城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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MONO+土田英生さんトークイベント

来月の本公演を目前に、過去の作品<きゅうりの花>をDVD上映するという、劇団MONOの新しい試み。
土田さんのトークイベントもあるとのことで、行ってきました。

私は土田さんの世の中を見る角度、それを表現する言葉が大好きなのですが、
今日のフリートークも炸裂していて、笑わせてもらいました。ざっくばらんさがたまらん。

日本を代表する劇作家・演出家さんだけあって、視点や感性が一般人に比べて独特というのもあるけれど、
きちんと積み上げてきた方のお話は、勢いや才能や夢だけで語らないので説得力があって興味深いです。
少し上の世代の方のお話は、適度にリアルでおもしろい。
ちょっと背伸びして、共感できる部分もありつつ。勉強になります。

会場は座・高円寺のB3にあるけいこ場の一室。
おとなりでは役者さんが稽古中で、そんな光景が見れたのも新鮮でした。

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つがるみどり

手帳に書かれた「つがるみどり」。
誰のことかと思ったら、「津軽三味線を聴き、美登利寿司を食べる日」のことでした。

三味線なんて、ベンベン鳴ってるだけかと思ってたけれど(←失礼)
鈴みたいな音、バイオリンみたいな音、ギターみたいな音。いろんな音を奏でるんですねー。
一瞬のうちにリズムが変化したりして、予想外に引き込まれてしまいました。
そして、代表の小山貢新さんのトークがゆる〜くて、笑っちゃいました。
こんなお師匠さんだったら、続けるのが楽しそうです。

演奏していた津軽三味線連奏集団<響絃>は、複数で演奏する“連奏”が特徴。まるでオーケストラのようでした。
吉田兄弟などの新しい要素をミックスしものではなく、
できるだけ昔のまんまの津軽三味線の継承しているのだそうですが、
いやいや、三味線の迫力と音色、私には十分新しいものでした。

区が主催の公民館ライブなので、500円!ワンコイン三味線!
超ビギナーや地元の人にやさしい。こういうちょこっとイベント、好きなんです。
 

浮いたマネーはお寿司となり、私に大いなる幸せを運んでくれました。
美登利寿司サイコー!

 
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コツコツ

出版社の編集者の方にお時間をいただき、お話させていただく。
すばらしい方で…出会いに感謝。私にとって収穫の多い、貴重な時間でした。

いい仕事、いい成果って、やっぱり<コツコツ>から生まれるんですね。
コツコツ考える、コツコツ学ぶ、コツコツ積み重ねる。
小さな努力の仕方って、大人になると忘れるんだな。
「効率と省略は違うのだ…」と、帰り道にしみじみ。

そんなことを考えながら歩いていたら、水たまりに突っ込みました。
 

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城メグツアー#5は11/28(日)に開催です

城メグツアー#3 「城メグリストと行く!水戸城ツアー」のレポートをアップしました。→

月に一度、マイペースに開催していきたいと思います。
お城のことや歴史のことなど、城メグリストの語りべ付き。お城に関心がなくても、歴史が大の苦手でもOKです。
おしゃべりしながら歩いたり、おいしいものを食べたり、きれいな景色を見たり、新しい出会いに感動したり。
ムズカシイこと抜きで、楽しく行きましょう。

#5八王子城ツアーの日程は11月28日(日)に決まりました!

ご参加お待ちしております♪
 

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いい旅夢気分♪
城メグリストと行く!お城ツアー

城メグリストが開催するイベントです。
おひとりでも、お友達と一緒でも。お気軽にご参加ください。

お城に興味がなくても、何かひっかかるモノがあれば、どなたでも大歓迎です。
基本的に、参加のみなさんのリクエストやご都合に合わせてアレンジする、ゆる〜いおでかけツアーです。
城メグリストは旅行業者ではないので、できることに限界があります。
やきもちするかもしれませんが、自由ゆえのメリットもあります。
ぶらり途中下車の旅的な、風まかせ諸国漫遊記的に捉えていただければ幸いです。

お申し込み、お問い合わせはこちらまでお気軽にどうぞ →  

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滝あり、絶景あり。秋の山城を楽しくハイク☆
城メグリストと行く!八王子城ツアー
 
■日程
2010年11月下旬 ※日帰り
■ツアー概要
未定
催行決定!ご参加大募集中!!
お申し込み、お問い合わせはこちら →  
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年に二度のプレシャスデーに開催
城メグリストと行く!江戸城ツアー
 
■日程
2010年12月23日(祝)※予定
■ツアー概要
未定
※情報開示までしばらくお待ちください。
 
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フルマラソン、再び

今年の東京マラソンは落選。
ま〜〜ったく走っていないので内心ホッとするも、
なぜか“その気になる病”が発症し、勢いで別のフルマラソンにエントリー。
2月13日(日)のいわきサンシャインマラソンに出場します!

誰かに見張られていないとやらないので、この場で宣誓。
今度私に会ったら「ちゃんと走ってるのかっ!?」とツッコミをください。

初フルマラソンで5時間切ったのだから、
やはり5時間以内でゴールせんとおかしい、ということになる。
なので目標タイムは4時間台!自己ベスト更新!
あ〜、また大きいこと言っちゃった。

1年半で8kg増、いまだ成長し続けるこのボディをなんとかせねば。
完走うんぬんではなく、すぐさま膝を壊しそうです(笑)
・・・と、今ビールを飲みながら城メグ日記を書いてます(だって今日は雨だから走れないもん)。

うぉぉぉぉぉー!勢いだけはあるぜー(笑)!!

 
写真は、昨年のシドニー。初フルマラソン完走翌日のやりきった私。コアラ怖かったなー。
 
 
 
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福島日帰り城めぐり2〜マギー審司と!〜

午後はゴトゴト磐越線に揺られ、車窓から会津磐梯山を見つつ、会津若松へ。


鶴ヶ城は、現在お化粧直し中。


左の写真、昨年夏。右の写真、現在。すっぽり覆われてしまってます。

そんな中、なぜわざわざ登城したのかというと・・・


コレ!瓦の葺き替えにあたり、寄付金を引き換えに新しい瓦に記名ができるのです!


完全にスペース配分を間違え、イラストも失敗。
石垣がゆらゆら波打っちゃってます…鶴ヶ城の五層or七層を描こうと思ったのにー。
ですがまぁ、無事記名できてホッ。証明書もいただきました。
新しい赤瓦は雨風に対する耐久性がこれまでのものよりアップ。45~50年くらい持つそうですよ。


今回外された軒平瓦、軒丸瓦、黒瓦を、寄付金に応じてプレゼントしてくれる企画も。
黒瓦1枚、500円也。悩んだ末、結局手にしてしまいました。
この黒瓦、なんやかんやで1,000枚以上捌けたそうです。

この瓦をいったい家のどこに置くのか…当面の課題になりそうです。

あ、ちなみにマギー審司さんと一緒に行ったのではありません。一時的に、たまたま横に置かれただけです。
なんだか並べられると、城メグリストってば有名人みたいですね(笑)

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福島日帰り城めぐり1〜くるくる石垣〜

日帰りで福島城めぐりに行ってきました。
元気に5時起き、新幹線でタッチ&ゴー!午前中は、白河小峰城へ。

「同心半円型落とし積み」という、

くるっと半円を描くように積まれた石垣がとても貴重なお城です。

 

  
遠まきに見たほうがわかりやすいかな?

言われなかったら100%素通りしてしまうでしょう。でも、こうして見るとキレイでしょ?

 

  
戊辰戦争の舞台になった、歴史的価値があるお城でもあります。復元された三重櫓と前御門も立派です。

 

白河小峰城について詳しくは、<日本全国城ある記>にて。いつか更新しま~す。

 

 

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映画【桜田門外ノ変】鑑賞&桜田門ウォーク

観てきました。

 

  

前売券の購入特典でゲットした、立派な解説本。

現在&当時の桜田門周辺の地図を重ね合わせて見られたりと、江戸城を知る上では興味深い資料です。豪華特典ですね。

 

 

さて、桜田門外ノ変。名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

簡単にいうと、尊王攘夷派(天皇を尊び、外敵と戦う)派の水戸浪士が

江戸幕府の大老・井伊直弼を江戸城桜田門付近で暗殺した事件です。

 

忠臣蔵のような敵討ちでもなく、幕府に反発したただのクーデターではなく、

「世の中を正そう、日本を救おう」という志のもとに起きた、長期計画の一角だったことがポイントです。

井伊直弼が許可なく勝手に開国したり、安政の大獄で弾圧したりと、独裁的な政治をしたことが火種といわれますが、

将軍継承問題も絡んでいたりと、さまざまな背景があったことが興味深いところ。

それぞれの立場や言い分もあったでしょうし、時代の変換期ゆえのやるせなさみたいなものを感じます。

明治維新は、桜田門外ノ変のわずか8年後。

桜田門外ノ変は江戸幕府の権威の失墜、倒幕の発端といっても過言ではない事件といえるでしょう。

 

 

映画の感想ですが、いい意味で映像や構成が古めかしく、“THE時代劇!”でした。

「桜田門外ノ変ってなんだろ?」って方には、わかりやすいと思います。

こういう映画やドラマをTV放送してくれたら、もっと日本史が身近になるのになあ、と思いました。

 

よかったのは、水戸側からの視点でつくられた映画なのに、

<水戸藩士=ヒーロー、井伊直弼=悪役>にさほど偏っていなかったところ。

クライマックスに持ってきがちな襲撃シーンが序盤で終わり、

主人公・関鉄之介(襲撃の現場指揮者)の逃亡劇がじっくり描かれていたこと。

原作に忠実で、お涙ちょうだい的ヒューマンドラマに格下げされていなかったところ。

 

残念だったのは、ラストシーン。そして、その前の関鉄之介のラストシーン…。

“THE時代劇!”が裏目に出てました。

 

 

 

城メグリスト的視点でいうと…江戸城へのリスペクトを感じられなかったのが、とても残念でした(笑)

「城メグリストと行く!水戸ツアー」でオープンセットの江戸城の完成度の低さにがっかりしたのですが、

映像では印象が違うものかと思いきや、自分の目で見たまんま。2億円5千万以上の費用をかけたそうですが…。

井伊邸から桜田門までの距離も、セットだとかなりミニチュアですし。

全体的に距離感がおかしくて、映像的にも無理があったように思います。

ここは、なるべく忠実に描いて欲しかったなあ…。

 
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ちなみに、これが本当の距離感(映画観賞後に現地を歩いてきました)。

 

 

写真左/井伊直弼の籠は、おそらくこのあたり。

写真右/関鉄之介が襲撃を見届けた、松平邸あたり(現警視庁)。今警察官が立っているあたり?

 

 

 

写真左/井伊邸は、国会の手前。おそらく、ちょうど国会前の交差点のあたりが正門。

写真右/首都高速道路の横に残る、井戸。井伊邸は、元加藤清正邸。江戸城の堀は加藤清正がつくりました。

 

 

  

写真左&中/井伊直弼の首を打ち取った有村次左衛門(唯一の薩摩藩士)は、祝田橋付近で追っ手に斬られるも、

日比谷御門(現日比谷交差点)を左折して二重橋方面に逃げます。

写真右/ブリックスクエアの通りに、こんな地図が!かつての屋敷、通りがわかります。

 

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キャストは、日本を代表する俳優さんばかりで満足でした。生瀬さんと本田博太郎がよかったぞー。

近藤公園がいい味出していて、大人計画ファンとしてはうれしかった。

この前の舞台でも感じたのだけど、貫禄が出て来て、ものすごいいい役者さんになったなあ。応援してます。

 

 

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城めぐり&島めぐりから、ただいま。

城めぐり&島めぐりから帰ってきました。
うぉぉぉぉー!よかったよー。フル充電。

こんなに長期間、日本を旅したのは初めてかも(6連休あったら海外に行っちゃうもんね)。

 

前半3日間は、息つく間もなくどっぷり浸かる、マニアックな城めぐり。

 

後半3日間は、人と自然とアートに癒される、ゆったリッチな島めぐり。

 

旅のテーマも私のテンションも、前半と後半とで違いすぎて、
島を経ったばかりの今、城めぐりの話をするのはむずかしい(笑)

どこがよかった、何がいちばん、と決められないなあ。
約1,800枚からのベストショット選びも、時間がかかりそうです。

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☆大洲(大洲城→縄張り探索&史跡めぐり)→ 宇和島(伊達博物館→宇和島城&縄張り散策→遊子水荷浦)
☆松山(松山城→湯築城→道後温泉)
☆今治(今治城&縄張り散策)→  丸亀(丸亀城→猪熊弦一郎現代美術館)
☆高松(高松城→イサムノグチ庭園美術館→四国村)
☆高松(栗林公園)→ 男木島 → 直島(家プロジェクト)
☆直島(南寺→地中美術館)

こんな感じで旅してきました。またちょっとずつ書きますね。
 
 
 
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城めぐり&島めぐりに行ってきます

明日から、ようやく夏休みー♪
念願の瀬戸内国際芸術祭に行ってきます。
目指すは直島、行けたら石垣の島・男木島まで。
自転車で島をぐるぐるして、こんな絶景を見るのも楽しみ。

猪熊弦一郎現代美術館、安藤忠雄建築。香川ってばアートな地ですね。
イサムノグチのアトリエ、イサムノグチ庭園美術館も、わくわくなのです。

ひとり前乗りして城メグってから、まるで四国人のように高松で後発隊を出迎える段取り。
大洲城、宇和島城、松山城、湯築城、今治城、丸亀城、高松城とメグってきます。
もちろんこちらも楽しみ。

 

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