じない出雲魂に尼子の気概を感じました(笑)。

 

IMGP3686 IMGP3888-2

尼子攻めの際に大内義隆や毛利元就が陣を置いた京羅木山城から見下した、尼子氏の本城・月山富田城。
もう1枚の晴れている方の写真(※翌日撮影)はその逆で、
月山富田城から見た京羅木山城(右手前が元就の本陣・勝山城)。

こうして至近距離で対峙しつつ、周囲の山々の小さな城も巻き込んで城塞化し、
連携しながら標的の城を落としていく。
城をパーツで見ていくのも楽しいけれど、点と点が線で繋がるともっとおもしろい。
そこにはもちろん歴史も絡んでくるけれど、
年表に1行でまとめられる前のサイドストーリーみたいなものがたくさんあって、
その一面を見つけるのも城の楽しみのひとつなのだと思うのです。

 

IMGP3734 IMGP3755 IMGP3767

ウワサの勝山城の遺構に大コーフン!
畝状竪堀40本は圧巻。
1本が大規模で、ダイナミックなものでした。残り良好。
薮っているので、例の如く写真にはうまく写りません・・・。

3本の大堀切もしっかり残っていて、これまた圧巻でした。

 

IMGP3812

左の↓が勝山城、右の↓が月山富田城。

 

陣城を使った包囲戦、その秀逸なまでの連動性やしくみはもちろん、
その発展史みたいなところに、今ものすごく興味があります。
はじまりは元亀争乱にあるんだろうなあ、といろいろ推察してみたり。。

高屋さん、いろいろありがとうございました。
資料もいただき感謝です。満喫!

 

 

湖北センゴクセミナー2013 伏見城見学

IMGP3611

11月3日(日)に行われた、
湖北センゴクセミナー 第5講 現地 伏見城「伏見城桃山稜との関係は」
に行ってきました。
先日の座学 → に続き、講師は滋賀県立大学中井均先生です。

IMGP3604 IMGP3626 IMGP3640 IMGP3642 IMGP3649 IMGP3654

並べられてもなんだかわからん写真ですが。

上段左から/
桃山天満宮に展示された、伏見城石垣の石材(矢穴の幅が約16cmとかなり大きい!)
伏見城本丸(桃山陵墓の後方の山。天守台は本丸後方で、座学で解説のあった左寄りがポイント)
徳前丸と二の丸の間の空堀(堀底が駐車場に。竹薮が二の丸で土塁が残る)
下段左から/
徳前丸と出丸を繋ぐ土塁(上手に撮れなかったけれど、これスゴイ!もっと見えるようにすべきー)
大蔵丸の土塁(競技場に改造されても、土塁と曲輪のラインがしっかり残っている)
外堀(地形を改造するほどざっくり掘りおこした空堀であることを確認)

トップの写真は、御香宮神社に転用された旗立物用の石材。

座学で聞いたことを自分の目で確認できて、有意義な見学会でした。
それにしても驚いたのは、伏見城のすさまじい土木量!
信長の城の延長が秀吉の城…と単純に考えるには無理があることがいくつかあって、
この相違点も1つなのだなと思いました。
信長はしなかったのかできなかったのか…というお話を中井先生とランチ時にしたり。

増田長盛屋敷跡は四段の曲輪があって、石垣も残存。
掘ればいくらでも出てくるだろう、と中井先生。
伏見城の調査報告は来年5月を目標にされているとのこと。そちらも拝見してみたいです。

 

岩屋城踏査会3〜岩屋城付城群〜

Exif_JPEG_PICTURE

そして付城ぐーーん!

 

Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE IMGP3446 IMGP3450 IMGP3460 IMGP3492  IMGP3532 IMGP3507 IMGP3574 IMGP3555 IMGP3548 Exif_JPEG_PICTURE 

付城は、1584年(天正12)に宇喜多直家が岩屋城を攻撃した時に構築した陣城。
いやいやいやー!噂の通りすごかった!!
以前中井先生からお話を伺い、城フェス vol.1でもスライド付で少しお話いただいていて、
ここは訪れてみたいと思っていた場所。
サイガさんの解説のおかげでより堪能できました。感謝。

とくに楽万の上砦、尾根上東西に延々と伸びる土塁は圧巻!
東側の斜面は、竪土塁のように伸びていく。
東西2つの砦があり、どちらも昨日つくったかのように明確で虎口もくっきり。
とりわけ西の砦は大規模な空堀が周囲にめぐって、横矢が掛けられる凸部もあったりと完成度高し。

荒神の上砦も行ってみたいものです。

 

hanbe楽万の上砦2

グラビア撮影風。

 

岩屋城踏査会2〜岩屋城〜

Exif_JPEG_PICTURE

2日目は岩屋城、そして岩屋城付城群(妙福寺ノ上砦&楽万の上砦)!

 

Exif_JPEG_PICTURE IMGP3236 IMGP3266IMGP3279 IMGP3283 IMGP3290IMGP3321 IMGP3317 IMGP3327 IMGP3340 IMGP3383 IMGP3422 Exif_JPEG_PICTURE Exif_JPEG_PICTURE main

岩屋城の見どころは、二の丸大堀切と“てくのぼり”と呼ばれる畝状竪堀群。
この畝状竪堀群、とても不思議。
東側の山腹の長方形の区画に、まるで畑のように12本掘られている。
幅約5m、深さ約2m、長さ100mとのこと。

 

hanbe4

でもって、いただいたこの写真。ワタシ、何がしたかったんだろう(笑)?

 

岩屋城踏査会1〜津山城ほか〜

IMGP3127

10月26&27日、1泊2日で城友さんと岩屋城&岩屋城付城群へ行ってきました。
ご案内は、城郭研究をされている古戦場マスターのサイガさん。
いつかご一緒してみたかったのでうれしかったです。
ご一緒してくださったみなさま、お世話になりました。

 

IMGP2991 IMGP3015 IMG_6219

2日間の踏査会の予定でしたが、天候不良により1日目は津山城&周辺へ。
左から/津山機関区扇形機関車車庫、津山城石切場跡(石山寺)

 

IMGP3073 IMGP3085 IMGP3092 IMGP3104 IMGP3113 IMGP3118 IMGP3139 IMGP3144 IMGP3154

津山城

 

IMGP3192 IMGP3199
左/中山神社(津山城二の丸の四脚門が移築され神門に)
右/本願禅寺(築城主・森忠政及び森家の墓所らしいが見られず)

石切場、こんなド派手に残っているとはちょっと感激。
津山城は好きな城です。久々の訪城でしたがやっぱりよかった。
基本的に建造物の再建には反対派ですが、ここの備中櫓は例外。
こういう、ちょっと特別な使われ方をしていたおもしろい存在の櫓は目に見えてこそ、かと。
今回は行きませんでしたが、聚楽園もすてきです。

 

IMGP3169 IMGP3168 IMGP3173  

津山といえばホルモンうどーん!
そずりうどん、にもトライ。牛のあばら肉を削ぎ取ったもの、だったかな。
そずり鍋というのが名物らしいですね。
味付けはホルモンうどんと同じタレとのことで…
ホルモンの脂がまろやかさを生み出す分、ホルモンうどんのほうがマッチしてました。

オカザえもんおにぎり

Exif_JPEG_PICTURE

オカザえもんおにぎり♡
ふだんは玄米食なのに、このために白米を買ってしまった(笑)

おにぎりがおいしく見えるといえば、映画『かもめ食堂』。
同じお皿、ARABIA 24h Avec ブルーにしてみました。

…子供にはウケないんでしょうね。泣かします、きっと。
ママな友達に「間違いなく“怖い”っていうと思う」と言われました。
応用してウォーズマンもできそうですが、それもたぶんダメかと思われます。

食べてみたところ、海苔の割合がちょっと物足りなかったです。
前髪だけでなく、後頭部までぐるっと巻いたほうがよさそう。
…改善の余地あり。おいしさも追究(笑)!

口元部分の海苔のカットが大変ですが、
こういうチマチマした作業、けっこう得意で好きだったりします。
1人で適度に没頭できる時間が、なにげにリフレッシュになります。
口元で表情を変えられない分、目の形とパーツの配置で表情が変わっておもしろい。

 

oka-2

かわゆす。

オカザえもん

DSC_1688

きゃー!!
オカザえもんLOVE♡な私に、うれしすぎるおみやげ。

オカザえもんは、岡崎市のアート広報大臣。
180cm、60kgとスタイル抜群、妻に逃げられたバツイチ子持ちの41歳です。

ちなみに、胸の「崎」の文字は胸毛です。
「入れ墨ではなく胸毛です」と作者の人が言っていた。わいるど〜

 

本当に好きなのはイラストではなく実物です。たまらん。
この動画、かわいい。こんなやさしい一面も♡

当たり前田

1441460_529433063811096_45104520_n

クラッカーじゃない(笑)!

カメラマンさん(京都在住)が実食済みとのことで、後日写真を見せてもらいました。
意外と男らしいワイルドカレーでした。カツ、どーん。

鳥取県は米子にて。

 

鹿児島みやげ

-2 

根が張りそうなほど売れ残っていたらしい、くまモンのハンドタオル。
「くまモン!」の刺繍が恐ろしくダサい件。
とにかく認知度アップを第一に考えた、グッズ誕生初期のレアな作品と思われます。
 

555959_531979936889742_1946059367_n

裏返してみたら、わちゃわちゃしてた(笑)!お母さんの夜なべ並みクオリティ!!

 

2 IMGP2984 IMGP2986

そして、西郷せんべい。
西郷どんの顔に対してツン(愛犬)のプリントが雑すぎる件。
「これ、買う人いないよ」と鹿児島の人にいわれました。
THE鹿児島、という感じで、私はこのセンス好きですけれども。