支笏湖氷濤まつり
支笏湖氷濤まつり。
なにこれ、きれいー!
ずっと見てられる。
雪中、1時間半も見入ってしまった…ずぶ濡れ。
写真や動画、いっぱい撮っちゃいました。
氷の上に雪が積もってきたら、お花が咲いたみたいになってかわいい。
パリッとした寒さも心地よく、お気に入りのソレルも履けてうれしい。
支笏湖は不凍湖(凍らない湖)なんだそうです。
容積が大きくて日本で2番目に深いから、湖底まで冷却が至らないんですってよ。
…ワカサギ釣りできないね。
凍らないから、その湖水をスプリンクラーでしゅーっ!と、吹き付けて凍らせているそうです。
札幌でおしごと。
今宵の海鮮宴までに到着すればよいのだけれど、せっかくなので早いフライトをご手配いただきました。
早起きしてよかったわ。
次は8月9日に呼んでください、と切に願います。。(笑)
創作意欲を掻き立てられ、天守台を製作。
どなたかがつくった雪だるまの横に、築城してきました。
…ひどすぎる。
天霧城→九十九城→雨滝城→引田城
天霧城→九十九城→雨滝城→引田城。
念願の天霧城に行け、引田城の大手道も歩けて満足。
九十九城も興味深い城でした。
豪族の個性と地域特性、長曽我部の気配と織豊エッセンス。
それぞれ配分もまちまちで、何がどの要素か判別するのは難しい…。
けど、それを考えるのがとても楽しいなと思いました。
- お城のこと l
- 20/01/26/23:59
NINJA AKASAKA
NINJA AKASAKA。
15年くらいぶり(!)
今、7割が海外の観光客だそうで。
お寿司の玉子にトリュフが入ってたり、
ブイヤベースにパクチーが添えられてたり、
サーモンにはルバーブ、和牛にはカスタード風ソースと、
山海の幸豊かで諸国の風吹く忍者の里でした。
上級忍者の忍術(マジック)が高度すぎて、観光客並みにベタに感激。
外人大喜びだな、ありゃ。
サザエファイヤー!
忍者さんのマスク、渋谷の若者がしてるやつなの気になるよね…?
上の写真は「手裏剣グリッシーニとフォアグラのパテ」です。
よくしていただいている、とある企業の会長さん(城好き)のお祝い会。
よろこんでおられてよかったわ。
Chara Birthday Live 2020
かれこれ20年以上崇拝している、CHARAのライブatLIQUIDROOMへ。
心のキャンプファイヤー燃やしたわ。
とてもよい夜だ。
なぜか、緋美くん登場のときだけ撮影OKに。
母のバースデーライブにケーキを持って登場し、セッションして、さらりとハグして去っていく君。
…かっこよすぎか!
- 演劇・ライブ・美術館・映画・本 l
- 20/01/22/23:59
進研ゼミ わくわく発見BOOK「くらべてみました!日本の城、世界の城」
進研ゼミ小学講座 「チャレンジ4年生 わくわく発見BOOK」で監修を。
監修、2回目です。ありがとうございます。
特集は「くらべてみました!日本の城、世界の城」。
私が小学生の頃には、こんな特集はなかったな…。
わかりやすくて楽しげなお城の特集、うれしいな。
城好きキッズが増えますように。
奇しくも見本誌が届いた今日は、
とあるお仕事で日本の城とヨーロッパの城の
違いや共通項の話をしてきたところでした。
比較すると、気づくことがけっこうありますね。
第18回「城の自由研究コンテスト」表彰式
審査員をさせてもらっている、
第18回小学生・中学生「城の自由研究コンテスト」の表彰式。
毎度書きますが、皆さんの柔軟な発想力と探究心よ!
疑問を持って、テーマを決めて、そこから逸れず、地道に調べ、尋ね、まとめ、考察できるのはすごいこと。
それを、筋道を立てて文字や図版や模型に落とし込むのには、エディトリアルな能力もいるかと。
(親御さんもすばらしいのでしょうね)
情報がいくらでも簡単に引き出せるこのご時世だけれど、
知識や情報の寄せ集めでは研究にならないし、
原点は頭や目や足を使った地道な積み重ねなのだと、再認識させられます。
その姿勢は私の仕事理念にも通じるところで、
毎年、身につまされる思いがします。。。
これは日本城郭協会理事としてではなく私個人の意見だけれど、
城の研究者になってほしいわけでもなく、城の道に進んでくれなくてもよいと思っている。
長い人生の中で、城を通したこの経験が、ひとつ役に立てばいいな、と。
こういう姿勢で物事に取り組める人は、きっと何をやっても物事や他人に関心を持てて、
真摯に取り組める立派な大人になるのでしょうね。
写真のようなふざけた大人にはならんであろう(笑)
偉い人はなれないかもしれないけど、豊かな人になると思う。
私は偉い人より、豊かな人のほうが魅力的だと思います。
21名の受賞者のうち、
文部科学大臣賞の鵜飼航くんと、日本城郭協会賞の土橋優里さん、
学研プラス賞五十嵐智洋くん・充輝くん、審査員特別賞の宮原知大くん、室伏好誠くんの5名がスピーチを。
感動のあまり、わたくし泣きそうになりました。。
もっとも感激したのは、鵜飼航くんと土橋優里さんが、
名古屋城再建や首里城正殿の焼失に触れ、
その歴史の中にある時間や人に思いを馳せたコメントをしていたこと。
数百年残っている建物=文化財、という無機質な物の見方ではなく、
血の通った見方で、自分なりに価値を見出して、しっかり発言していることに感動しました。
城を通じて、人々が積み重ねた時間や思いに触れてくれている。
それを、こんなに年が離れていて、生きてきた環境も常識も経験も、
価値観すら違うであろう私が共有できたことが、とてもうれしかったです。
そもそも歴史とは、そうやって1日1日が積み重ねられて作り上げられているものなんですよね。
ほかの受賞者のみなさんも同様で、
どんな研究テーマ、アプローチであれ、自分なりに城に向き合った人は、
そこに存在する時間や人々の尊さに触れることができるのだなと思いました。
ということは、裏を返せば、私にできること、すべきことは、まだまだまだまだあるのだな、と。
私もみなさんを見習って、大切だと思うものを大切に、伝えていきたいと思います。
受賞者のみなさん、おめでとうございます!
そして、ありがとうございました。
それにしても、みなさんかわいいかったなあー。
テープカット記念日
そうそう、人生初のテープカットは、昨日の明知城でした。
上手に切れるかドキドキしましたが、
「あのハサミは特殊で切れ味すごいのだ、どんなに不器用な人でも失敗しないんだぜ」と、
20年前に刃物職人見習いのやすくんが言っていたのを思い出しました。
やすくん、今日も元気に研いでますか。
わたしはようやく、その切れ味を体感しました。
人を刺したら殺せそうな鋭さなんだね。
明智城と大河ドラマ館
明智荘へ。
寒い中、そしてお忙しい中、アテンドありがとうございました。
私には、この山が明智の拠点とは思えなかった…。
そもそも、この明智城は城なのか?遺構らしきものは見当たらず。
こういうわけわからん城もあって、そもそも謎ばっかりで。
そんな楽しみに触れる機会も、大河ドラマによる盛り上がりであるとよいのですが。
岐阜県可児市でも昨日、「麒麟がくる ぎふ可児 大河ドラマ館」がオープン。
麒麟の遅刻により、若干ネタバレしているのがおもしろかったです。
先立ってインスタにも載せていただきました。
10が103になっとる加藤先生。
…わんちゃんか!(101匹ね)
明知城ウォーキングイベント
「白鷹城(明知城)と明智光秀ゆかりの地、整備完成記念ウォーキング」。
クリス グレンさんとナビゲートしました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
明知城が、さらに見やすく、歩きやすくなりました。
全域にダイナミックな畝状空堀や横堀がよく残り、
パーツを発見する楽しみも、城の全体構造を探る楽しみもある城。
さらに、街道の結節点という立地、
勢力の境目ゆえの翻弄され具合と、それに伴う改変の痕跡もたまらん。
レベルに応じた楽しみ方ができるので、山城ビギナーさんにもオススメです。
明智光秀をきっかけに、訪れてもらえるとうれしい。
が、光秀の関わりがどうこうよりも、城を通して東濃の戦国史を見るのがおもしろい。
常に誰かと誰かの板挟みな立地において、城になにが求められどう改変されたのか、
周囲の城や同時期の城とも比較しながら技術や構造の変化、人や時間の動きを意識すると、
想像がふくらみ、さらにおもしろいと思います。
とくに、天正2年の武田勝頼の侵攻がキー。
緊張ピーク時に構築されたと思われる畝状竪堀群、いつ段階でしょう…と考えるだけでも楽しい。
個人的には、天正3年以降の武田に1票。
すでに山城ファンの方には、仲深山砦がとてもおもしろくオススメでありますよ。
明知城とセットで見るべし、です。
…という話は、今日はまったくできませんでした。
でも、「楽しかった!」「お城の見方が変わった!」と、
わざわざお声をかけてくださる方もいて、うれしかったです。
お天気もよく、楽しく歩けましたね。
麒麟はきていないけれど、「麒麟がくる ぎふ恵那大河ドラマ館」が本日オープン。
長谷川博己がただひたすらかっこいいです。
特別展「明智光秀が生きた時代の東美濃戦国史 山城を巡る攻防」が同時開催されております。
この特別展が、三宅唯美先生の監修だけあって、濃密!見ごたえ抜群!であります。
直々に解説いただき、夢のようでした。
プロポーザル審査に関わったご縁で、パネル展示に、中井均先生とともにコメントを。
恐縮すぎますが、多くの人が山城を楽しむきっかけになればと思います。
ぜひ訪れてみてくださいな。