城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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ジュンク堂新刊刊行記念トークセッション

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ジュンク堂池袋本店さんでの新刊記念トークセッション、終わりました。
平日にも関わらずたくさん来てくださりうれしい。
次に手にとっていただけるものはもっとよいものを。

山城の企画なんて門前払い、
そもそもお前に一冊書けるのかと企画書すら見てもらえなかった私にとってはすごいこと。
感謝だけ。
現実的にはこれからだけど、夢がひとつ叶いました。

明日からネオ城メグです。
もっとすごいの書きます、つくります。

来年は少し、地盤固めをしたいなあ、と。
著書も、1冊をゆっくり企画してじっくり書くようなていねいなものをつくりたい。
自分のやりたいことの種撒きのようなことにも時間を割きたいと思います。

城フェスvol.5 in OSAKA

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城フェスvol.5 in OSAKA、終わりました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!

個人的には思うことや考えるべきことが満載だけれど、
ともあれ人のつながりと城の力に感謝と感激。なにより小和田先生と千田先生に。

やわらかいスポットライトを手作業で当てるような、そして城との距離が縮まるものを私はやりたい。

新刊、できました

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刷り上がりました!

萩原さちこ・西股総生著『今日から歩ける 超入門 山城へGO!』。
学研パブリッシングより11月25日発売です。

本の紹介は改めて。

開催間近!城フェスvol.5 in OSAKA

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初の大阪開催!城フェスvol.5、いよいよ11/24(祝)開催です。

大河ドラマ「軍師官兵衛」の時代考証でもおなじみ、静岡大学名誉教授の小和田哲男先生がゲスト。
下記の豪華コンテンツで信長・秀吉の城や関西の山城を語り尽くします。
城郭・戦国史研究家の西股総生先生も飛び入り参加して
11/25(火)発売の「今日から歩ける 超入門 山城へGO!」(学研パブリッシング)の
刊行記念ミニトークショー&先行販売もします。

【第1部】は「秀吉の城と真田丸」。
千田先生のミニ講演「秀吉の城と真田丸(仮)」をはじめ、
2016年大河ドラマ「真田丸」についてもたっぷりトーク。
小和田先生による大河ドラマの裏話も飛び出すかもしれません。

【第2部】は「松永久秀の城と関西の山城」
小和田先生のミニ講演「松永久秀の城(仮)」では、
その特徴や信長の城への影響などをお話頂く予定です。
また、関西の代表的な山城をいくつか取り上げ、見どころや特長を存分に語ります。

豪華景品がゲットできる、城フェスクイズ&ジャンケン大会も。
ビギナーからマニアまで楽しめる、城フェスらしいオリジナルコンテンツでお待ちしています。
3 連休最後の昼下がり、お酒を片手に城トークを楽しみませんか?

詳細・前売りチケットのご購入はこちら→
※当日券も販売できそうですが、前売りのほうが500円オトクです。

フランス人と城トーク

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来年3月、世界文化遺産・姫路城が大改修を終えてリニューアルオープンされます。
そのタイミングに合わせてフランスのTVで城番組が放送されるとのことで、
パリから来たクリエイターさんとランチ&ミーティングでした。

番組のDVDを見て欲しい、とのことだったのだけど…この映像が秀逸!
外国人特有の視点や感覚のフシギな世界かと思いきや、
専門用語の解釈や構造の理解もそのへんの城好き日本人よりよほど深い。
この映像をそのまま日本で放送したいくらい!
(というか、日本はなんと遅れていることか…クリエイターの端くれとして恥ずかしい)
julienさん(右)はカメラマンもこなし城の書籍も出版もしていて、これまた見事でした。

コンテンツのクオリティもさることながら、まず写真がすばらしい!
城の写真を見るとその人がどれだけ城を知っているかだいたいわかるのだけど、
彼の写真には日本人の美意識や日本の城ならではの造形美が表現されていて、
城の本質を伝えてくれていると感じました。
ただなんとなーく“ニッポンの城”を雰囲気よく撮影しているのではなく、
日本の四季や日本の美へのリスペクトが感じられる作品でした。

聞けばかなりの城&日本フリークで、日本人より日本に対する造詣が深い。刺激的でした。

パーツとしての城の表現ではなく、
もっと深く歴史や文化に切り込んだ表現を目指したいとのことで、
その部分はどうしてもカバーしきれないためネガティブの力を借りたい、
コラボレートしませんか?とのこと。

「海外にも城の魅力発信を」という発想は私には一切なく取り組むつもりもないのだけど
(必要と需要はあるので誰かやってください!)、
新たな出版物のクリエイトには大いに興味あり。ちょっと心がざわつきました。

ランチに何を食べたいか聞いたら、「お好み焼き」、
しかも大阪スタイルより広島スタイルが好きとのこと。
お箸も使いこなしていてびっくり。よく知っているなあ!
東京下町出身者としてはすかさずもんじゃ焼きを教えてみましたが、
うまく説明できなくて「大阪スタイルのお好み焼きをドロドロにした感じ」みたいな表現に…。
はじめは興味を持っていたけれど…あんまり食べたそうじゃなかったな(笑)

次はいつ日本に来るのか聞いたら、
2月の京都マラソンと東京マラソン、5月に城取材と日本観光で来るとのこと。
日本に来すぎだし、フルマラソン走りすぎだよ(笑)

しかし、言葉の壁は厚かった。。。
そして、やっぱりパレスホテルはサイコーだった。江戸城ビュー。

岩櫃城温泉でプロジェクションマッピング

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岩櫃では、岩櫃城温泉(町営の日帰り入浴施設)で
プロジェクションマッピングが催されたので、連れて行っていただきました。
最後は炎上(笑)!

動画も撮ったけどアップの仕方がわからずー。

 

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忍者がバイオリン弾いていてびっくりしました。
たまに弦を刀に見立てて殺陣もするの。すごいー。

辰ちゃんと鰻

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久しぶりに会いました。
ラジカセからは、辰つぁんの肉声(辰ちゃん漬け開発への熱い思い)が途切れ途切れに流れていたよ…。

真田合宿終わり、ジャパニーズ観光地&食文化の取材。

 

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鰻を食べて食レポなどを。
注文してから捌いて焼く鰻は違うわね。
鰻にうるさいわけではないけれど、一度おいしいものを食べるとランクを下げられない食べものですね。

なんだかんだで、浜松より江戸がおいしいと思うわたし。関西と九州は…すいません論外。

続・真田合宿2014秋〜稲荷城&柳沢城&中山城〜

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岩櫃城でのトークショーの翌日は、真田合宿を再開。

稲荷城→柳沢城→中山城。名城揃いの濃い1日でした。

稲荷城は無名の城ながら、以前ちらっと訪れてコーフンし、再訪したいと思っていた城。
やっぱりスゴかった!!紛れもなく隠れた名城。
あれこれ興奮気味にトークしながら歩きました。
岩櫃城の前線基地として、かなり重要な城だったよう。かなりファイトモード。
この城のことは、ちょっと調べたいしじっくり書きたい。

そして、岩櫃城の支城・柳沢城!
こちらもすばらしかった。竪堀の使い方が岩櫃城と同じ。
今月末発売の「山城へGO!」で志布志城を“空堀天国”と書いたのだけど、
岩櫃城やこの城が“竪堀天国”だと思いました。
ふと見上げれば岩櫃城がバッチリ見えることにも感動。なんとも優等生な支城でした。
うん、この城や郷原城、岩櫃山まで知り尽くしてはじめて岩櫃城を語れるのだな、と。
やっぱり岩櫃城はおもしろい。もっと知りたい。書きたい。

中山城、歴史的価値も高いしつくりも遺構の残存度もすばらしいのに、ちょっと手つかずで残念。。
しかしこの立地は感動モノ。
もともとある城に手を入れたのではなく、明らかに目的があって築かれた城だけに、
シンプルだけれどムダがなくて、研ぎすまされた感じ。
そこに危機感と緊迫感をビシビシ感じる。
この城後北条氏の真田攻めの拠点で
土橋も効率よく狙っているし、横矢もかかっている。
あの主郭の正面に あの光景が見えた瞬間、敵兵は萎えるに違いない…。
いくつもの堀切が断面図のように見える姿は圧巻でした
(=側面にあたる部分が地形ではなく人口的にざっくり切り落とされている)。

写真は稲荷城の虎口にて狂喜乱舞、のもの。

岩櫃城でトークショー

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群馬県東吾妻町のあざみの会のみなさんと!

あざみの会さんにお声がけいただき、
「戦国真田の岩櫃城跡探検隊」でのトークショーに出させていただきました。

岩櫃城跡探検隊、第10弾!
午前中は岩櫃城跡遺跡見学と岩櫃城跡発掘現地説明会が行われ、
私は午後のトークショーでお話させていただきました。
ご一緒したのは、司会をしてくださった児童小説作家の加部鈴子さん、
そして、歴史プロデューサーの六龍堂・早川知佐さん!
早川さんは私がこの仕事をする前から活躍されている歴史界の有名人。
…が、とても気さくで同世代ということもあり、親近感わきまくりで
初対面とは思えないほど図々しくいろいろお話させてもらっっちゃいました。楽しかったです。
またご一緒したいなあ。というか、とりあえず飲みつつお話したい(笑)

個人的には手探りのところがあり相変わらず課題満載でしたが、
大きなトラブルもなく、来場者の方にも楽しんでいただけたようでひと安心です。

主催のあざみの会さんのお気遣いと熱意に触発され、あれこれ考えたりと有意義な1日でした。、
私はもともと、一昨年の岩櫃探検隊に一般客として参加したのがきっかけ。
岩櫃城のすばらしさもさることながら、
あざみの会さんが本当に素晴らしい活動をされていると感動したので、
今回おしごとを頂戴し、あざみの会さんに仲間入りできたような気もしてうれしかったです。
つながりに感謝。仕事はご縁。
ひとりで仕事をしているほうが、組織にいるよりよっぽどつながりの濃度を感じます。
本当に、よい経験をさせていただきました。

写真は、反省会の最後に撮ったもの。
「要は飲み会です」と言いながらも酔う前にきちんとフィードバックして、
そのあと楽しくとことん飲むようすに感服。
私もできるわずかなことを全力で着実にと思ったのでありました。

楽しい記念撮影は、おいしかった日本酒とともに(笑)
飲み残しをおみやげにいただいて、このあと部屋飲みしました。

岩櫃城は本当にすばらしい城!
こんな竪堀の使い方をする城はほかにないよ!
私の今回のつたないトークではその魅力を伝えきれなかったので、
すでにあれこれ、勝手にトークテーマや企画を妄想しています。
岩櫃城の魅力を伝える機会を与えていただけますように。
そして、みなさんとまたご一緒できますように。

あざみの会、東吾妻町のみなさん、ありがとうございました。

城番附!

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この前旅館で見つけたのれん。
「徳川時代 城番附」ですと!

 

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なんだかミョーに納得。
河内の赤城城は赤坂城のことでしょかね?