公明新聞(2013.1.6)に掲載されました
1月6日の公明新聞日曜版の「素顔」という欄で、
インタビュー記事を掲載していただきました。
私という人間はこういうふうに見えて、こういうふうにまとめられるんですねえ。
いやはや、なんとも恥ずかしい部分もあります。
新聞記者の取材スキルの高さがすばらしく、逆インタビューしてしまったのが思い出です。
今年は人前に出るのが得意な人になりたいです。
最近多いのが、「苦労したりうまくいかなかった仕事を教えてください」という質問。
このときも聞かれて「ありません」と即答したことを覚えてます(取材は11月)。
私にとってはちょっと模範解答が予想できないナゾな質問です…そういう発想はないなあ、と。
もちろんすべてがうまくいっているわけはなく、日々人並みには奮闘していると思います。
自信を持ったことなどないし、知識や経験不足、スキルの低さとセンスのなさにはほぼ毎日落ち込むけど、
終わった仕事を振り分けるとき、そういう名前のフォルダはない。
原因と改善策を拾ったら、覚えておく必要のないことは忘れちゃいます。THE楽天家。
すんなりうまくいく仕事なんて誰でもできるし、すでに誰かがやっている。
少なくともモノをつくる仕事なら、苦労しない仕事なんてありえないんじゃないでしょかね。
それを苦労というかは別として。…などと考えたりしたのでした。
求められているのはこういう答えでもないのでしょうね、きっと。
明けました2013
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年の干支、蛇は「無限の知恵と繁栄をもたらす象徴」なのだそうです。そうなるといいですね。
…と、インテリぶってすいません。さっき仕入れた小ネタです。
すべての人がひとつでも多くの幸を見つけられますように。
今年もよろしくお願いします。
飛躍か沈没かのどちらかになるであろう今年は、緊張感と集中力を保つことが目標。
昨年より気を引き締めて、目に見える結果を。
…としばらく仕事モードになりそうですが、もちろん好きなことも余念なく。
そして周囲を見渡せいつでも行動できる人間でいられるよう、心がけたいと思います。
- 日々のできごと l
- 13/01/09/01:21
1月24日(木)トークセッションのお知らせ
※クリックすると拡大します
著書「わくわく城めぐり〜ビギナーも楽しめる<城旅34>〜」刊行を記念して、
2013年1月24日(木)19:30〜、ジュンク堂書店池袋本店にて、トークセッションがあります。
まだ少し空席があるようですので、
有料&要予約ですが、ぜひぜひお越しくださいませー!
大大大ファンの滋賀県立大学准教授・中井均先生をお招きして、ゆかいなお城トークショーをします。
中井先生は城好きなら知らぬ人はいない城郭界の権威でおられるわけですが、
【お城はワンダーランド!】というタイトルの通り、
お城の楽しさをたくさんの方に知ってもらうのが今回のテーマ。
「ビギナーさんも虜にしちゃえ!」「お城めぐりの楽しみを存分に語ろうじゃないか!」ということで、
先生が時折見せる関西人な部分を全面に出していただき(笑)、
対談や講演のような堅苦しいものとは違う、 にぎにぎ楽しいお城トークをしてみようと思います。
中井先生の講演や見学会での解説は、
内容もさることながらそのお話の組み立てやトーンのすべてが秀逸で
聞きやすくわかりやすく引き込まれるものがありますが、
関西魂を感じる軽妙なトークは捨て置けませんし、
隠し持っているお城ネタも世に出さずにはいられないほどおもしろい(笑)
私は、城郭研究者ではなく1人のお城マニアとしてお城のお話をしているときの先生も好きなのです。
私がいつも先生のお城ワールドにどっぷりと入り込んでしまうように、
お城に興味がない方もお城の魅力に酔いしれてしまう時間をつくれれば。。
私の知識や経験なんぞは到底中井先生には及びませんが、私なりに楽しさをお伝えしたいと思っています。
こんな企画のオファーを即答で快諾してくださった先生、
このためにわざわざ関西から来てくださいます。感激です。心から感謝です。
…ということで、わたくしこのイベントはかなり気合い入れてやります!
——————————————————————————————————-
『わくわく城めぐりビギナーも楽しめる〈城旅〉34』(山と溪谷社)刊行記念
【お城はワンダーランド!】
萩原さちこ(城メグリスト・城旅ナビゲーター)
×
中井 均(滋賀県立大学人間文化学部准教授)
◇入場料 1000円(ドリンク付)
◇定員 40名
◇受付 1階案内カウンターまたは電話で予約
ジュンク堂書店 池袋本店 Tel 03-5956-6111 Fax03-5956-6100
——————————————————————————————————-
- お仕事のこと l
- 12/12/30/19:48
2013年、お城講座がはじまります!
セブンカルチャークラブさんで、お城講座を担当させていただくことになりました。
まずはレジャー感覚のお城あるきからはじめましょう、という超初心者向けの入門講座です。
講座なんていうと堅苦しそうですが、城めぐりは楽しむのがイチバンですから、
講義はそこそこに現地実習という名の城あるきがメイン。
現場主義です(笑)。
社会人の方も受講できるよう、週末クラスも設定してみました。
平日クラス(水曜)と週末クラス(土曜)があります。
たくさんの方とお会いできるのを楽しみにしています。お待ちしています!
&ご興味がありそうな方がいらしたら、ぜひご喧伝くださいませ。
——————————————————————–
セブンカルチャークラブ「入門!わくわく城めぐり教室」
受講料 各9,450円(全3回)
教材費 500円
保険代 各420円(現時実習2日間)
講師:萩原さちこ
第1回
○平日クラス 1/23(水)14:30〜15:45 溝の口教室
●週末クラス 1/26(土)10:30〜11:45 溝の口教室 13:45~15:00 武蔵境教室
第2回 ※現地実習(近世城郭)江戸城
○平日クラス 2月20日(水)
●週末クラス 1/26(土)
第3回 ※現地実習(中世城郭)八王子城or滝山城
○平日クラス 3/27(水)
●週末クラス 3/30(土)
——————————————————————–
お申し込み&お問い合わせはセブンカルチャークラブさんまで→ ★
- お仕事のこと l
- 12/12/30/19:16
森と湖の国 フィンランド・デザイン展
サントリー美術館で開催中の
森と湖の国 フィンランド・デザイン展へ行ってきました。
18世紀後半から現代までのガラス作品を中心に紹介する展覧会です。
かつてフィンランドを旅行したとき、
ARABIAのファクトリーショップでバイヤー並みに大量買いし、店員さんにやや驚かれた私。
とくにフィンランドやスウェーデンの陶磁器が好きでして。
ittala、aarikka、marimekko、stockmann、など
北欧デザインに囲まれた生活になりつつあります。。
さて、それはさておき。
フィンランドの生活用品は
“timeless design product(時代を超えた製品)”がコンセプト。
実用性と美しさを兼ね備え、暮らしに洗練されたデザイン性をもたらす「生活の中の美」
などとはよくいわれるところです。
生活になじみやすいテキスタイルやフォルムがなんとなく好き、で十分なのですが、
この展示会でデザイン哲学みたいなものに出会い、魅力の奥行きがより深まりました。
まったく無知だったフィンランドの歴史にも遭遇。
もともとはスウェーデンの支配下にあり、
スウェーデンの森林資源確保のためにフィンランドでのガラス製造がはじまったこと。
そのため初期の作品はオリジナリティがないのだけれど、
紆余曲折あり、やがて独立し第二次世界大戦後の復興にあたり
「デザイン」を「文化」として育成する、という政策によって企業デザイナーが台頭し、
さらに、70年代のオイルショックによる生産ラインの縮小で
デザイナーによるガラス工芸の製作が盛んになってゆく。
そうした社会的背景の中で
「デザイン」「生活」「社会」をどう捉えて創造していくか、
というところに目が向けられていったのですね。
フィンランド国民の考え方や思想がこの文化には詰まっていて、
この独特な世界感の共通点や根源はそこなのだなあ、と改めて感じました。
ふだんは物欲だけでフィンランド含む北欧デザインを見ている気がしますが(笑)
黎明期、黄金期を経て現代へ、
日用品からアートの分野に転換していく一連の傾向みたいなものが見えて
こういう見方もよいものだなあと思いました(というか好き)。
「フィンランドのガラス製品というのは、とにかく影が美しいなあ」
というのが、いちばんの感想。
ときに製品より影がきれい。美術館のライティングならではですね。
デザインのことはわかりませんけれど、
これって例えばイタリアのガラス製品にはないもので
私が惹かれる大きな理由のひとつな気がします。
- 日々のできごと l
- 12/12/26/18:22
最年少読者!
かわいすぎる♡♡♡
ミニカーより「わくわく城めぐり」を選んでくれたんだね。
読めているのかい(笑)?
友人かとちゃんの地元(大阪)のお友達、K野さんの愛息・想ちゃんです。
つい先日かとちゃんの結婚式で会ったときは、やんちゃぶりMAXで飼われていたのに(笑)
あのわんぱくな想ちゃんがこんなに興味を持ってくれたとは、カンゲキ☆
しかしかわいい子だなあ〜〜。
この写真を見ているだけでしあわせな気持ちになります。
また会いたいな。
- 日々のできごと l
- 12/12/26/00:28
プリプリ再結成〜
東京ドームで行われた、プリンセスプリンセスのコンサートに行ってきました。
プリプリ世代にはたまりませんーー。
16年ぶりの再結成、ただひたすら懐かしさに感動するものとばかり思っていたけど、とんでもない!
全盛期と遜色ないクオリティの高さに感動しました。
これがプロ!これがトップの実力!
今ある環境下でベストを見極められて、そのレベルまで持っていける。
プロはまず、そういう当たり前のことがキチンとできるんだなあ、としみじみ思ったりもしました。
すげーかっこよかったー!!
3時間のパワフルなライブ。
しかも開始2時間くらいから本気でロックしはじめて驚きました。
3時間25曲、16年ぶりでも全部歌えて、会場が一体化できるってすごいよなあ。。
ピンクのハートがたくさん降ってきました。広い会場はこういう演出がきれいでよいですね。
- 日々のできごと l
- 12/12/23/23:59
1歳になりました
10月で、フリーになって1年経ちました。
会社組織の中にいるよりも、1人のほうが周囲なくして成り立たない、ということがわかり、
凡才がなんとなく頭ひとつ出れるほど世の中は甘くない、と思い知った1年でした。
課題ばかりが増える一方で、自分が思い描いていたほど成長していませんが、
それでも振り返ってみると、模索していた自分流というものが知らず知らずに見えてきて、
メンタル面がだいぶ落ち着いてきた気がします。
1年前は悔しくて悔しくてしかたない日々が続いていたけれど、
新しい仕事を通して「私なんてしょせんこんなもんだろう」と、
いい意味で開き直って取り組めるようになったのが、この1年の収穫です。
もともとは緊張しないための策として考えるいた発想でしたが、効果テキメン。
理想と現実のギャップに気を取られて迷走するより、建設的です。
そのうち持てるはずと思っている自信というものは、結局いつになっても持てることがなく。
それは常に上を目指しているからという解釈もできるけれど、
「今はできない」「私にはムリ」という逃げの口実にもなってしまう。
今ある力でなんとかしていかなきゃいけないし、
本当にデキる人というのは、今ある力でなんとかできる人、なのですよね。
「もっとよく見せたい」「もっとできるはず」「もっとあんなふうにしたい」
理想や高く持つことは大切だけれど、実力が伴わないものは、現実の世界ではただの欲。
自信がないなどといいつつ、無意識に自分を過大評価をしているんでしょう。
実力以上のものは出ない→むしろ実力を100%出すことに専念したほうがいい→
そもそもたいして実力などなかった→たいしたことない実力だから発揮できそう、
というのが、新しいことに挑戦するときの思考回路になりました。
自分の名前で仕事をするとき、
セルフマネージメント能力がものをいうのは周知の事実だけれど、
これって本当にかなり重要で、しかし意外とシンプルな気がします。
そして、ありきたりすぎますが、やはり一番思うことは感謝の気持ち。
私、1年間で営業をしたのは阪急交通社さんのツアーだけです。
つまり、本業ではすべてお声がけをいただいているのです。
これは本当にありがたいことです。
私は人に恵まれていて、いつも人が波をつくってくれる。
当面は、その波に今まで通り気分よく乗りつつ、
目の前のことをひとつずつ誠実にこなすスタンスで行こうと思います。
1年前に一応掲げた<5つのミッション>のうち、
1年を達成のリミットにしていた2項目はクリアできました。
今すぐできそうな項目だとしても、目標として掲げるって大事ですね。
こういうのは語ることではない気がするけれど、
こうして言葉にしてまとめたり口に出すこともけっこう大事なんだなあ、
というのも1年で学んだことの1つです。
来年は違うことが書けるようにがんばろう。
- お仕事のこと l
- 12/12/15/01:12
Billboaed LIVE Chara 2 Nights Special
2年ぶりに、Billboaed LIVE tokyoへ。
Chara 2 Nights Special
2度目のビルボードでのChara。
サイコーに贅沢なスペシャルナイトでした。
- 日々のできごと l
- 12/12/13/23:59
【WORK】歴史魂vol.10
萩原さちこの連載<秘密のケンミン城>第5回は東京都です。
そのうち刺されるのではないかとビクビクしながら、県民性を独断と偏見で書き殴っています。
今回は出身地・東京ということで、存分に思いをぶつけてやったところ、
担当編集者に「やりすぎです」と一蹴され、書き直しになりました。
ちぇっ。
隔月雑誌「歴史魂」vol.11、アスキーメディアワークスさんから12/6より発売中です。
政宗の特集ページもちょこりとライティングさせていただいてます。
「秘密のケンミン城」は隔月「歴史魂」で好評連載中。
毎号1つの都道府県をフューチャーし、名城BEST5をランキング。その秘密と魅力に迫り、県民性を勝手に暴きます。
そのほか、「ここがヘンだよ○○城」「秘密のケンミン武将」「知られざる名城・迷城」「特選城みやげ」
「ご当地キャラ図鑑」…など盛りだくさん。チャラ男な足軽と楽しく学べるお城入門コーナーもあります。
<秘密のケンミン城>、今年はこれが最後になります。
2013年も引き続き連載します。ますますおもしろくしますので、どうぞよろしくお願いします。
- お仕事のこと l
- 12/12/09/20:40