羊とかけて

とあるひつじ肉専門店さんで、カメラマンSさんと忘年会。
うぉぉぉぉ〜!!!!!!
さすが、日本を代表する料理写真家さんが連れていってくれる店!おいしすぎ〜。
ラム好きな私ですが、これを食べちゃうと、ちょっといいめのジンギスカンも食べられなくなっちゃうかも。
臭みなど一切なし。牛より豚より鶏より、ジューシーでさっぱり、脂が甘い!!
ラムが苦手な人ほど連れて行きたいお店です。しかもリーズナブル♪
写真は、まず最初に出て来るラム8種。
このあと6種ほどいただいて、さらにワイン漬け(←激ウマ!)、煮込み(←感動!)もいただきました。
マスター曰く、部位は40種類以上(!)にもわたるそうですが、
牛肉のように図鑑もなくオリジナルなため、ロースなどの名称はないとのこと(!)。
肉を食べるタイミングはもちろん、肉を置く網の位置までさりげなく指定してくる、羊愛にあふれたマスター。
職人気質な人、ステキ。サービス精神も旺盛な、素敵なマスターなのでした。
カメラマンSさんともいろいろお話しできて、有意義な時間でした。
仕事の上でなにか大切にしていることって、やっぱり人としての部分につながりますね。
おこがましくも共感させていただく部分もあり、ガツンと一言の説得力もまたすごい。
こういう方と一緒に仕事ができて、光栄な限りです。
あ、今日は謎かけしてません(笑)
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/12/27/23:59
鶏とかけて

はし田屋@中目黒にて、おいしい鶏鍋で楽しい忘年会。
鶏鍋、とってもおいしかったー。写真は鶏もも石焼きです。
ただの久々な会合と思っていたけれど、忘年会の時期なんですねぇ。
とにかく、今年のいい出会いに感謝の時間でした。
なんだか、ずっと一緒にいるような感じなんですよねー。しみじみ…ありがとう。
忘年会ということで、今年を振り返り、流行語大賞ノミネート作<ととのいました>に連動して謎かけを披露。
鶏とかけまして、3つほど。
覚えてますけど、恥ずかしくてとても書けません(笑)
我ながら、まったくかかっても説かれてもいない意味不明っぷりでした。俗にいう酔っぱらいです。
これだけ自由な発想ができるなら、もっと違うことにアイディアを発揮できそうなものです。
「しみじみ…ありがとう」とか書きましたが、現実はこんな感じ。
そして、来年も変わる気はありません!
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/12/26/23:59
【城メグツアー #6江戸城】レポート
2010年12月23日(祝・木)開催、「城メグリストと行く!江戸城ツアー」レポートです。
※江戸城について詳しくは<日本全国城ある記>で改めて。
「江戸城ってドコ?」とよく聞かれますが、皇居のあるところです。
厳密には、江戸城内の“西の丸御殿”というエリアが、現在の皇居。
飯田橋、市ヶ谷あたりの外堀までをお城とするならば、
おおまかにいうと現在の千代田区はすっぽり江戸城内、ということになります。
江戸城内に足を踏み入れたことがない人など、東京人ならいないのです。
・・・と、江戸城のスケールの大きさ談義とは裏腹に、本日はせま〜いエリアのみ訪れてきました。
目的は、天皇誕生日の一般参賀!
ふだんは東御苑しか入れませんが(松の廊下、大奥跡などが見られます)、
この日は皇居内(=江戸城西の丸)に侵入できる、城マニアにはたまらない日なのです!!
一般参賀に向かう前に、大手門〜平川門を30分ほどぶらり。
今日は閉園ですが、どちらも東御苑の出入口ですから、橋も渡れ、門も通れます。
竹橋を越えると見えるのが、平川門。
平川門は、江戸城の裏門。御三卿(清水・一橋・田安)の登城口でもあったようです。
また大奥の通用門としても機能していたようで、春日局が門限に遅れて一夜をここで明かしたという伝説も残ります。
また、平川門は鬼門にあたるため、<不浄門>とも呼ばれ、城内の死者や罪人を運び出す門でもありました。
忠臣蔵の浅野内匠頭も、大奥の江島も、この門から出たということですね。
この橋の柱についた緑のたまねぎのようなものを<擬宝珠(ぎぼし)>といい、
江戸時代から残る貴重なモノだったりします。
よーく見ると、つくられた年や、大工さんの名前などを見ることができます。
橋もたくさんあって、おもしろいんですが…それはいずれ城メグツアーで。
さて、一般参賀へ向かいます。すごい人混み。ちなみに日本の国旗は通行中に配られます。
荷物検査&ボディチェックと、さすがに厳重。
デジカメの電源をONされました…デジカメ型爆弾とか警戒してるんですかね?
ボディチェックは本当に全身なでまわし。こんなに人に触られたのは久しぶりでした。
↑この3枚は、ふだんの様子(2010.9.12撮影)
皇居といえばこのアングル、二重橋。ここから先は皇居の敷地になるため、通常は立ち入り禁止です。
厳重警備に阻まれ、遠くから指をくわえて眺めることしかできません。
それが!!こうして堂々と侵入できるなんて…天皇陛下、お誕生日おめでとうございます!
この二重橋、手前から見て2つの橋がかかっているから二重橋、と思われがちですが、違います。
手前の橋は、江戸時代は西の丸大手門にかかる橋。現在は正門石橋(=皇居の正門)。
奥が、江戸時代は西の丸下乗門にかかる橋。現在は正門鉄橋と呼ばれます。
正門鉄橋が、木橋から鉄橋になる前、桁が二重だったことから通称二重橋になり、
その名残で、二重橋と呼ばれています。
西の丸大手門は、高麗門と渡櫓門が一直線。おおっ、石垣も、土塁らしきものも見事に残ってます。
門をくぐると、ぐるりと右折。まっすぐに進めないのも、防備のひとつです。
そして、見えてきたのが…伏見櫓!!どうです、見事な景観ではないですか〜!?
この長屋状の建物は<多聞(たもん)>。いわゆる防衛施設で、武器庫であり、窓から攻撃をする場所です。
本丸内は、この多聞でぐるりと囲まれていたはずですが、今櫓と多聞がセットで現存しているのはここだけです。
ここも、ふだんは遠くから眺めるだけなので、間近で見られて感激!!!
ここの石垣も、城メグリスト的にはかなり気になります…が、それは別の機会に。
さて、二重橋を渡り、中門を越えると、皇居宮殿に到着します。ここが、TVでもおなじみの一般参賀の長廊下。
待つこと30 分、天皇陛下のお出まし〜!見えましたよー。
とてもおだやかでにこやかな天皇陛下。背筋がシャンとされているみなさまでした。雅子さま、とっても美人。
退出は、宮内庁方面へてくてく。この道が、また、絶景ではありませんかー!!
遠くに見えるは富士見櫓。ビル群との異色のセッションがまたオツ。
いくつかの門から退出することができますが、
宮殿を左手にして進み、左手に宮内庁、右手にあるのが坂下門です。巨大!
老中だった安藤信正が水戸藩浪士らに襲われた、坂下門外ノ変、の現場ですね。
宮内庁では名刺をお渡しすることができます。
あっという間に撤収する皇居。遺構を慌てて撮影。せっかくなのでそのまま進み、桔梗門から退出します。
これも見たかったー!!蓮池堀。
まるで電車に群がるカメラ男性のごとく、私もお仲間らしき方々と、シャッターを押しまくりました(笑)
この石垣の上が、本丸。小さく見える白い壁が、本丸に唯一残る富士見多聞。
遠くに見える橋は、本丸につながる西詰橋。武道館のたまねぎも見えますね。そして富士見櫓に到着!
この素晴らしいビュー!江戸城で唯一現存する、三重の富士見櫓です。
江戸城の天守閣は火事でほんの数年しか存在しませんでした。
その代わりとして、江戸城の“顔”になったのが、この富士見櫓です。
ここも、ふだんは柵越しに、遠くから覗くことしかできないので、このショットは貴重。
う=ん、言葉になりません(笑)
富士見櫓を抜けてまっすぐ進むと東御苑に抜けますが、ここを右折して桔梗門へ向かいます。
桔梗門は、別名内桜田門。門をくぐると、渡櫓があり、すぐ左手に高麗門があります。
ここも、ふだんは立ち入ることができない場所です。
桔梗門を出て、左手にあるのが、皇居ランナーならおなじみの辰巳櫓。
実は、石垣が折れ曲がるところに建つ隅櫓としては、唯一の現存です。
******************************************************************************
一般参賀の後は、皇居ショッピング。
ラベルに二重橋があしらわれた、参観記念の清酒を購入しましたが、
この太田酒造さん、太田道灌の御子孫(18代目)なのだとか!ほぅ〜。
城メグツアーは、グルメにも手を抜かないのが信条です。
今回は江戸野菜ではありませんが、地産地消を意識して、国産野菜の自然派ビュッフェです。
お茶の水のホテルジュラク内にある、<百彩健美 あけびの実>さん。
写真はまったくおいしそうではありませんが、ここはヒット!
全品制覇などできない品目の多さで、どれも美味。しかも、揚げ立ての天ぷらも食べ放題!
食材もドリンクもデザートも有機づくし。天然だし、無添加ベース。1,580円はリーズナブルすぎです。
それにしても、いいお野菜って、甘くて味があって、ホントおいしいですよね〜。
******************************************************************************
食後は、湯島聖堂へ。この石垣、現存ではないかとソワソワ…調べてみます。
江戸城の表鬼門を守る、江戸総鎮守、神田明神。
関東の鎮護役・平将門が祀られ、徳川家康の関ヶ原合戦の際に授かって勝利したことから、勝守も有名です。
国学発祥の地であり、銭形平次もよく知られていますね。
資料館では、江戸時代から続く神田祭の歴史を主に展示。
神田祭は天下祭ともいわれます。理由は諸説ありますが、いずれにしても徳川幕府公認の祭りで、
神輿や山車が江戸城内に立ち入ることを許されたばかりか、将軍や大奥の女性が見物したのだとか。
ジオラマの奥に、江戸城の壁画が。天守閣があった時代の絵ですね。
表参道口、甘酒で有名な天野屋さんでお買いもの。
ものすごーくかわいいポチ袋、ざんざん悩んで6種購入しました。天野屋さん名物の芝崎納豆もGET。
総武線沿いは外堀ですが、現存部分やら水路については、勉強不足でさほどわかりません。
飯田橋〜水道橋あたりの線路は、たしか土塁の上なんですよねぇ…?
もっと勉強して、このあたりの江戸城下ウォークも、城メグツアーでやりたいと思います。
城メグリスト
- お城のこと l
- 10/12/23/23:11
サンタさんからのプレゼント
終日撮影だった一昨日、お子さんのいるカメラマンさんやフードコーディネーターさんと、サンタさんの話題に。
クリスマスのエピソードっていろいろありますね。
プレゼントにしても、セレクト傾向、戦略、理想のスタイル?などなど話題は尽きず。
子供って発想が自由だし、個性がはっきりしていておもしろい。
私はといえば。
早い段階から「○○が欲しい」と宣言する親孝行な姉に対し、
「いろいろあって迷ってるから、24日の夜までに決める〜」とか、
(↑24日の夜寝る前に、手紙を書いて靴下に入れていた)
「サンタさんだけにこっそりお願いするから、お母さんには教えない」とか、
(↑ピタリと欲しいものをくれることに、ロマンを感じていた)
「やっぱり△△はやめて、●●に変えたい!」と直前に言い出したりとか。
(↑よくばり&優柔不断、または要検討派)
・・・実に、親に非協力的な子供でした。
「早く決めないと、残りものになっちゃうかもしれないよ〜」と言われて慌てて決めたり、
「あんまり珍しいものだと、サンタさん見つけられないかもよ」と言われて無難なモノに落ち着いたり。
「サンタさんと電話がつながってるから、今ほしいものお話しして」などとうまくだまされ、
受話器に向かって一生懸命お願いしたこともありました。
くっ、なにげに素直だったな、私。
サンタさんが去った、あの年。
姉がついにサンタの正体を突き止めたんですが、
「そんなことないもん、サンタさんいるもん!」と言い張ったのに、
「いやいや、そういうことだから。バレたし今年で終わりね」とサンタ制度を打ち切られて、悲しかったです。
- 日々のできごと l
- 10/12/21/23:59
46megフリスク!
牛肉マニアのグルメな友人・もとさやから、お誕生日プレゼントでもらいました!
宅配便で届いたプレゼントパックの中。
「ん?なぜフリスクが!?」と思ったら・・・46MEG(=城メグ)じゃないですかー!!
なんて粋な計らいなの!もとさやらしいわー。うれしい〜☆
ありがとね。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/12/20/00:20
お誕生日ありがとう
12月17日はお誕生日でした。
メッセージやプレゼント、ありがとうございます!!!
お祝いしてくれる人がいる、そのことが何よりもうれしいプレゼント。
人に恵まれた、幸せな人生です。
おかげさまで充実していて、毎日があっという間です。
もちろん、すべてが完璧にうまくいくことなどなくて
諦めたり、手に入らなかったり、犠牲にしていることも人並みにはある。
そのことで誰かを傷つけていることがあるかもしれないと怖くもなる。
このままでいいのか、この選択肢は正しかったのか、と毎日のように迷うし、
ああ今日もダメだったと猛省したり、自分のふがいなさや才能のなさに絶望することも人並みにある。
だけれど、失敗も充実の大切なファクターなわけです。
選択が間違っていたとしても、自分で決めることができて、やろうと思えばなんだってできる、
そういう明日が当たり前のように用意されていることを、とても幸せに思います。
「今日の青空のように素晴らしい34歳を」と親友から。今日は夕陽もキレイでした。
城メグNEOでがんばります。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/12/17/23:59
ゴッホ展
ようやく行けました、【没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった】@国立新美術館。
平日なのに、混み過ぎー。
私も含め、「みんなそんなにゴッホ好きだったの!?」と驚きでした。
ものすごい人だかりだったもので、集中力のない私は“鑑賞”といえるまでは陶酔できませんでした。
西洋美術のことはよくわからないですけれど、
長い年月が経っても変わらない普遍的なモノを見出すことが好きなので、そのあたりは強く感じるところがありました。
なんでしょうか、このひげの色の美しさは!
10年という短い期間で、独学で自分のものにして発信していくパワーには感服。
あと、ゴッホをはじめ、1890年頃のフランスで浮世絵が影響力を持っていたというのはなんだか感慨深かったです。
それにしても、隣にいたら、こっちが辛くなってしまうような人ですね。
一般の人の3倍くらい、拾っちゃうんでしょうねぇ…。
どんな人だったんだろう、どんな思いでこの色を選んで、このひと筆を動かしたんだろう、などと
自分なりに想像していたら、なにかこう、追いつめられるような感覚に陥りました。
命を削って注力したかのような、ひと筆ひと筆のたくましさ、繊細さ、色の輝き。
精神的支えであったであろう弟のテオも、ゴッホの死後、わずか半年で亡くなっているそうで。
理性が失われていくことに自覚があるのがピュアすぎる…そんなまっすぐさが作品にも表れている気がしました。
今回いちばん印象に残った作品は《ヒバリの飛び立つ麦畑》。
ゴッホがゴッホになった瞬間の作品。風のにおいを感じます。まだ無垢でおだやかで、すがすがしい。
モネ的な色彩がゴッホの力強いタッチで描かれていて、好きです。
城メグリスト
- 日々のできごと l
- 10/12/17/23:58
MB友の忘年会
前の会社のメンバー(MB友の会)で、美登利寿司にて忘年会。
11時からビールを飲みつつふぐ&お寿司の贅沢コース。
びくびく動く活ふぐに大騒ぎしつつ。

私にパワーをくれる、MBメンバーです。
全力で仕事して、だけど全力で遊んで、全力で生きる。そんなエナジーがみなぎってます。
私はよくパワフルだとか行動力があるとかいわれますが、このメンバーの中ではなまぬるいです。
だけど、嫉妬したり恥じたり遠慮したりすることなく、
何事も受け入る気持ちになれて、そしてまっすぐに受け入れてくれる人々です。
私はこの会社に入社するまで(8年くらい前?)、女子の団体というものがとても苦手で。
それを克服させてくれたメンバーでもあります。
あの頃は本当に忙しくて休みもなかったけれど、徹夜すら楽しかったなー。
それだけ忙しいと、カリカリしたり文句言ったり非協力的になったりする人が
ひとりくらいいそうなもんですが、この制作チームは一切なかったですね。
激務中に、重要箇所にアンダーラインがひかれた「ああ、野麦峠」のコピーが回覧されてきたり
(この主人公に比べれば私達の労働条件はたいしたことがない、という励まし)、
「止まない雨はない、終わらない仕事はない」というキャッチフレーズが流行ったり…(笑)
それぞれが自分のビジョンをしっかり持って、自分のために責任を持って仕事に真摯に取り組んでいたからだと思います。
仕事の厳しさとか全部ひっくるめて背負っているから、人に対してもピースフルでいられるんですね。
こういう精神は、今の私の基盤になっている気がします。
ある日突然会社が解散するというビックリな経験をしましたが、
そんな強靭なスピリットを持っているので、その後の個々の飛躍がすごい!
私もがんばるぞー。
今年も最後に笑顔で会えてよかった!
年明けは全員集合しましょ。
城メグリスト
【城メグツアー#4 彦根マラソンツアー〜彦根マラソン&京都観光篇〜】レポート

最終日は、彦根シティマラソン&京都観光です。
第24回彦根シティマラソン(10kmの部)に3名で出場しました。
彦根城を愛でながら走れるなんて、<お城とランニングの融合>を目指している私にとっては夢のような大会です。
パワーチャージとばかりに、ホテルの朝食はごはんをおかわり。湖魚のつくだ煮が美味。
4km地点までは、中堀沿いに、西の丸方面をぐるりとすり抜ける、城好きにはたまらないコースでした。
(後半は一転、なーんにもない道でしたが…)
地元の中学校のブラスバンド部の応援がうれしかった〜。マラソン中の声援って、ホント感動するんですよ。
いい意味で緊張感のない運営で、アットホームな大会でした。
地元の方がほとんどなのでしょうけれど、参加人数も多くてなかなか盛大でした。
ここでもひこにゃん、大人気。スタート地点でもみくちゃにされてました。
参加賞のひこにゃんTシャツを着て走りましたー。
10kmなのに…ツラかった(笑)でも、自己ベストでした。
購入したひこにゃんのランチトートには、《LUNCU TIME!》の印字。ひこにゃん語でしょうか…?
マラソン大会のお楽しみは、ゴール後の“おふるまい”。ぶた汁サービスでした。
地元のお母さん達がよそってくれて、「おつかれさま」と笑顔で渡してくれるのがうれしい。
心も体もあったまりましたー。エプロンがかわいい!
*******************************************************************
ゴール後は、そそくさと京都へ移動。まず向かったのは、<カフェさらさ西陣>さんです。
築80年の銭湯旧藤の森温泉をリノベーションしたカフェで、
和製マジョリカタイルが全面張りされた、アンティークな空間。
唐破風の屋根、格天井と呼ばれる立派な高い天井…どこかお城を連想しません?
ザッハトルテさんがヒジョーに気になります..くるりに続く京都の星でしょうか。
和製マジョリカタイルとは、金型で花柄など凹凸のレリーフを施した硬質なタイル。
筆で一色ずつ数種類の色釉をのせたりと、それはもうとても手間のかかる装飾タイルだそう。
大正から昭和10年代まで日本製として世界に輸出され、海外で人気博したのだとか。
当時の豊かさのシンボルということですね。
シルクロードを渡って、アンティークタイルとなって日本に還ってきたロマンあるものです。
懐かしいのにどこか新しい感じがステキですね。
近代イギリスの装飾タイルをマネてつくられたマジョリカタイルが発祥で、
15〜16世紀のイタリアやスペインの錫釉色絵陶器(マジョリカ)の流れをくむ色彩色表現ができることから、
和製マジョリカタイルが完成そうです。
蛇口を外した跡とか、銭湯の名残がところどころにあるのも、また味です。
京都のカフェ文化って、東京と全然違いますねー。居心地も、なにもかもランクが上な気が…。
お料理を待っている間、テーブルに置いてあったトランプで遊んだり。
久しぶりすぎて、ババ抜きのルールを忘れていた自分に衝撃でした。
*******************************************************************
雑貨屋さんをのぞいたり、なんだかすてきな街並みを歩きながら、目指したのは<船岡温泉>。
ここは料亭旅館をリノベーションした銭湯だそうで、なるほど立派な唐破風。のれんもシブいです。
大正時代には西陣の旦那衆が通う高級な銭湯だったそうで、
創業当時の豪華な脱衣所の内装は奇跡的にそのままの姿で維持されていて、登録有形文化財に指定されています。
靴箱やカウンターの場所も、元の建物の雰囲気を壊さずいい感じでリフォームされていました。
レトロモダンという言葉がぴったりの、お風呂屋さんです。時計や体重計なんかも、なんかカッコイイ!
欄間のすかし彫りがすごい!格子天井にも施しが…!
そしてここにも、一面にマジョリカタイル。もう1枚1枚がたまりません。
当たり前ながら写真は撮れませんでしたが…わざわざ行く価値アリ!な銭湯でした。
【城メグツアー#4 彦根マラソンツアー〜彦根城篇〜】レポート

いよいよここからが、城メグツアーの本編ということになります(笑)
彦根では、彦根城ビューが堪能できる彦根キャッスルホテルに宿泊しました。
しかも!ルームナンバーは<406>。46=シロでしたー。うれしい♪
いろは松の手前から佐和口多聞櫓と天守を臨める、最高のロケーションです。
佐和口多聞櫓内の展示、彦根城天守を中心に外堀までがガラスケース内、
その周辺の城下町はなんと床に描かれてました!これ感動。
彦根城がちょこりと乗っかったポストは築城390年記念に設置されたもの。
今回は、リアルひこにゃんに会えました!
「ひこにゃんの写真、いっぱい載せて♪」とご要望があったので、たっぷりと。
さすがはゆるキャラブームの火付け役、
シャッターチャンスに合わせて静止したり、
「かわいい」と言われるしぐさを知り尽くし、うまく織り交ぜてきたりと、
ファンにストレスを与えない、なかなかデキるゆるキャラでした。
でっかいぬいぐるみが怖くて近づけない私ですが、この距離から見るのは好きです。かわいい。
てけてけ走る姿がたまりません。
ちなみに最近、「ひこにゃんに似てる〜」と言われました。
まったくうれしくないですが「ひこにゃん!」と呼ばれると、つい条件反射でポーズをとってしまう今日この頃です。
お城のガイドも、もちろんさせていただきましたよー。
お城について詳しくは、<日本全国城ある記 彦根城 >をどうぞ → ★ 。
ということでここでは詳細は割愛。いろいろ語りたいですが、ザザっと見どころを写真のみ。
彦根城は国宝4城にも数えられる、現存12天守のうちのひとつ。
現存天守ということで華もありますし、おもしろいお城トリビアも満載。
なんというかお城自体のおもしろさがコンパクトに詰まっていて、
歴史や築城技術などの難しいナシで楽しめるので、ビギナーの方にもおすすめですね。
とはいえ、やはりふらっとやってきてもスルーしてしまうことばかりのようで、
「なるほどー」「そう言われるとおもしろい!」という感想が続々。楽しんでもらえてとてもうれしかったです。
私自身も、自分にはない感想や疑問が聞けて、新鮮かつ勉強になりました。
ひとつひとつ見ていくと、なかなか足が進まないもの。
はじめは「少なくとも3時間はとりたい」という私のスケジュールにピンときていないようでしたが、
終わる頃には納得していただけたご様子。そうなんです、3時間でも足りないんですよ〜。
あっという間に日が暮れて、今回は本当にダイジェストになってしまったので
次回はもうワンランク深いガイドをしてさしあげたいなあ、と思いました。
******************************************************************************
近江に来たということで、お夕食は近江牛をプランニングしました。<せんなり亭 伽羅>さんにて近江牛会席。
お話に夢中で2品ほど撮り漏れてますが…地酒もいただけて満足です。
地のものをいただく、これも旅のマスト事項ですね。
******************************************************************************
食後は、期間限定の紅葉ライトアップを見に、玄宮園へ。
ひこにゃん提灯が、よりムードを高めてくれました。
玄宮園は、1677年に4代藩主直興公によって造営された大名庭園。近江八景を模してつくられた縮景園です。
見下ろすように佇む天守がなんとも情緒的ですよね。
戦のない平和な時代は、お殿様もこの庭から天守を見上げていたのかもしれませんね。
時代劇の撮影にもよく使われる、とても美しい庭園です。
鳳翔台という茶室があうのですが、ここから臨む玄宮園は絶景。
日中はお抹茶がいただけるので、彦根城内を歩いた後ひと息つくのにぴったり。ぜひお立ち寄りを。
内堀、中堀の夜景も堪能しながら、夜のおさんぽ。11月の彦根は気候もちょうどいいです。
ホテルの部屋からの夜景もステキ。
月のようにぽっと夜空に浮かぶ天守を見ながら、眠りについたのでした…。
- お城のこと l
- 10/12/12/22:50










































































































































































































































