城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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阪急交通社×萩原さちこ「新発見!!城メグリストと行くお城入門」

※第2回八王子城の日程が間違っています。
正しくは9月30日(日)、10月5日(金)、10月28日(日)の3日間の開催です。

おかげさまで第1回江戸城はたくさんお申し込みをいただいており、定員を大幅に増員いたしました。
しかし、それでもありがたいことに、全日程満員御礼が近づいております。
後半はちょっと空きがあるようですので、ご検討中の方はお早めに。
お待ちしておりますー。

お申し込みは阪急交通社さんへ。
第1回江戸城はお電話のみ、第2回八王子城はサイトからもお申し込みできます →

大人計画「ふくすけ」

ふくすけ
作・演出:松尾スズキ Bunkamuraシアターコクーン
を観てきました。

伝説の名作が、1998年以来14年ぶりの再演。
いやいや、今回も松尾さんワールド全開のシュールな舞台でした。
人間の本性むき出しすぎ!マイノリティーすぎ!
薬害、奇形児、新興宗教、自称ルポライター、監禁、告訴魔、ホテトルなどなど、とにかくネガティブでドロドロ。
それがごちゃまぜに絡み合って重たいんだけど、ラストはちょっと切ないくてふっと軽くなる。

今回のキャスティング、演出とも好きでした。
とくに後半は、怒濤という表現がふさわしい荒波のような勢いだったけれど
テンポがよく、ヌケの演出のおかげで気持ちが沈みっぱなしでいられずにすんだというか。
紙ちゃん、カヲルさん、小松さん、オクイシュージさん、小路勇介さん、美和公さん。
それぞれ私の好きなキャラが出ていて満足。
多部未華子ちゃん、上手なんですね。舞台女優さん並みに声が通っていたように思うし、とにかくかわいかった。
今回は前から3列目という良席だったので、もうかわいさに釘付けでした。

愛する阿部サダさん、またしても惚れ直しました。
テレビや映画での演技力と存在感が認知されつつあるサダヲさんですが、
やっぱサダさまは舞台がサイコー!!
舞台での華とキレのよさ。そうそういないと思う、ホントに。

【WORK】阪急交通社さんの江戸城ツアー、大好評につき大幅増便!

5、6、7月と開催させていただいた
阪急交通社さんとのコラボツアー「城メグリストと行く!!新発見お城入門 第1回江戸城」。
キャンセル待ちもあったようで、、
大好評につきリニューアルして再登場することになりました。

9〜10月でどどーんと10日間!
内容もご案内時間もパワーアップしますよ。
しゃべくり3.5h、お城トーークします。

第2回八王子城ツアーも募集スタートしています。
※こちら、チラシ記載の日程が間違っています。ただいま調整中。しばしお待ちください。

 

東京国立近代美術館 「14の夕べ」

国立近代美術館のアート・イベント【14の夕べ】に行ってきました。
美術・ダンス・音楽・演劇・朗読などさまざまなジャンルのアーティストが
14日間にわたり日替わりで行うイベント。
2日目は、谷川俊太郎さん、福永信さんと、古川日出男さんの3人でした。

谷川俊太郎さんは本当にステキ。
日本語が持つステキな音の世界を教えてもらいました。

谷川俊太郎さんほど言葉を操る人だからこそ、
文字・活字の表現にこだわっていると勝手に思っていたけれど、
文字と音は同等と思っているそうです。
(かつては、詩の朗読なんぞ音声の記録という認識だったけれど、
あるとき日本語の音が持つ奥深さとおもしろさに気づいたとか)
「言葉はまず意味を考えるが、意味の他に音やイメージもある。
意味だけだと意味しか考えないが、
言葉の音やイメージは理性を超えて体の中に入ってくる」のだそうだ。

うまく表現できないのだけれど、
日本語の音やリズムって、こんなに豊かで楽しいんだなあ、とびっくり。
思わず目を閉じて聞いてしまいました。わくわくしながら。

字面の表現ばかりせこせこと考えがちな私はハッとさせられました。
たとえば紙媒体なら誌面、webならディスプレイ上で表現するものなのだけど、
表現の限界は決めてはいけないんだなあ、と。
だって、読む人は日本語を読み、心や頭の中だとしても言葉を発するのだから。

ライターと作家は書き方も言葉の扱い方も違うけれど
最近はライターっぽくなくなってきているのと、話すお仕事も増えてきたので、
もっと広義で、日本語を生業とする者としては大切にしたいなあ、と改めて。

ここまでスケールの大きな表現はできないけれど、
なにかこう、ステキな日本語を扱う人になりたいなと思ったのでした。
 

新宿スマイル

告知もせぬまま終わってしまいましたが、
8月17&18日新宿駅東口で行われたチャリティーイベント<新宿スマイル>に
東北支援ネットワークはぐみのスタッフとしてちょこりと参加させてもらいました。

宮城県石巻市雄勝町の漁師さんの会社、オーガッツさん→ から直送された
朝採れの帆立と牡蠣を炭火焼きで販売。
「さっき食べたらおいしかったからもう1個ください」と
リピートしてくださる方の多さが、雄勝の魚貝のおいしさを証明していました。
ホント、ミルキーで濃厚でおいしいんです。
その他、福島県鹿島区松月堂さんのお菓子、
スタイリスト陣プレゼンツのフリマ(←私も購入)も。

雄勝には、ボランティアメンバーが震災以来ずーーーっと通い続けています。
気持ちも記憶も薄れる中で、身をもって示してくれる人がいることで、
「ああ、私も何かしよう」という気持ちになれます。ちっちゃいことだけど。
こうしてきっかけをつくってもらえることにも心から感謝です。
現実的に、当面は東北に行くという支援はできませんが、
せめてこういうときに動けるフットワークだけは持ち続けたいと思っています。

こんなことをいうのもあれですが、
久しぶりにボラ仲間と会えてうれしかった。
無償でこれだけの人が集まって、それぞれが持てるすべてを差し出せて、
協力し合って、励まし合って、助け合いながら必死で頑張れる。
いつも人として大切なことを私に教えてくれます。
そんな愛にあふれた人たちだから、笑顔や言葉のあたたかさが違うんだな。
普段はFACEBOOKのみの繋がりなので…。FBって便利だけど、やっぱりちゃんと会わないとね。

ちなみに、ボランティアというと「偉いね」みたいなことを言われますが、フツーですよ。
フツーに生きて、それが支援になったらいいね、という感じでしょうか。
フツーにバカ話をしながらフツーに楽しみつつ、ときにゆるく、ときにパリッと。
なんというか、そういう生きるスタンスや姿勢の大切さも教えてもらっている気がします。

2日間で雄勝の魚貝は完売!
収益は南相馬の子供達への遊具購入費として寄付されます。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
オーガッツ&はぐみのみなさん、お疲れさまでした。

写真はダニエルカールさん。
2日間で帆立5個&牡蠣2個も食べてくださいました。
この方の東北愛はハンパない!
とてもやさしい目をした、フレンドリーでまっすぐな方でしたー。

【NEWS!】著書が出版されます

いろいろお伝えしたいことがあるのですが、ひとまずビッグニュースを。

初の著書が出版されることになりましたー!

【城=歴史=難しい】という固定観念を覆したくて、ちょっと変わったお城本を書きました。
「○○年に武将××が建てた城。△△年にあの合戦の舞台となり…」と、
年表を追うことからはじまるから、難しく感じてしまう。
だから、そういうフレーズを全部取っ払いました。
「で、何がおもしろいの?」がさらりとゆるりとわかる本になっています。
お城がちょっと好きになるきっかけになったらいいなあと思います。

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【わくわく城めぐり ビギナーも楽しめる〈城旅〉34】
萩原さちこ著
発売日:2012年10月5日(金)
出版社:山と渓谷社
単行本(ソフトカバー)

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ひとまず概ね書き終えて、これからお手入れしていくところです。
情報が開示できるようになったので、裏話なども「城メグ日記」でもお伝えしていこうかなと思っています。

いつも応援してくださるみなさま、ありがとうございます。
とりあえずのお知らせでスミマセン。
少しでも精度を上げられるように、あと少しがんばります。

取り急ぎご報告まで。

熊本&長崎のお城取材

5月14〜17日は、3泊4日で取材&撮影に行っておりました。

熊本城、千葉城、隅本城、宇土城、宇土古城、菊地城、鞠智城、
で長崎へ移動して島原城、日野江城、原城かな。

えー、もう発売になってますので言いますと、
辰巳出版さんより7月13日に発売された【お城の手帖〜戦国武将編】の取材&撮影でした。

この本、とても贅沢ですよ。
特集の写真をカメラマンさんが新撮してるんです。
お城本って、あんまり撮り下しのものはないですからね。
スタッフさんと一丸となってお城本づくりに取り組める楽しいお仕事でもあり、
現地でしっかり取材できる、やりがいのあるお仕事でもあります。

今回は、カメラマンさんに三脚をお借りして、熊本城の夜景を撮影したのがプライベートな想い出です。
う=ん、夜景はこれから勉強です。まったく夜のよさがない写真だー。
あんまり載せたくないですが…自分への課題として。

台湾に行ってきました

2012年のGWは、3泊4日で台湾に行ってきました。
ああ、もう何してても楽しかったー!
この写真はどうで、このときあーでこーで、と説明したいところですが、
3か月以上経つので、例のごとくフォトアルバム的に。

何がいちばんとは決められないですが、九份は特別な時間でした。
『千と千尋の神隠し』のモデルになった、
冒頭のシーンで、お父さんとお母さんが豚になっちゃう夜市ね。

中国茶を飲みながら、のんびりしたり話たり黙ったりという時間を過ごして、
最後にきれいな夕陽を見たのが忘れられません。
その時の夜景が、トップの写真。
しかもこのお茶屋さんの名前が<天空之城>。すばらしいー!

とにかく飲みました、台湾BEER。
早朝5時羽田発のフライトだったから、もう飲んでそのまま行きました(笑)で、飲み続けました。
食べものも、台湾はお酒に合うものが多くていいですね。

夜市でヒットだったのが、台湾風クレープ。
飴で固めてから砕いたアーモンド&アイスクリーム&パクチーを、米粉でつくった生地で巻きます。
日本にはない斬新な組み合わせなので、文字で説明するとちょっと引きますが、意外とおいしいんです。
アイスは2種類で、塩味とタロイモ風?なので、さっぱりしてます。
こってり甘いスイーツが好きな女子にはたぶん物足りないです。

城メグリストとしては、、、適水瓦を発見しました!
日本の城は中国から影響を受けているんだなあ、と実感。







 



学生の頃、ちょっとだけ留学していたことがあるんですが、
台湾人留学生と日本人留学生はものすごくウマが合って、
好みもものすごく似ていたのを覚えています(顔も似てるし)。
こういっちゃなんですが、日本の流行が10年遅れてる感じ、なイメージでした。

今回再確認したんですが、やっぱり台湾と日本は感覚が似ている気がします。
スーパーの商品の配置とか彩りとか、生活にものすごい密着した“当たり前のこと”にあんまり違和感を感じない。
たとえば同じピンクでも、絶妙に青みがかったピンクを選ぶような、そういうセンスというか。
接客の距離感とか、話しかけるタイミングとか、そういうちょっとしたところが一緒な気がします。
もちろん異国なんだけれど、なんというか“落ち着く異国感”な気がするのです。

あともっとも感じたのは、台湾の方はみんな楽しそうに働いてる!
これは見習いたいですね。

 

3か月ぶり

前回の更新日を見てびっくり!
ものすごい放置っぷりです。
たしかこれまでも、1か月分まとめて更新…を数回繰り返していたような。。

心配のあまりご連絡をくださった方、スミマセン!元気です。

阪急交通社さんの城めぐりツアーのこと、新著のこと、お城の取材のこと、新しいお仕事のことなど、
お伝えしたいことが、いまだかつてなくたくさんあります。

ここ3か月のこともちょこちょこ振り返りつつ、更新していきます。

【WORK】阪急交通社さんの江戸城ツアー、人気ランキング1位に!

5、6、7月と開催させていただいた
阪急交通社さんとのコラボツアー「城メグリストと行く!!新発見お城入門 第1回江戸城」が無事終了しました。

申込者ゼロだったらどうしようかと思いましたが、全日たくさん来ていただけ、
全体を通して今期ツアーでブランド内NO.1の集客数だったようです。

サイト内でも、人気ランキング1位に…!
ありがとうございますー。

ガイド中の写真とか撮っておいてもらえばよかったんですが、ありませぬ。
参加した方がblogに書いてくださいました。
nikko81さんblog「funny 一時 serious のち interesting」→