【WORK】連載『萩原さちこの「名城に学ぶ」』第4回
ビジネス系情報サイト「Bizコンパス」の連載、
『城メグリスト・萩原さちこの「名城に学ぶ」』第4回が更新されました。
これまで月2回の更新でしたが、今回から毎週更新になります(毎週火曜日更新予定)。
たくさんの方にお読みいただいているようで。ありがとうございます!
第4回は、「姫路城/美観と実用を兼ね備えた、世界文化遺産の城」でございます→ ★
- お仕事のこと l
- 14/01/28/23:59
【WORK】TBSラジオ『荻上チキ Session-22』再び、終了
荻上チキ Session-22、生放送が無事終わりましたー。
お聴きいただいたみなさま、ありがとうございました!
毎度同じ反省ながら、端的に・わかりやすく・楽しくお伝えするって難しいですね。
文章を書くのとは違ってなかなかすんなりとうまい表現が出てこないし、
まとまりも悪くなってしまいます。
予測はしていましたが、時間配分が難しく…
官兵衛のお城の話や大河ドラマの城の描かれ方、大河ドラマの注目ポイントなど
お話したかったのですが、そこまでできませんでした。
官兵衛の城の話が聴きたかった方、ごめんなさい。
この続きは2月16日(日)「城フェスvol.3 官兵衛の城スペシャル」で☆
…とかいっちゃって。
チキさん&南部さんとは二度目ということで
たった二度目のくせに馴れ馴れしく、親しげに楽しくお話させていただきました。
深夜の長丁場の番組にも関わらず、スタッフさんもにこやかでとてもよくしてくださいます。
そんな雰囲気なので、(トークの出来映えはともかく)楽しい時間を過ごさせていただきました。
姫路城の魅力はお伝えできたようで、そうだとしたらうれしいです。
Twitterなどでコメントをくださった方、ありがとうございます。励みになります。
お話するお仕事も増えてきましたので、勉強しつつがんばりたいと思います。
こちらからpodcastで聴けます。
私も明日、聴き直して反省会します。日々是精進。
ご意見やご感想、アドバイスなどあったら、明日の私のためにぜひお寄せくださいね。
- お仕事のこと l
- 14/01/28/03:14
TBSラジオ『荻上チキ Session-22』再び
明日1月27日(月)夜、TBSラジオ『荻上チキ Session-22』に出演します。
番組は22:00〜、私の出番は23:55〜24:50頃です。
24:20〜24:45のコーナーでは、
「官兵衛ゆかりの城に迫る!世界遺産・姫路城特集」をテーマに
お話させていただきます。生放送です。
こちらの番組は、9月に続いて2回目→ ★
同じ番組に再び呼んでいただけるって、とてもとてもうれしい!!
荻上チキさん南部広美さんもとてもフランクでお話しやすい方だったので
またお会いできるのも楽しみです。
遅い時間ですが、起きていましたらぜひ。
- お仕事のこと l
- 14/01/26/17:00
【WORK】歴史読本連載 第3回「城を冒険!? 山城ブーム 山中城」
月刊『歴史読本』の連載
「城メグリスト 萩原さちこのこだわり城郭探訪」、
第3回は「城を冒険!?山城ブーム 山中城」です。
山城とは何か、何が楽しいのか、
山城に足繁く通う変態どもは、何もなさそうな山の中で何をしているのか、
ときに命の危険にさらされながら、人里離れた山の中で何ににやついているのか、というところを。
それでもって、北条氏の城のすばらしさについて書きました。
担当編集さんからの感想がとてもうれしかったです。
『歴史読本』2014年3月号
KADOKAWA
2014年1月24日発売
- お仕事のこと l
- 14/01/25/05:59
【WORK】歴史読本連載 第2回「本丸御殿の忠実な復元 名古屋城」
月刊『歴史読本』の連載
「城メグリスト 萩原さちこのこだわり城郭探訪」、
第2回は「本丸御殿の忠実な復元 名古屋城」でございました。
もう書店には、明日あたり3月号が並びますけれども。
名古屋城本丸御殿が復元され、一部の公開がはじまりました。
存在しないという歴史に価値があると思っているので
基本的に復元反対派ですが、意義のある復元には賛同します。
『歴史読本』2014年2月号
KADOKAWA
2013年12月24日発売
- お仕事のこと l
- 14/01/24/04:58
鳥取城から石垣が新発見
鳥取城で石垣が発掘されたニュースが、1/17付で新聞に掲載されました。
この石垣、昨年12月に鳥取城&太閤ヶ平をご案内いただいた時に、
見せていただきまして、ちょっと感動しました。
二の丸から天球丸に向かう途中の石垣で、
天球丸の石垣修復工事中に見つかったのだそうです。
石垣の内部にこんな慶長期の石垣が埋められていたとは…!
写真の出隅の部分のほかにもう1ヵ所の出隅と、1ヵ所の入墨があります。
新聞記事によると、高さは約2.5m、延長は約12mとのこと。
肉眼でも、けっこう長い範囲で確認できました。
現在の鳥取城の石垣は関ヶ原合戦直後に池田長吉が築いたものだというのが定説。
しかし内部から別の石垣が出てきたということは、
それ以前に別の石垣が築かれていたか、もしくは埋め立てられたかのどちらか。
そして慶長期の石垣で池田長吉以前とは考えられないので、おそらく後者。
天球丸がすぐ後ろにあるんですが、そこの石垣は10m。
なので、1617年に入った池田光政が、
天球丸の改修時に地盤強化のために埋め立てたのではないか、とのことでした。
説明をもとにラインを結んでいくと、なるほど考えるのが自然だなと納得でした。
これだから、城は目が離せません。
- お城のこと l
- 14/01/22/03:53
タモリ俱楽部に江戸一目図屏風
1月16日放送のタモリ俱楽部「日本地図センター 特別展に潜入」を見ていて、ふと。
東大生がつくった日本列島の立体地図をもとにトークする回で、
鉄道・歴史・道路など各ジャンルの担当マニアと
タモさんのトークがかなりおもしろかったんですが…
会場の壁にかかっている絵、「江戸一目図屏風」じゃないか!
と反応してしまったのは私だけでしょうか。
10月に津山郷土博物館に行ったとき、実物大の複製がありちょっと感動したのですが、
その日はボーッとしていてスルーしてしまいました。
そうであったよ、岡山県指定重要文化財、津山郷土博物館蔵なんですよね。
鍬形蕙斎は町絵師から津山藩松平家のお抱え絵師に出世して、
この絵を描いたのでした。たしか。
書籍代、とりわけ地方で見つけた資料代には糸目をつけないことにしているのですが、
津山郷土博物館で刊行された
「江戸一目図を歩く—鍬形蕙斎の江戸名所めぐり—」を、
悩んだ末に購入しなかったことを激しく後悔しています。
(津山城関連資料を買いすぎて自粛した記憶が…)
郵送で購入できるらしいので、今から買おうか迷い中です。
ああ、欲しい。
- 日々のできごと l
- 14/01/20/03:30
世田谷ボロ市
毎年12月15&16日、1月15&16日の4日間は、世田谷ボロ市が開催されます。
1578年に始まった楽市で、東京都無形民俗文化財にも指定されています。
ルーツや変遷、ボロの意味などなど、
ボロ市についての詳しくは、過去の記事をどうぞ→ ★
近所なので、ジョギングの帰りにふらっと。
今年はわずか15分ほどの滞在でしたが、竹製の鬼おろしを購入できて満足です。
今夜はさっそく、牡蠣のみぞれ鍋を味わったのでありましたとさ。やっぱおろしは鬼だな!
職人さんが「これがあれば今日から1品レパートリーが増えちゃいますよ」と言っていたが、
さすがに擂るだけでは料理として成立しないと思います。
「ちょっとした一品が本格的になっちゃいますよ」くらいが妥当と思うっす。
職人さんや売り子さんとお話するのって楽しいですね。
なぜ竹がよいのか、他店と技術的にどう違うのか、味にどう違いが出るのか…ついつい取材癖が出ますけれども。
「締め出そう 暴力団は 街の敵」
五七五という限られた文字数の中で、すばらしい表現がなされていると思いました。
リズムも字面もよいし、言葉選びのセンスもナイスです。世田谷警察署に敬意。
日頃から対応のよい世田谷線が、
完璧なまでのボロ市運行で無事故・混雑回避をキープしているのもすばらしいです。
ローカルな路面電車なのに悪天候に強く、終電は三茶0:52発と、根性のある働き者です。
2両しかないのでボロ市期間は増便。駅員さんも総動員でがんばっておられました。LOVEセタセン。
代官餅は「からみ」がおすすめです。
- 日々のできごと l
- 14/01/16/23:00
【WORK】連載『萩原さちこの「名城に学ぶ」』第3回
ビジネス系情報サイト「Bizコンパス」の連載、
『城メグリスト・萩原さちこの「名城に学ぶ」』第3回が更新されました。
たくさんの方にお読みいただいているようです。
ありがとうございますー。
第3回は、「熊本城/築城名人・加藤清正の最高傑作」でございます→ ★
- お仕事のこと l
- 14/01/14/18:37
「軍師官兵衛」放送開始
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」がはじまりましたね。
けっこうおもしろいんじゃないでしょうか。
やっぱり戦国時代はドラマとして盛り上がりますね。
絵的に華やかですし、出来事も人物もリアルすぎず、視聴者としてはロマンを感じるんでしょう。
(私は「八重の桜」もおもしろかったと思いますが、歴史好きではない人にはイマイチだったようです…)
個人的には、姫路城や小田原城が、きちんと戦国時代の城風になっていて驚きました。
官兵衛時代の姫路城があんなに大規模で立派だったのかはちとギモンですが、
そういう忠実さはさておき、いわゆる天守のない中世の城が描かれていて、ほほうと思いました。
これって、城の理解度や認識が変わってきている証拠なんでしょうね。
制作者側も、視聴者側も。
これまでは、城のシーンというと、なんとなく撮影しやすそうな城で撮っていたと思うんです。
(だから、城=天守、というビジュアルイメージがインプットされているわけです)
少なくとも、昨年見たテレ朝のドラマでは、
彦根城天秤櫓下の堀切から、濃姫が信長に輿入れしたりしていましたから。。。
なので、現在の姫路城内でなんとなく撮影していない今日の姫路城のシーンは、
ちょっと感心というか、城郭ライターとしては思うところがありました。
これからは、城の常識みたいなものが少し変化してくるかもしれません。
ちなみに、官兵衛時代の姫路城の姿はナゾ。
この数年後に秀吉が大改築するわけですが、秀吉時代の姫路城も、全貌はナゾです。
ただ、現在の本丸・二の丸エリア程度とされるので、
官兵衛時代は砦程度だったのでは、と個人的には思います。
冒頭の登場シーンは、今をときめく雲海の城・竹田城でしたね(CGでいろいろたしてました)。
竹田城を石垣山城に見立てるという発想ー!!!くぅー、やるな、NHK(笑)!
小田原城は鉢形城でしょうか?あれはちと不思議だったな。