うえだ
よいお城がたくさん見られて、よき2日間。
昨夜はちょっと、生涯忘れられない夜だな。
長いトンネルから抜けたような夜。
つきよしのが馬刺に合いすぎた夜。
長野は女性杜氏が多いですね。
おみやげたくさん、おもうれしい。
出張!お城EXPO in滋賀・びわ湖
出張!お城EXPO in滋賀・びわ湖
トークセッションをご一緒した、
小和田哲男先生、中井均先生、加藤理文先生、クリスグレンさんと。
近江の城はおもしろいねえ。
久しぶりにお会いでき、お話でき、元気出ました。
ブランクありすぎてうまくしゃべれず。。
石積み学校
自分で積石を積み、栗石を詰めた!
東工大の真田先生が運営されている「石積み学校」やっと受講できました。
崩れた斜面畑の石積みを再生するプログラム。
城の石垣と、原理は一緒なのだな。
しかし、理論ではないところがとてもとても難しい。
深い。楽しい。もっと知りたい。
ビフォー&アフター。
勉強になったなー!また行きたい。
松本城の漆
今となっては全国で唯一、
黒漆が塗られている松本城の国宝天守群。
城下の漆職人が、毎年9〜10月に塗り直しをしている。
4年ほど前に、その漆職人さんを取材させていただきまして。
先代が自腹で(!)塗っていた時期が10年ほどある、と。
傷み汚れていく姿を放っておけなかったそうです。
人々の積み重ねがあるからこそ地域の分身であるのだし、
そこに文化とも呼べる人々の営みがたくさんある。
私は学術的な評価を語りたいのではなく、
そういう部分をもっと取材して、伝えていきたいんだよ。
というのが、昨日飲みながら熱く語った内容だ。
お色直ししてるとこ、初めて見ました。
忍者のように、石垣を歩いている…!
松本城天守のこと、漆のこと、なんで9月なのか、耐久性…などなどは、会った時に聞いてくれ。
もしくは拙著「城の科学〜個性豊かな天守の「超」技術」(講談社ブルーバックス)を読んでくれ。
松本城下町取材
常に湧水のせせらぎが聞こえる城下町。
やっぱり松本が好きだと思った1日だ。
イカした飲み屋さん多いしな。
水路のある城下町は数あれど、
ここまで今も潤沢に湧き出ている地域はない。
江戸では考えられん。。癒される。
金沢学シンポジウム
8/29のシンポジウムのようすが、北國新聞に。
鼠多門と鼠多門橋の復元、
ずいぶんと観光寄りに舵を切ったなあ、というのが正直な感想。
尾山神社に塗装道までつくる徹底ぶり。
広義でも狭義でも観光ルートをつくるのは上手だなあと思いますが、
これが史跡を生かした町づくりなのか、というと考えるところがあります。
それよりも、
鼠多門の存在意義や価値を伝えるような、
市民向けのリリースがなさそうなのが気になりました。
広報の問題なのか…?
尾山神社側から三十間長屋まで一望できるようになり、
鼠多門を抜けると玉泉院丸庭園が後ろに広がるようになって。
城ファンとしてはうれしいけれど、
劇的な変化とは対象的に市民の温度が低い気がしてなりません。
としまえんは練馬城
虹の多い夏だったな。
としまえん閉園。
豊島区でなく練馬区なのに「としまえん」なのは、
豊島氏の練馬城があった場所だから。
ちなみに石神井城(現在の石神井公園)も豊島氏の城。
と、都民として一応言っておこう。
あゝ落城。
私は、後楽園ゆうえんち派でした。
いつの間にか、東京ドームシティアトラクションズというハイカラなテーマパークになってしまったねえ。
ドン・チャックは今もいるのだろうか…。
後楽園ゆうえんちで僕と握手!!
高尾599ミュージアム/トークショーのお知らせ
高尾599ミュージアムでトークショーをさせていただきます。
テーマは「八王子の山城を歩こう」。
滝山城と八王子城を取り上げつつ、山城の魅力についてお話しします。
2020年10月18日(日)15:40~、無料・定員40名・HP予約先着制です。
詳細・お申し込みは高尾599ミュージアムさんのサイトまで → ★
ぜひお越しください。
鈴木大拙館と柳宗理デザイン研究所
金沢でお仕事。
終わってお寿司の時間まで、ダッシュで鈴木大拙館と柳宗理デザイン研究所へ。
私は、この水面が天井に反射した、メラメラしてるのがとても好き。
説明文のない展示、とてもいい。
手っ取り早く知識(というか情報)を得て満足、みたいな世の中において、
自分で見て考えて感じられて、すごくいい。
端的に伝えるために、
削ぎ落とすのではなく最初から見なかったことにする
…ような傾向を感じるんだけれど、
やっぱりそれはあまりに味気ないよね。
城下の地形を踏み締めたくて、暑いけどてくてく。
のどぐろは塩だな、どのお酒を合わせようか。
もはやそれしか考えられん。。
お疲れさまでした。
連載「城旅へようこそ」で動画も
朝日新聞デジタル&TRAVELの連載「城旅へようこそ」、
今年から記事に動画を添えるようになり、その数が20本を超えました。
ただでさえ、特異な簡潔さが求められるネット記事。
動画を併載すれば記事をしっかり読んでもらえなくなる…。
が、記事と動画の両方で完結するような内容・構成に、
と試行錯誤するも、それはそれで弊害があり難しい。。
などなどいろいろグダグダ悩みましたが、
「動画が楽しい」と言ってくれる読者さんもいるので、
それはそれでいいのかなあ、と思う今日この頃です。
ちなみにこの連載は同行スタッフなしの単独取材なので
・話を理解して聞き出す
・文章のプロットを立てる
・誌面構成を考える
・写真を撮る
・応用も見込んで限界まで+α取材する
・ファン目線でフラットに見る
を同時進行でやるんですが、
・動画を撮る
という慣れない作業が追加される分、
何か大切なことを落としがちな気がしています。。
気をつけねば。