城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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南島原取材

今日の取材は南島原。
原城と日野江城、見やすくなっておったぞ☺︎

個人的には、日野江城がおもしろすぎました。
(世界遺産は禁教期に限定されるため、構成遺産からは残念ながら除外)

なぜ島原の乱に至ったのか。
これだけの城をつくれる有馬晴信とは、という観点でこの時期のこの地域を考えていくのもおもしろい。
突破的な宗教戦争でも農民一揆でもなく、社会の変化による小さな歪みが重ねられた末路。
島原の乱は知れば知るほど奥深いし、
日本の転換点を理解する上でもとても大事だなと改めて思いました。

そしてなにより、織豊系城郭としての日野江城!
どのように技術が導入・共有され、なぜ共通項や違いが生じるのか。
疑問むくむく、興味が尽きん。
世界遺産よりこっちに夢中だぜ!

濃密な1日、みなさまありがとうございました。

 

村上連珠砦2018

今日はとてもとても楽しかった!

村上連珠砦完結編。
終わらなかったのでまた来年。

花古屋城→亀井城→積城→虚空蔵山城→鳥小屋城→高津屋城→ケムリの城。

もっと知りたいな、村上連珠砦。

 

村上リベンジ

村上リベンジ。
撮影日和!

雲ひとつない晴天…でしたが、夕陽の時間になったら出てきちゃいました。残念。
瀬波温泉からの夕陽はとてもきれいです。

先日豪雨で撮れなかった村上城の撮影に。
取材はないのでそそくさと終わらせて、大葉沢城と猿沢城へも。
大葉沢城はやっぱりすばらしい!
けっこうな時間を捧げてしまいました。

 

山城サミット安来大会は9/23&9/24

大量のどじょう掬いまんじゅうを携えて、
安来市のみなさまがわざわざ東京まで打ち合わせに来てくださいました。

第25回全国山城サミット安来大会は、9/23(日・祝)&24(月・休)開催!
小和田哲男先生、中井均先生のご講演、そして僭越ながらわたくしも登壇いたします。

史跡見学会は①月山富田城②京羅木山・勝山城ですよ。
※5/21〜7/31申込(抽選)

テーマは「山城魅力と楽しみ方〜月山富田城を例にして〜」。
とても楽しみであります!

一緒に城に登ろう!一緒に城を楽しもう!一緒に銘酒「月山」を飲もう!

サイトはこちら →

出石城&有子山城へ

新刊、出石城と有子山城も書きますよ。

この城の魅力は、変遷!
そこをわかりやすく書ければと思っています。
さまざまな時代の石垣からもそれが目に見える形で感じられ、
単純に巨大な堀切に竪堀と、山城遺構も見応えがあるのもよし。

突き詰めていくと、この時期の守護大名の城づくり、もちろん織豊系の城への変化と特徴を知る
大きなヒントがたくさん隠された城なのですな。
奥深き有子山城、すばらしいであります。

山名氏城跡保存会のみなさん、ありがとうございました!

 

さて、出石城下町といえば、出石そば。
思いがけず聞いた、出石皿そば協同組合の取り組みがおもしろい。
飲食に限らず、古きよきものの守り方、
城下町活性化、観光まちづくり、地域振興のヒントになるんじゃないかな。

こういうものの考え方は好き。
来週満足するための発想ではなく、斜め上から多角的に、広い世界を見て歩く感じ。

この城下町は小さな気配りとこだわりが随所に感じられ、
たぶん地域性だけども、距離の取り方が絶妙。
また来たいと思う場所には共通項があるなと思います。

 

今日ははじめて石切場にもご案内いただきました。ふむ。
そして、これでよいのか石垣の応急処置感、、、。

 

播磨学研究所「姫路城の魅力」

姫路で講演でした。

やはり関心が高いですね。
300名の定員はすぐにいっぱいだったそうです。

天下の姫路城下で暮らす市民のみなさんに私ごときが姫路城を2時間も語るなんて…
とも思いましたが、いろいろ気づきもあり楽しかったです。
ありがとうございました。

ここまで来たものの姫路城へは行けず、、また9月に来ますね。

 

 

大和郡山城へ

新刊の取材で、大和郡山城へ。
発掘調査現場も見学させていただきました。
フツーに楽しんでしまった。。長時間、ありがとうございました!

 



 

この城はいろんな意味で
伝えたいことや考えるべきことがたくさんあるな、と。

あああ、すごくおもしろいのだがこの本に書くのは難しい!

 

滝山城

おそらく9回目の滝山城。
そこそこ理解したつもりでいたが、とんでもないな!

私は城を見る目がまだまだ養われていないのか、一度見ただけではよくわからない。
近隣の城と比較したり地域の歴史を調べたりしながら、
5〜6回訪れるとようやくわかりかける気がする。

…ということを少し前に中井均先生にお話したら、
「僕も玄蕃尾城に200回くらい行ってるけど、いまだにわからないよ!」とすてきな笑顔で返されました。
、、、いろんな意味で次元が違うと思いました。

 

なんにせよ、この年代にこれだけの城がつくれていた北条氏照はすごいと思うのだよ。

設計面では、たとえば玄蕃尾城と比較すると、
北条の城と織豊系の城のつくりの違いに観光目線でも感覚的に気づけると思う。
曲輪のエッジとか配置のシルエットとか、造形的なところでもね。
要因は築城者だけではないけれど、
そういった違いと個性を見つけるおもしろさを、これから続日本100名城をめぐる人に提唱していきたい。
そのふわっとしたものを、あくまでふわっとしたレベル内で、説得力を持たせながら成立させたい。
自分が思う城の未来にもつなげたい。
そのために、どう組み立てていかに表現するべきなのか。

というのを考えます。これから。
やればできる。たぶん。

 

石垣山一夜城へ

かなり伐採されたと聞き、新刊に載せる写真を撮るため石垣山一夜城へ。

こっちが恥ずかしくなるほどの、丸裸っぷりに感無量。

君はこんなにも、見事な総石垣の城だったのか!
あの場所はこんなふうになっていたのか!
かれこれ6度ほど訪れているけども、別の城のようでした。

露わになるとけっこう崩れていたことがわかり、ちょっと心配。
しかしなんにせよ、関東にこれほど天正期の石垣があり、
しかもこんなにも残っているとは言葉にならん。
関東の誇りでしかない。

 

今日はひとり、急遽ふらっと夕方に訪れたのですが、
小田原市のお二方と、「センゴク」の宮下英樹先生&担当編集さんに偶然お会いしてびっくりしました。
宮下先生とは、昨年ご一緒できるはずだった可児市さんのイベントをドタキャンしてご迷惑をおかけして以来。。
まさか井戸曲輪で謝罪するとは思いませんでした。
今年はご一緒できますように。

それにしても、すばらしい石垣たちのいい写真が撮れました。

 

地方新聞各紙で連載「城めぐり事始め」

昨秋書いた、地方新聞(約30紙)の連載記事。
時事通信から各社に配信されているため、
原稿は同じですが、掲載時期もレイアウトもバラバラ。

京都新聞では2018.4.16夕刊から、
東北地方の河北新報でも、どうやら4月より掲載開始されたようです。

全20回。季節感のない記事にしてあります。見かけましたらぜひ。

 


TOP/岩手日日新聞 2017.12.8掲載
上段左から/デーリー東北 2017.12.1掲載、山口新聞 2018.1.7掲載、十勝毎日新聞 2017.11.23掲載
下段左から/福井新聞2017.12.2掲載、高知新聞 2018.1.5掲載