紙ものまつり+ユルリナブックス
手紙社さんで開催されている【紙ものまつり】→ ★ に行ってきました。
夜は、リトルプレス<ユルリナ>の親・shachiさんのトークショー。
こういう仕事をしているので、製作過程にわくわくしたり
「私もものづくりした〜い」と夢見がちな思いに駆られることはさほどなく、
気になるのはビジネスのこと、お金のこと(笑)。
どうやって軌道に乗せたのか、営業方法、売れるエッセンス、販売ルートなどなど。
…なるほどねー、と納得&感心のお答えでした。
これだけ完成度の高い本を、1人でつくり上げるのもスゴいけれど、
何よりスゴいのは、それをずーっと続けていること。モチベーションもクオリティも上がり続けていること。
「アンテナもセンスもこだわりもケタ外れな方だけれど、だけどなにより、情熱だね!」
というのが私たちの結論でした。
良くも悪くも、そういう熱って、違う種のものになってゆくもの。
こうして刺激をもらうと、自分をちょっとだけ客観的に見られる気がします。
現実が変わらなかったとしても、そういう刺激を受けようとする気持ちだけは持っていたいものです。
リトルプレスをつくりたい、と強く思っていたわけではなかったけれど、
「私もお城のリトルプレスつくっちゃおうかしら♪」と、すっかり盛り上がってます。
もちろん、46ページ、全46刊!!
注:基本的に印刷物は4ページ単位で増減するので、46ページというのはありません。
(厳密にいうとできなくないが、非効率すぎるのでやらない)
…そこをあえて、ペロッと2ページ貼り付けるとか綴じ込むとかね。まさにリトルプレスっぽい。
書きたいこと、表現したいことは、いっぱいある!
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 11/04/30/23:59
夢に挑む コレクションの軌跡 展
愛してやまないサントリー美術館。
開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」I
「夢に挑む コレクションの軌跡—新収蔵品初公開と名品勢揃い」展 へ行ってきました。
序章:コレクション誕生—ゼロからのスタート
第1章:漆工—暮らしに寄り添う器たち
第2章:日本のガラス 朝倉コレクションを中心に—世界に誇るガラスコレクション
第3章:屏風と御伽草子—暮らしを彩った絵画
第4章:陶磁器の世界— 彩り豊かな皿や器たち
第5章:染織とファッション—小袖・能装束と沖縄の紅型
第6章:ガレと世紀末のガラス—光と色のジャポニスム
第7章:琳派と茶道具—取り合わせの美
第8章:新収蔵品初公開—雪舟から若冲まで
さすが50周年、というべきラインナップ。ジャンルはバラバラですが、個々の作品は素晴らしいです。
「美術館って、何を見に行っていいかわからなーい」という人は、かいつまんで見るにはいいかも。
詳しくないジャンルでも、なんとなく鑑賞した気になれそうなフラット感というか、
飽きさせない展示のうまさも、サントリー美術館の素晴らしいところです(←どんだけ好きなんだ)
サントリー美術館の基本理念は<生活の中の美>なんですよね。
暮らしの中にある変わらない美を垣間見られることが、
普遍的なものを探すのが好きな私のアンテナにハマるのかもしれません。
歴史をいつもと違う角度から覗いて、確かめて、想像することが、最大の楽しみですが。
今回の目玉は国宝「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」なんですが、
会場内をうろうろしたものの見当たらず…4/18まででした(琉球文様「桜波連山仕切文」も~4/18)。がーん。
そのほかにも展示替えがけっこうあるので(3期に分かれてます)、見に行かれる際はHPをチェックしてからどうぞ。
ちなみに、今回の展覧会のチケットを購入すると、
「美を結ぶ。美をひらく。」Ⅱ〜Ⅳのうち、1展の招待券がいただけます。うれしい!
やっぱり薩摩切子には見入っちゃいました。
ほかには、「色絵五艘船文独楽形大鉢」「紅型裂 黄色地牡丹蝶飛燕に桐桜文」。能装束も。
紅型はまた独特の歴史があっておもしろそう。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 11/04/29/23:59
Eath Day Tokyo 2011
地球のことを考えて行動する日、アースディ in 代々木公園 に行ってきました。
恥ずかしながら、ふだんはとりとめて地球にやさしい生活をしているとはいえない私。
こういう機会は考えさせられるきっかけになり、ありがたいです。
文化財を守るためには、すこやかな地球も守らなければ。
・・・といってもお目当てはEarth Day Kitchenで、昼から飲んでただけという現実でしたが。
オーガニック系のフードが充実しているEarth Day Kitchenは、食器&カップ類は、各自持参。
持っていない場合は100円でレンタルし、洗って返却すると50円キャッシュバックされるシステムです。
う=ん、面倒くさい…とちょっぴり思ってしまうのは、使い捨てに慣れてしまっている証拠。
洗ってリサイクルブースへ返却し終わった瞬間、なんだかちょっと気分がよかったです。
こんなレベルの低いことだけれど、こういう機会がないと気づけない。
所狭しと並んだお店のこだわりをチラ見するだけでも、思うところがたっくさんありました。
東北のお酒や、東北の民芸品が売られていたのも興味深かったです。
トップのphは、ガチャガチャでゲットした缶バッジ×2。
ガチャガチャ代金が東日本大震災のボランティア団体の活動資金になります。
この白い<3.11>デザインが欲しくて小銭をかき集めてトライしたら、空のカプセルをミラクルを起こしました!
(空だったので、好きなデザインをもらえた。ラッキー!)
- 日々のできごと l
- 11/04/24/23:59
親バカトマト
ネーミング買いしてしまった<親バカトマト>。
間違いなく愛情たっぷりのはず(笑)!
いわきサンシャインマラソン→ ★ でいただいたトマトのおいしさが忘れられず、思わずお取り寄せ。
いわきは冬の日照時間が日本一長い(だからサンシャインマラソンなのだ)ため、
冬春トマトの栽培に適しているのだそうですよ。
太陽の恵みを日本一浴びたトマト、ということですね。
直筆のお手紙がうれしい。
ひとりひとりに書いてくれださっているのでしょうか。言葉って、心が伝わりますね。
トマトは大量に買ってもトマトソースにできるからいいですねー。
トマトソースづくりにハマった時期がありましたが、
ピザ、パスタ、ラザニア、リゾット、カチャトーラ…意外とすぐになくなります。
狂ったようにオレガノを振り入れたりするのが楽しい(笑)
料理、車の運転、ランニング。無心で没頭する時間がけっこう好きです。
丸ごと冷凍保存もできるとは、初めて知りました。
“調理は3〜5日経った完熟がおすすめ”とありましたが、さっそく海老のトマトクリームパスタにしていただきました。
我ながら、超うまし!ごちそうさまでした。
「チューボーですよ」にヒデさんが!
「チューボーですよ」に<藤沢の巨匠>としてヒデさんが出ていてびっくり!
ヒデさんこと中村秀行シェフは、私が学生だった頃、アルバイト先のシェフだった人。
仲のよい職場だったので、みんなで飲みに行ったり、旅行に行ったり、野球したりしたなあ。
普段はものすごーくおもろいふざけた人だけど、
いざ料理を始めると人柄が豹変!厨房に入ったら話しかけてはなりません。
ポリシーを持って日々努力を惜しまず、どんなに忙しくても一品に入魂。
従食ですら、手を抜かないような人でした。
チャラチャラしていた学生の私に「プロの仕事の仕方」を垣間見せてくれた人でもあります。
中華料理のシェフだけれど、中国はもちろん、ベトナムやチベット、ネパールなどのアジアのほか、
フランスやイタリア、北欧まで世界各国の料理を自分の足を使って学びに行ったのだから、
その勤勉さは本当にスゴイ!ヒデさんカッコいい!
フランス留学へ旅立つ時も、空港までお見送りに行ったりしたっけ。
そんなヒデさんが、菊華の料理長、白金亭の副料理長を経て、2009年にオープンしたのが藤沢の茶馬燕→ ★ です。
長期間の修行を経て、利便性や集客力にとらわれず都心ではない藤沢に小さな店を構えたのも、ヒデさんらしい。
私にとって、世界一おいしい中華料理を作る人。ホントにおいしいです。すべてに愛があるし。
都心から少し遠いですが、興味のある方はぜひお連れいたしますよ。
食後の中国茶まで、シェフ自らが淹れてくれるこだわりぶりです。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 11/04/16/19:48
いいね、ひのまる。
震災の3日後、これをひたすらプリントアウトして、従姉妹へ届けてもらいました。
なんか言葉も出てこなくて、手紙がなかなか書けなかったので。
目の前のものとは違う色を見て欲しかったしね。
この世に表現があってよかった。
日本の国旗もなかなかよいデザインではないか。愛着がわきます。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 11/04/14/01:56
4/29(祝)開催/チャリティオペラコンサート
仲良くさせてもらっているデザイナーの関根朋子さんが、
4人の声楽家さんとともに、東日本大震災のチャリティオペラコンサートを開催します。
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日時/4月29日(祝・金) 18:00開演(17:30〜受付)
会場/クレモニアホール(JR荻窪駅南口)
チケット代/6,000円(実費を除き、すべて義援金になります)
詳しくはこちら→ ★
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たくさんの方のお越しをお待ちしているとのこと。ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
私も当日のボランティアスタッフとして参加させてもらう予定でしたが、急遽断念。
とはいえできる限りサポートしたいので、
これを読んだ方でご質問や取次ぎなどあれば、お引き受けしますよ。
メールでも、こちらからでもどうぞ。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 11/04/11/23:15
さくら
4/6に撮影した、東京の桜。
「必ず春は来て、ちゃんと桜は咲くんだなあ」と、当たり前のことをふと思い、胸がいっぱいになりました。
最近の私は、毎年咲いてくれる桜にありがたみを感じることも、忘れてしまっていた気がします。
こんなにキレイで、心をあたたかくしてくれるなんて。
桜前線はこれからぐんぐん北上して、東北にも春を運ぶのですね。
私はこんなにも無力だというのに、当たり前に。
情緒的な発想など何の役にも立たないかもしれないけれど、
春風が、この心ほどけるこの感覚を一瞬でもいいからたくさんの人に届けてくれますように。
なんかもう、こじつけだけど、なんでもいいから何かを届けたい。
この写真を、東北の友人・知人・親戚にメールしました。
「この花を見て癒されて」「東北にも春は来るから」などという薄っぺらい思いからではなく、
ただ、私自身が、いつもと違う気持ちで桜を見たことを伝えたかったのです。
被災した方の気持ちを私がわかることはないけれど、
どうしたら役に立てるのか、少しでも気持ちを明るくできるのか、
私にできることはあるのか、それは何なのか考える毎日の中で、
何の不自由もない毎日を過ごす私でも、私なりに、思ったことがあることを伝えたかった。
そういう自分本位な行動を相手がどう感じるのか、どう解釈するのか、
本当はものすごく不安で、実はやめようかなと悩みましたが、そうやって悩むこと自体、失礼な気もして。。。
・・・うん、送ってよかった。うれしい。みなさん、お返事ありがとうございます。
また私が励まされちゃいました。
桜が咲いたら、教えてくださいね。
- 日々のできごと l
- 11/04/08/23:05
【城メグツアー#9 江戸城北の丸夜桜ウォーク】レポート
城(46)の日江戸城パトロール → ★ に引き続き、
【城メグツアー#9 江戸城北の丸夜桜ウォーク】を開催しました。
花見の定番・田安門の桜のトンネルから、千鳥が淵緑道を半蔵門までを歩きます。
お花見のルーツは、2つあるようですが、平安時代まで遡り、嵯峨天皇が催した宴がはじまりのよう。
室町時代にも、武士階級の間で楽しまれていたことがわかっています。
織豊期だと、豊臣秀吉の<醍醐の花見>が有名ですね。
それまで貴族や上流階級だけがたしなんだお花見という風流を庶民に教え推奨してくれたのは、
徳川8代将軍・徳川吉宗。そう、<暴れん坊将軍>のモデルさんです。
江戸城吹山(現・東宮御所)の御殿にあった桜を、隅田川堤や飛鳥山に移植したのがきっかけです。
なんてったって吉宗公は、あれもこれも、数々の改革をした方。
(これはもう、吉宗トリビアで本が一冊できそうなので割愛)
さすがしんさん、お城を抜け出して町人に扮し、城下のトラブルを1人で解決!
・・・なんてことはなかったと思いますが、やっぱり庶民の見方ですね。
千鳥が淵緑道の桜並木は、江戸城築城時からあったわけではなく、おそらく戦後に植えられたものでしょう。
靖国神社や戦没者慰霊碑の近くですから、そのあたりの事情も反映されているのかもしれません。
さて、江戸城についての城メグツアーガイドは、重要文化財、現存の田安門からスタート。
田安門は、田安徳川さん家の門です。田安徳川家は、徳川御三卿のひとつ。
ということで、御三卿、御三家について、現在の名残、代官町通りについてなどをご説明しつつ、
北の丸の存在やら、江戸時代以前の姿、時代による変化などをトーク。
江戸城郭全体の位置確認など、ディスカバー江戸城していただきました。
ちなみに、御三卿をつくったのも、8代将軍吉宗公です。
後継者争いを防ぐために、次男・三男を分家させました(田安家・一橋家)。
※これに9代将軍家重が次男を別家させ(清水家)、三家が確立。
江戸城のあるこの地は、東京のど真ん中ですから、交通の利便性は抜群。
東京近郊の方にとっては、散歩がてら訪れられるお手軽なお城です。
緑も多く、道路が舗装されており、ウォーキングするにも最適。そして、一部が皇居ですから、安心・安全!
江戸時代の中枢として、264年間、日本のすべてがここから発信され、現在の東京の基盤がここにあるんです。
北の丸公園として整備されているので、<皇居の隣のデカい公園>と認識されているかもしれませんが、
実はこの場所は、なかなかに格式高い、立派な江戸城内なのですよー。
日本武道館も、城好きから言わせると、すごい立地なのです。
江戸城をあるく城メグツアー、プランが無限に広がりそうです。
気軽に楽しめるツアーをプランニングして行きたいと思いますので、
どうぞ、軽〜い気持ちでお城あるきに来てくださいね。
- 日々のできごと l
- 11/04/08/02:07
I love you & I need you ふくしま
ステキなPV。
福岡人が立つのはうちの近所の公園かな。栃木人が立つ荒川土手は地元の風景。
私も参加できているような気持ち。日本人でよかった。
TOKYO FM 携帯サイト<着うたフル(R)>または
音楽ダウンロードサイト『OTOTOY』<PC配信> で配信中。420円 (税込)
収益の全額は、福島県災害対策本部に寄付されます。詳しくは猪苗代湖ズ公式サイト→ ★
I love you baby 浜通り I need you baby 中通り
I want you baby 会津地方 ふくしまが好き
I love you baby 野馬追い I need you baby 赤べこ
I want you baby 鶴ヶ城 ふくしまが好き
I love you baby ふくしま I need you baby ふくしま
I want you baby 僕らは ふくしまが ふくしまが 好き!
私も好き。
- 日々のできごと l
- 11/04/05/00:29