城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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ちゃぐちゃぐうまっこ

先週、「チャグチャグ馬コを見てくるね」と友は旅立っていきました。

・・・なんなの、そのかわいい名前はっ・・・!

6月2週目に盛岡で催される有名なお祭りだそうで。
おとなしく働きものな南部のお馬さんを労うイベントで、
色とりどりの衣装を身にまとったお馬さんたちが、 その日ばかりは主役となって、街を行進するのだそうです。
根城の<城ある記>→で、 《南部の馬は丈夫で人気、南部を代表する産物だった》ということを書きましたが、
愛馬精神は、今も変わらないようです。

チャグチャグ、とはお馬さんにつけた鈴の音の擬音なんですって。
「コケコッコー」が英語で「クックドゥードゥルドゥー」だと知ったとき以来の衝撃です。

ちゃんと調べたら、
【昭和53年に国の無形民俗文化財に選定。
 平成8年には、馬の鈴の音が環境省の「残したい“日本の音風景100選”」に認定】なんだと!!

 

  
※盛岡市滝沢村HPよりph引用

 今年の夏は、盛岡のさんさ踊りを見に行きます。
日本の有名なお祭りって、恥ずかしながら実はほとんど行ったことがありません。
伝統芸能みたいなものにもできるだけ足を運びたいなあ、と思う今日この頃。
楽しみだな(翌日の盛岡城も)♪

城メグリスト

完走メダルがやってきた!

昨年9月20日にSydney Running Festival2009に出場しました。
フルマラソンを完走すると完走メダルとフィニッシャーズTシャツがもらえるのですが、
いざ完走メダルを受け取りに行ったら、「もうなくなった」と言われました。
がーん。「なぜ!?出場人数わかってるはずじゃん!」と大ショック。
が、そのあたりはさすが陽気でアバウトなオージー。「後で郵送する」で済まされました。

「・・・まあ、わざわざ日本まで送ってこないだろうな。だって追加生産なんてしないだろうし」
とすっかり忘れ去っていたのだけれど、
友人が幾度も事務局に催促してくれたところ(すごいぞ、その粘り!)、今になってひょっこりと郵送されてきました。
なんと、9ヵ月越し!・・・中途半端(笑)!

なんだか、去年見せてもらったものとデザインが違う気が・・・?
もしや、2010年モデルなのか(笑)?

 

  

ジャンボリーなオージーと一緒にひた走る、41km地点の私。
バックに見えるのは、ゴール地点でもある世界遺産・オペラハウス。
オペラハウスが見えた瞬間は込み上げるものがあったなあ。
そういえばゴールした瞬間、「まだまだどこまででも走れそう〜☆」と、とんでもないことを思ったっけ・・・。
今となっては、なぜこんなことに挑戦したのかすら、もはや謎です(笑)楽しかったけどね♪

 

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片山文那さん写真展、開催中

友人の片山文那さんがグループ展【写真塾resist 4期生写真展0】に参加中です。

グラフィックデザイナー&アートディレクターをしながらカメラの世界に入って、両立して頑張っている彼女。
デザイナーとしてとても優秀だったから、
カメラを本格的に勉強しだしたときは「もったいないな」とうっすら思ったのですが、
やりたいこと、才能を眠らせているほうがもったいないですね。

小柄でひょうひょうとしている小動物みたいな彼女だけれど、
きちんと行動する真摯さと芯がある生き方、尊敬してます。
写真にもそういう部分が感じられて、好きです。

そんな彼女なので、城メグリストが生まれたときも すぐに心強い応援メッセージをくれました。
 メッセージの最後には、「お互いやってやりましょう!」と。
おう、やったろう!!

グループ展の場所は、元麻布ギャラリー。 ぜひ覗いてみてください。

 

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北海道旅行2010〜モエレ沼公園篇〜

 

念願のモエレ沼公園。もう、サイコーでした!!!

まずはモエレ沼公園&イサムノグチを知らない方のために簡単にご説明を。
イサム・ノグチは1904年アメリカ生まれ、
20世紀を生きた世界的に有名な彫刻家、画家、インテリアデザイナー、造園家、舞台芸術家。
日本人の父とアメリカ人の母を持つ日系二世で、日本にもアメリカにもアトリエを持ち、
モニュメントや庭の設計、インテリア家具や照明のデザイン、舞台美術などを行ったユニークなアーティストです。

第二次世界大戦という情勢下で<二世>として苦渋をなめたイサム。
(志願拘留された日本人強制収容所ではアメリカスパイとして扱われ、
出所をも申し出ると今度は日系人として扱われ出所できなかった、
広島平和記念公園モニュメントにデザインが選ばれるも、原爆を落とした国の人間だとして選考を外され、
その一方でアメリカ大統領の慰霊碑を設計するも、今度は日系人だとして却下された・・・など)
芸術家として成功した後も、芸術を通して、民族や国家、人間の精神の根源や
普遍的なものをずっと探し求めたといわれます。
彫刻を独立した作品と見なさず、彫刻と空間や建築物、
さらには自然やその地に集う人々をも取り込んだ概念を確立しました。

そして晩年、1988年建築家とコラボレートした大規模なプロジェクトがモエレ沼公園。
総面積約188.8ヘクタール。
夏に解放されるモエレビーチのほか、イサムがデザインした120基以上の遊具のある7ヶ所の遊具エリアや、
石狩平野を囲む山脈を一望できる、高さ50mのモエレ山や30mのプレイマウンテンなどがあります。
広大な公園全体を彫刻に見立て、大地をも彫刻したと表現するにふさわしい、イサムの作品のひとつです。

しかし、夢の詰まった集大成の完成を目にすることなく、彼は完成をこの世を去りました。
モエレ沼公園は、“地球を彫刻した男”イサム・ノグチの、最後にして最大の作品なのです。


公園内はとてつもなく広いので、レンタサイクルでまわります。これがまた気持ちいい!
ちっちゃな背もたれ付で、腰にやさしい。2時間で¥200と、お財布にもやさしい。

 


モエレ沼を越えると、イサムの世界。停めてある自転車すらアートに見えるから不思議。

 





ガラスのピラミッド
モエレ沼公園のシンボルになっている建物。
休息所となるアトリウム、イサム・ノグチギャラリー、モエレ沼公園を一望できる屋上階展望回廊など。
どれもステキすぎてこれ以上写真をセレクトできないので、ずらりとアップしちゃいます。
遠くに映えるグリーン、骨組みの影ですら、もはやアート。この空間、どうしてこんなに落ち着くのでしょう。

 




ガラスのピラミッドの屋上から見下ろす、公園の景色がたまらない。
さわやかな風が頬をなでて、本当に心地よいのです。警備員さんも気持ちよさそう。

 



モエレ山
札幌ドーム1個分の残り土を盛り上げた、人口の山。国土地理院の地図にも登録されています。
3つのルートから登ることができます。遠くから見ると、そのルートが描く直線も美しい。
意外と急勾配で、なかなか足にきます。頂上まで、10分くらいのミニ登山。

 




標高62mで感じる風は格別!
ぐるり360度景観が楽しめて、札幌市街もしっかり見えました。
同じエリアを見ているはずなのに、ガラスのピラミッドから見る景色とはまた全然違う。
なんだかこちらからのほうがより自然を見ている気がするのは、立っているのが山だから?

 


ちっちゃい子が楽しそうに駆け上がっているのが印象的でした。わんこもうっとり。

 


モエレ山からまっすぐ続く道を自転車ですーっと駆け抜けていると、風を追い越しているみたいです。
このあたりはタンポポ畑。

 



小径で結ばれた7カ所の遊具エリア
とてもまわりきれなかったのだけれど、数えきれないほどの遊具はすべてイサムのデザイン。
すべてが三角形と円を基本にしたデザイン。遊びながらにしてシンプルで力強い造形に触れられる。
「彫刻とは、子供のお尻で感じるものだよ」
「どんな遊園地が楽しいかを考えたり、自分が丘の周りを走り回って遊ぶ姿を想像するのが好き。
素敵な遊園地では大人だって十分に楽しめるものだ。」とはイサムの言葉。

 


モエレビーチ
「札幌には海がないからビーチをつくりましょう」というイサムの発想から生まれたビーチ。
瀬戸内海で泳いでいたイサムは、波の造形までイメージしていたのだそうです。
子供たちがはしゃいで、カラスも水浴び。私も入りたかったな。

 


札幌はタンポポの綿毛が舞う街でした。車を走らせていても、綿毛がどんどんフロントガラスに迫ってくる。
モエレ沼公園も、いたるところにタンポポ畑。
綿毛ってよーく見るとキレイですね。ひさしぶりに見ました。

 



海の噴水
公園の中心部につくられた、直径200mものカラマツの森。その中心につくられた噴水。
デザインテーマは<地球と海>、<海と人間>。まるで水が生きているみたいに見えました。
夜はライトアップされるみたいです。見てみたい!

 


時折現れる小池や水辺の風景も、思わず立ち止まってしまいなかなか進めません。

 



きちんと整列した姿がクール。影も同じ方向へまっすぐ。

 


プレイマウンテン
登ろうかと思ったけれど、冷静に考えたらけっこうハードだと気づき断念。
頂上にいる、豆粒のような人の小ささから考えると規模がわかります。
高さ30m。古代ピラミッドのような階段。

 


テトラマウンドミュージックシェル
直径2mのステンレス柱と芝生をコラボレートさせたダイナミックな造形、テトラマウンド。
光の当たり具合で表情が変わります。

 


たまには自分も撮ってみます。

 


VIPのための駐車場すら、おしゃれ。

 


この日はガラスのピラミッドでAPECの会合があり、公園内は厳重警備体制でした。
警備員さんたちがものものしいムードで闊歩。でもちょっと丘の上でたわむれてました。

 


イサム・ノグチの作品としては、インテリアデザインがもっとも有名でしょうか。
<ノグチ・テーブル>は見たことがあるのではないかと思います。
<AKARI>という提灯も、代表作品のひとつ。
近代的なのに、あたたかくて芯がある。懐かしさが込み上げるようなやさしい照明です。
その名称が<AKARI>だと知ったとき、なんてセンスと愛のある人なんだろう、と思いました。

イサム・ノグチの言葉。
「明かりと言う言葉は太陽の光や月の光を部屋に入れようという意味からこの言葉ができ、
漢字の文字も日(太陽)と月とで出来ている。
今日あまりにも生活が近代化し機械化した現代人にとって、自然光に近い照明は憧れに近いものがあり、
和紙を透かしてくる明かりには、ほどよく光を分散させ部屋全体に柔らかい光を流してくれる。
<AKARI>は光そのものが彫刻であり、影のない彫刻をねらった作品である」

イサム・ノグチはいつも孤独感のようなものを抱えていて、
近い未来に孤独で空虚な時代がやってくることを見据えていたのかもしれません。
そして、そんな人々が集い、癒され、希望を見出す空間を創造することを自分のミッションとして、
果敢に挑戦し続けた人なのだと思うのです。
モエレ沼公園は彼の作品のひとつでありながら、彼自身の世界や理念を象徴するものではなく、
セオリーなどとはもっともっと次元の違うところで創造されていて、
一歩引いたところで、大切な問いをそっと投げかけてくれている気がします。
決して押し付けがましくなく、まるではじめからそこにあったようにナチュラルに。だから居心地がいい。
その世界に触れるたびに感じるそんな問いと、包み込むような存在感に、心打たれました。

***北海道旅行2010〜千歳マラソン篇〜へ続く***

城メグリスト

北海道旅行2010〜観光篇〜

 

「北海道旅行記をアップしてね。とくにモエレ沼公園!」とリクエストがあったので、がっちりレビューします。
※デジカメを新調したてで操作が分からず、日付入りの画像になっちゃいました。がーん。

さて、まずは観光篇。
北海道には何度も行ったことがあるもの、ベタな札幌市内観光をしたことがないことに気づきました。
なので、とりあえずレンタカーで札幌へGO!



札幌に到着したら、ひとまず二条市場で腹ごしらえ(笑)
スペシャル丼(ウニ→サーモンバージョン)、鮭の三平汁。


   ベタな観光スポット1

   札幌のシンボル、テレビ塔。







展望台からの大通り公園、フツーに見入っちゃいました。
下から見るのとは違う景色が新鮮。視点が変わるっておもしろい。

 


テレビ塔の非公式キャラクター、大人気のテレビ父さん。非公式をウリにしてます(笑)
職業:テレビ塔、趣味:温泉と仕事、大切なもの:家族、好きな言葉:一期一会。フツーのいいお父さんじゃん。
それに対してお母さんは“なにかと暴走気味”なんですね。ゆるキャラにはつい目が行ってしまいます。

 

   ベタな観光スポット2

   大通り公園

 

 

 

 

 



なんてすばらしいスポットなのでしょう。
家族やお友達とピクニックをしていたり、若い男性がベンチに座って読書をしていたり、
ご老人がてくてくお散歩をしていたり、子供が駆け回っていたり。
それぞれが自由な時間を過ごせる、市民の憩い場なのですね。
札幌に住んでいたら毎週末来てしまいそうです。お弁当を持ってきて読書したい。


かわいいチビッコ兄弟に夢中。

 

   ベタな観光スポット3

   札幌時計台


 

 

 

みなさん口を揃えて「思ってたより小さい」と言いますが・・・本当に小さいんですね。
まあ、この時計台の価値は大きさではないのでよいのですが。
この小ささも凝縮されたかっこよさみたいなものを感じて、見ているうちに愛着がわいてきました。
ライラックがとってもいい香り。
「あんた、今いいところで撮影したね。そこが真のベストポジションだよ!」と突然地元のおじさんに褒められました。
「みんなあの撮影台で撮るんだけどね。ここで撮るとはお目が高い。
どれ、一緒に撮ってあげよう」と写真まで撮ってくれました。
でも、この後モエレ沼公園へ行くことを告げると
「あんなとこ何もないよー。それに早く行ったほうがいいよ」と急にクールになってさみしかったです(笑)

 

ベタな観光をいくつかしたところで、大本命のモエレ沼公園へ。
モエレ沼公園のレビューは北海道旅行2010〜モエレ沼公園篇〜をどうぞ。

 

   ベタな観光スポット4

   羊ヶ丘展望台

 

 

   

  
もちろん、こんなベタなこともしてきました(笑)

 


意外と楽しかった<札幌雪祭り記念館>。へたれた雪だるまと羊のぬいぐるみが歓迎してくれます。
過去の資料や歴代の広告物やグッズが所狭しと展示されていて、雪祭りの歴史がざざっと分かります。


一度行ってみたいと思いつつ、未経験の札幌雪祭り。お城も登場してますよね。
写真の熊本城、松本城、姫路城のほか、安土城、犬山城、高知城、二条城なんかもかつて彫刻されたはずです。
2006年はポスターにもなっていたのですね。これは名古屋城でしょうかね?

 


口蹄疫問題で羊さんはたちは全員避難しているとのこと。一匹もいなかった・・。さみしいー。
右の写真、遠くに見えるのは札幌ドーム。
札幌ドームはスタイリッシュでステキですね。そして大きい!
車で横を通ったときは、その存在感に大興奮でした。

 


「羊さんに会えなかった〜」とちょっぴり悲しくなりながらも、15分後には羊肉を食らう(笑)
私たちが訪れたのは、<ツキサップじんぎすかんクラブ>。
北海道のジンギスカンは地方によってタレの先ダレと後ダレがあるのですね。
松尾ジンギスカンなどは先ダレで、いわゆる肉があらかじめタレにつけてあるスタイル。
これはそもそも羊肉の臭みを消すためなのだとか。
それに対して、焼いた肉をタレにつけて食べるスタイルが、札幌生まれの後ダレ。
<ツキサップじんぎすかんクラブ>は、後ダレスタイル発祥のお店。
ラムではなく、よりコクのある生のマトンを使用しています。
臭みゼロ!やわらかい!肉厚!シチュエーションもいいし、なかなかヒットでした。

   帰り道はドライバーを交代してもらうことにして、
   心おきなくサッポロクラシックで乾杯!うまし!
   生肉以降の写真がないのは、ここで充電が切れたからです。ごめんなさい。
   窓の向こうに見える夕日がものすごーくキレイでした。

 

 

 

 

食後は温泉へ立ち寄り、1日歩きまわった足の疲れをリセット。
千歳の方は靴箱に鍵をかけないという事実を突き止め、この日は終了。

さて、明日はJAL千歳国際マラソンです。

 

***北海道旅行2010〜モエレ沼公園篇〜へ続く***

 

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どうでもいい感じのパーマ

神宮前の美容室、A10+αにお世話になってます。
担当Jさんはアーティスティックでおもしろい。
プロ意識が高くて、いい意味でストイック。
いつも次回の方向性まで提示してくれます。

で、先週末も次回の私のヘアスタイルを提案してくれましたが・・・

「私どうでもいいし~、みたいなパーマをかけよう」と言われました。
どんなパーマだ(笑)!!

来月あたり、
私は“どうでもいい感をヘアスタイルから醸しだす人”になっている予定です。

 

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想い出は情報か、記憶か。

お城とはま〜ったく関係ない、観劇のお話。
最近観た中でヒットだった、劇団イキウメ【プランクトンの踊り場】。
作・演出の前川知大さんに魅せられて、5作目。
前川さんの世界は、シュールさの中にきちんと人間が描かれていて好きです。

 

舞台は、思い込みが現実の物事を生み出してしまう、不思議な空間。
その場所で邪念なく思い込むと、ドッペルゲンガーのように人すら現れる。
思い込みとは“情報”なのか、“記憶”なのか、というテーマで進んでいきます。

 

たとえば、「この人はこういう人だ」という思い込みは
自分の情報がつくったものなのか、記憶がつくったものなのか?


情報も記憶も同じ“事実”ではあるけれど、
記憶がどんどん増えると、つじつまが合わなくなってくる。
そこが、情報と記憶の違い。
データ(情報)の入ったCD-Rは捨てることができるけれど、
記憶が重ねた“生”あるものは、ポイっと捨てることはできないのです。

 

だけれど、記憶は捨てることはできなくても、忘れることができる。
「忘れることは人間の重要な能力」なのだそうだ。そうかも。
忘れたくないことがたくさんあるのに、忘れていくのはさみしいけれど、
忘れるから先に進めるのだし、忘れるために人はアクションするのかもしれません。
記憶は、ターンオーバーのように当たり前にサイクルしているもので、
記憶というタンクの容量、データベースに入れられる内容は決まっていて、
忘れていいこと、忘れたほうがいいことを
ちゃんとセレクトしてくれているのかも、とも思いました。

 

では、想い出も記憶なのでしょうか?
情報とも記憶とも違う、もっと温度があるものだと思うのだけれど。
記憶は脳で覚えるもので、思い出は心で覚えるものなのかもしれません。

 

 

イキウメはとても好きな劇団。
パラレルワールドの話なのにスッと入っていけるのは、前川さんの演出力なのでしょうか。
笑いの要素もちゃんとあって、テンポもいいから肩がこらないし
イキウメン(俳優さんたち)も実力派揃いでハイクオリティ。
なんというか、小劇団ならではの贅沢シンプルの結集です。
ストーリーがしっかりしているので、演劇ビギナーの方もきっと飽きずに観れますよ。
おすすめです。

 

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なかだえりさん【蔵展11】

「イラストがかわいい!」と大好評の城メグリストのサイト
そのイラストを描いてくださった、なかだえりさんの個展【蔵展11】が開催中です。


なかださんはイラストのほか、コラムの連載など執筆業、
さらにはなんと建築までこなす、マルチな才能の持ち主!しかも美人さんです。


会場は蔵、だから【蔵展】。
私の地元、北千住で築190年の蔵をアトリエにしているんです。
(この蔵がまたステキ♪)
地元を気に入って愛してくれるのはうれしいです。
やさしいタッチの水彩画で表現されたなかださんの世界は
ノスタルジックであったかくて、とても好きです。

イラストを描いてもらった上に、
ずうずうしくも、入口に城メグリストのカードまで置かせていただいてます。
なかださま、ありがとうございます(涙)

トップページの城メグリスト(お城かぶってる子)については
「お城、盛りすぎちゃってごめんね〜」とのコメントでした。
うん、たしかに想像していたより首に負担がかかっていたけれど、
こんなに立派なお城をかぶれるなんて本望。うれしい!
「お城のカブリモノしたい〜」とリクエストすることに夢中で
「嘘でもいいから実物より美人に描いて」というのを忘れました。

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城メグ日記、はじめました

はじめまして、城メグリストです。

OPENして早2週間、こうちゃく状態が続いていた城メグリストのサイト。
気づけばもはや、動いているのはお城をかぶった子だけに(笑)
ということで、とりあえず日記を書きはじめることにしました。
裏では微動してるんですよ。

さて、この<城メグ日記>はその名の通りダイアリー。
感じたことや考えたことなど、ゆるゆると綴っていきたいと思います。
だって、城メグリストも人間だもの。
お城のおはなしばかりでは肩もこりますしね。
息抜き程度に立ち寄っていただけたらうれしいです。

このページもどんどん様変わりしていきます(たぶん)。
どうぞ末永くかわいがってくださいませ。

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