城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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スナックお城

「スナックお城」2日目。

今日は店長日につき、丸岡城天守柄の着物でキメてきました。
帯は二条城の天守があしられた、洛中洛外図風。

天守型重箱(私物)には自家製おつまみ。
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・自家製 ポテサラ海城風
〜鉄甲船から散った鉄粉の如きブラックペッパーを添えて〜

・自家製 キャッスルラぺ
〜渾身の刀さばきで千切りしたただのキャロットラペ〜

・名古屋限定シュガーバターサンドの木
〜おととい名古屋駅で攻略した戦利品〜
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ほか、お酒のプロによるおいしいお酒や肴でおもてなし。

 

明日29日まで。
ぜひお立ち寄りください。

 

 

伊賀上野城でBS11「偉人・素顔の履歴書」ロケ

萩原20個分の高石垣!

強風に煽られながらかなり踏ん張っている…感がまったく伝わらない。笑

雪の合間を縫い、寒さで噛みまくりながら。
伊賀上野城で藤堂高虎と加藤清正の城について語りました。

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BS11「偉人・素顔の履歴書」
毎週土曜 20:00〜20:55 OA
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ぜひご覧ください☺︎
放送日はまた追って。

一緒にとーどーさんの城づくりに迫りましょう。

 

 

すごく楽しかったから載せた1枚だったのに、
FBで「怖い!」「やりたくない」というコメントが殺到してびっくり。
「体を張ってさすがです」とも言われましたが、そんなつもりはない。笑

突出したスペースではないので、実際は下を見なければそんなに怖くないですよ。
…たぶん。⁡

 

右を向いてるのは、強風のあまり正面(カメラのほう)を向けなかったからです。
強風でなければもっとイケた!笑
身を乗り出して片足立ちしたかったくらいです。

てか、こんなんで怖がっているようじゃ、本丸を守りきれんぞ!笑⁡

 

さて、明日から3日間限定「スナックお城」開店!
どなたでも、何時でも、ふらりとお越しくださいー!

 

新刊出版記念「戦国武将とお城好きのつどい」

「上永哲矢 × 萩原さちこ新刊出版記念 戦国武将とお城好きのつどい」

ご来城のみなさま、サポートくださったみなさま、ありがとうございました。
楽しかったです!

知ってもらう努力をする大事さを、今日も深く感じました。
来年のテーマのひとつに。

上永さんの書く文章は、
文の運びやパラグラフのつながりがなめらかで読みやすさと訴求力と世界観が連立してる。
プロの技術、安定感。
うらやましい。嫉妬。笑
ライターあるあるのような話もあってうれしかったな。
フリーライターって孤独な仕事だと思うのでね。

そして、レキシズル渡部さんおもしろすぎた。笑
来年こそ憧れのレキシズルへ行ってみたいです。

 

米子城の表中御門枡形石垣

米子城、表中御門の枡形石垣を調査中です。

 

以前紹介した、この部分的に発掘されたところ。
枡形内、ぐるりと掘り進められました!

 

予想通りの築石がどーんと出現しています!

 

幕末頃絵図の通り、高さ2間(約4m)の立派な枡形石垣。
圧巻!すごいなあ〜!

現状のように埋め立てられたのは、国道9号開削時で間違いなさそう、とのこと。

 

  

しかし、見事な築石ー!!

そして、こうして見てもやっぱり、北面に対して東面の石材が大きいのですね。
…なぜ?時期差?

 

積雪と安全面から、年内に一旦閉じられるそうです。
近所の方はぜひぜひ、実物をご覧になってください。
今後の調査にも期待大!

 

続・YouTube開設に向けて

「さちこの部屋 」、観たいと言ってくれた人がいてうれしいです。ありがとう!

「本家「T子の部屋」に出演した方にアドバイスをもらえば何か掴めるかもしれない…」
と、謎の暴挙に出てみた映像がこちらです。

なぜ、存在しないYouTubeチャンネルに、ふたつ返事で出てくれてしまうのか…。
昇太師匠、本当にいつもいつもありがとうございます!
(衣装着替えないで待っていてくれました…涙)

ご厚意を無下にはできぬ!やるしかない!


⁡「さちこの部屋」はさておき。
YouTubeでは、シンポジウムや取材先の発掘調査現場など、
公式にはできないけど開示できるものを動画にして、
ライトにわかりやすく、多くの人にシェアできるコンテンツをつくりたいんです。
お城の価値を楽しく正しく伝えたい。

援軍、同盟、軍師などなど、随時募集中です。
(まだチャンネルないけど!)


これ撮影してるときにお城くん(栗原響大くん)がいて、
「さちこの部屋出たい」って言ってくれたみたい。
お城くん、部屋が整ったらお招きするので遊びにきてね!

 

YouTube開設に向けて

 

自分の中でしっくりこないまま、
模索すること1年半が経過しているYouTube。

ゲストとただ城トークするコーナー「さちこの部屋」をついに始動し、
試しにお城EXPOの楽屋で撮影してみました。

…が、これはダメだ。笑。
ノープランにもほどがある。笑

…と思ったけど、
小和田哲男先生に「開設したらコラボしよう」と言ってもらえたのがうれしくて、
もう後には引けん!

そして、さらに後に引けない事情がー!!
やるしかない!

助けて、レキシくん!笑

 

福山城400年博 スタートイベント

2022年は福山城イヤー。
2022年1月から2023年1月までの1年間、「福山城400年博」が催されます。

2022年1月8,9日(土・日)は、そのスタートイベント。
私は9日に講演をさせていただきます。

天守がある城が全国に築かれるのは、
基本的に1615年の一国一城令/武家諸法度公布まで。
2022年に築城400年を迎える福山城の築城には特別な背景があり、
そこに価値と魅力が詰まっています。
そんな特長に通じるお話をしたいと思います。

有料なのか無料なのか、何時からなのか謎ですが、とりあえず福山にきてください。笑

そして!
2022年8月には全国唯一の鉄板張り天守がよみがえります!
まだ少し先ですが、ともにカウントダウンを楽しみましょう。


今年発見された、かつて張られていた鉄板がお城EXPOで展示されていて感激。
釘がすごかった!
あんなの現代建築ではないですよねえ!
成分分析で製作地が判明しつつあるそうですよ。

 

お城EXPO2021 2日目

お城EXPO2021、終わりました。

セミナーや厳選プログラムに足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。
会場で声をかけてくれる方がたくさんいて、うれしかったー。
恥ずかしくて気の利いたことが言えない私ですが、実はとても心躍っています。

 

     

いろんな人と写真撮ったつもりだったんだけど、そうでもないな。
同じ人と撮る傾向。笑

写真はなくとも、たくさんいろんな人に会えてうれしかった!
ゆっくり話せなかったけど、顔が見られるってうれしいね。


いろいろと学びや気づきあり。
来年の自分につなげて、来年も呼んでもらえるよう励みます。

 

お城EXPO2021 1日目

お城EXPO1日目。

今年も審査員を務めた、
「小・中学生 城の自由研究コンテスト」の例年1月の表彰式が併せて催されました。

毎年、本当にすばらしい研究ばかりで、審査というより勉強させてもらっています。
探究心を持ってテーマを定め、疑問を逃さず、丹念に調べ、
軸をブラさずに考察し、まとめ、伝える。
この行程を、きっちりできることがすばらしい!
この先どんなことてあっても真摯に取り組め、豊かな人生を送るのだろうな。

表彰式では毎回、小和田哲男先生が講話をするのだけど、
大人向けの講演会ではお話しないような先生の若かりし頃のエピソードが聞けて、
私はこれにいつも感動してしまう。
穏やかな口調に秘められた、貪欲な研究魂。
いかに向き合い、丹念に追求し続けたかがわかります。

それは「研究の心得」でありながら、
私のような類の人間にもあるべき「物事に取り組む基本姿勢」。

私はとても身につまされて、
優秀で姿勢のいい受賞者のみなさんに負けぬよう、
そして小和田先生と胸を張ってお話しできるよう、
もっと姿勢よいシャキッとした人間にならねばと思うのです。

すばらしい受賞作は、明日まで開催のお城EXPOで展示されてます。
参戦の方は、ぜひぜひご覧くださいね。

 

⁡さて、明日はセミナーと厳選プログラムに登壇!

今の私ができることに集中して、私にしかできないことを。
セミナーは整理券、厳選プログラムは有料チケットが必要です。
ぜひお越しくださいませ!

山繭紬

母から譲り受けた、山繭紬。
昔、旅先の山寺で父に買ってもらったそうで。
反物のまま実家で眠っていたものを譲り受け、私サイズで仕立てました。

仕立てるとき、呉服屋さんや着付けの先生方に
「旅先で反物を購入するなんて!」
「お母様は粋な方なんですねえ」
などと、えらく驚かれまして。
私としては普通の感覚ゆえ、驚かれたことに驚きまして。
(粋な人は買ってもらった反物を放置しない。笑)

子供の頃を思い起こすと、
そこでしか見られないものや手に入れられないもの、食べられないものや会えない人。
今しかできない体験に対しては、惜しまず投じていてくれたなあ。
(旅のテンションでおかしなものを衝動買いしたりは一切なかったけど)
そこで目利きのようなものが養われた気がするし、
今の仕事ができているのも、そんな環境のおかげなのかもしれません。

そんな母から生まれ両親に育てられた私は、今日誕生日を迎えました。
理想的な生活からはほど遠い毎日だけれど、
今という時間を大切に日々を積み重ねて、人生を豊かに。
心身ともになるべく穏やかに過ごしたいなと思います。

ところで、山繭紬は長野県の松本・安曇野地方のものらしいけれど、母よ、なぜ山形で…?
天蚕糸が長野産、ということなのかなあ。
知っている方がいたら教えてください。