1歳になりました
10月で、フリーになって1年経ちました。
会社組織の中にいるよりも、1人のほうが周囲なくして成り立たない、ということがわかり、
凡才がなんとなく頭ひとつ出れるほど世の中は甘くない、と思い知った1年でした。
課題ばかりが増える一方で、自分が思い描いていたほど成長していませんが、
それでも振り返ってみると、模索していた自分流というものが知らず知らずに見えてきて、
メンタル面がだいぶ落ち着いてきた気がします。
1年前は悔しくて悔しくてしかたない日々が続いていたけれど、
新しい仕事を通して「私なんてしょせんこんなもんだろう」と、
いい意味で開き直って取り組めるようになったのが、この1年の収穫です。
もともとは緊張しないための策として考えるいた発想でしたが、効果テキメン。
理想と現実のギャップに気を取られて迷走するより、建設的です。
そのうち持てるはずと思っている自信というものは、結局いつになっても持てることがなく。
それは常に上を目指しているからという解釈もできるけれど、
「今はできない」「私にはムリ」という逃げの口実にもなってしまう。
今ある力でなんとかしていかなきゃいけないし、
本当にデキる人というのは、今ある力でなんとかできる人、なのですよね。
「もっとよく見せたい」「もっとできるはず」「もっとあんなふうにしたい」
理想や高く持つことは大切だけれど、実力が伴わないものは、現実の世界ではただの欲。
自信がないなどといいつつ、無意識に自分を過大評価をしているんでしょう。
実力以上のものは出ない→むしろ実力を100%出すことに専念したほうがいい→
そもそもたいして実力などなかった→たいしたことない実力だから発揮できそう、
というのが、新しいことに挑戦するときの思考回路になりました。
自分の名前で仕事をするとき、
セルフマネージメント能力がものをいうのは周知の事実だけれど、
これって本当にかなり重要で、しかし意外とシンプルな気がします。
そして、ありきたりすぎますが、やはり一番思うことは感謝の気持ち。
私、1年間で営業をしたのは阪急交通社さんのツアーだけです。
つまり、本業ではすべてお声がけをいただいているのです。
これは本当にありがたいことです。
私は人に恵まれていて、いつも人が波をつくってくれる。
当面は、その波に今まで通り気分よく乗りつつ、
目の前のことをひとつずつ誠実にこなすスタンスで行こうと思います。
1年前に一応掲げた<5つのミッション>のうち、
1年を達成のリミットにしていた2項目はクリアできました。
今すぐできそうな項目だとしても、目標として掲げるって大事ですね。
こういうのは語ることではない気がするけれど、
こうして言葉にしてまとめたり口に出すこともけっこう大事なんだなあ、
というのも1年で学んだことの1つです。
来年は違うことが書けるようにがんばろう。
- お仕事のこと l
- 12/12/15/01:12
【WORK】歴史魂vol.10
萩原さちこの連載<秘密のケンミン城>第5回は東京都です。
そのうち刺されるのではないかとビクビクしながら、県民性を独断と偏見で書き殴っています。
今回は出身地・東京ということで、存分に思いをぶつけてやったところ、
担当編集者に「やりすぎです」と一蹴され、書き直しになりました。
ちぇっ。
隔月雑誌「歴史魂」vol.11、アスキーメディアワークスさんから12/6より発売中です。
政宗の特集ページもちょこりとライティングさせていただいてます。
「秘密のケンミン城」は隔月「歴史魂」で好評連載中。
毎号1つの都道府県をフューチャーし、名城BEST5をランキング。その秘密と魅力に迫り、県民性を勝手に暴きます。
そのほか、「ここがヘンだよ○○城」「秘密のケンミン武将」「知られざる名城・迷城」「特選城みやげ」
「ご当地キャラ図鑑」…など盛りだくさん。チャラ男な足軽と楽しく学べるお城入門コーナーもあります。
<秘密のケンミン城>、今年はこれが最後になります。
2013年も引き続き連載します。ますますおもしろくしますので、どうぞよろしくお願いします。
- お仕事のこと l
- 12/12/09/20:40
【WORK】戦国武将巡礼の旅―名将ゆかりの城、神社、博物館、墓を巡る
「戦国武将巡礼の旅―名将ゆかりの城、神社、博物館、墓を巡る」が、
2012年12月7日にアスキーメディアワークスさんから発売になりました。
14ページくらいですが、ちょこりとライティングさせてもらってます。
歴女のみなさんの旅には大活躍なのではないでしょうか。
全国の書店およびネットショップで発売中です。
最近はめっきり質問されなくなりましたが、
城好き=戦国武将好き、という暗黙の方程式があるようで、
よく「誰が好きなんですか?」と聞かれ回答に困りました。とくにいません。
“築城史上で好きな武将”はいますけど、そこまでは通じたためしがありません。
城や歴史が好きだからといって、全員が戦国武将に恋をしていると思ったら大間違いです。
こんな堅物、イヤですよ。現代を生きるイケメンが好きです。
- お仕事のこと l
- 12/12/09/02:58
「わくわく城めぐり」が本の雑誌に!
『本の雑誌』の“新刊めったくりガイド”で、
内田剛さんが「わくわく城めぐり」を取り上げてくださいましたー。
ちょっとちょっとー、高評価じゃないですか!うれしい。
メインライター&1000城セレクト委員的なことをさせていただいた「日本史1000城」、
究極の城本、ですってよ!
2冊同時に、引き続きよろしくお願いします。
犬山城の夕景
取材で愛知へ。そそくさと終わらせて、犬山へダッシュ!
夕陽の似合うお城です。
トップphの、空にひゅんとしているのは飛行機です。
愛知といえば、小牧山城の発掘調査から目が離せませんね。
定説が覆るかもしれません。…というか覆ってますね、すでに。
中世城郭から近世城郭への移行、信長の城革命は大好きなところなので
ドキドキしながら新発見に注目しています。
【WORK】週刊実話にインタビュー掲載

「週刊実話」11/8発売号にちょこりと登場してます。
セクシーショットでもスキャンダルでもなく、インタビュー記事です。
インタビューされる側というのは、する側とは違って、
瞬時に相手の技量を見極める判断力と、的確に伝えるが能力が必要なんですね。
…ということを学んだお仕事でした。
まさか自分が男性向けゴシップ雑誌に載るとは!
- お仕事のこと l
- 12/11/13/01:43
TOKYO FM『 The Lifestyle MUSEUM』こちらから無料で聴けます
2012年11月9日(金)18:30~19:00に生出演させていただいたラジオ、
TOKYO FM『 The Lifestyle MUSEUM』の音声データが公開されました!
こちらからどうぞ → ★
トップ写真の画面にとびますので、ワンクリックですぐ聴けます。
PCでもスマホでもipodでも。世界中どこからでも。
期間限定というわけでもなく、今後ずーーっといつでも聴けますので、
お時間があるときにぜひぜひ聴いてみてくださいね。
身近な友人や親戚からの感想によると、
明瞭で聞きやすく、「わくわく城めぐり」を読んでみたくなるようなトークができたようです。
パーソナリティーのような話術などなく、アナウンサーのような美声ではない私にできることは、
とにかくリスナーさんが聞き取りやすいように意識してお話しすることくらい。
そこはできていたようでよかったです。
そして、スタッフさん含め「ラジオ初出演とは思えない!」という声をたくさんいただきました。
これは素直にうれしいです。
阪急交通社さんのガイドを通じて、
同じコースでも同じことを台本通りに言えばいいわけではなく、
お客様が違えば雰囲気も求められるものも違う、ということを学びました。
限られた時間内で、その場のベストを組み立てる。
そんな現場での臨機応変さみたいなものがちょっと身につき、活かされたかな、とふと思いました。
…いうほどすごくはなく、いっぱいいっぱいでしたけど。
ピーターさんと山内さんによる話しやすいムードと、やさしいリードのおかげでやっとこさ、でした。
(ちょっと怖いですが)じっくり聴いて、反省点と改善点を探してみたいと思います。
ラジオ、イベント、ツアー、講座、講演etc…ひとえに話すお仕事もたくさんあるなあ、と。
エンドユーザーのニーズもさまざま。それぞれに見合ったものを上手に発信していきたいです。
※ひとつ訂正。犬山城は愛知県です。この前も間違えたのにまたやってしまったー。
お願い/新講座(カルチャー)について
昨日TOKYO FM『 The Lifestyle MUSEUM』で
カルチャーさんで担当させていただく新講座のお知らせをしましたが、
こちら、ややフライング気味のアナウンスです。スミマセン。
まだ募集開始していませんので、しばしお待ちくださいね。
12月初旬に開始、だった気がします(曖昧)。
この場で必ずお知らせしますので、
カルチャーさんへのお問い合わせも開示まではお控えください。
- お仕事のこと l
- 12/11/10/11:50
ラジオ出演、無事終了
TOKYO FM『 The Lifestyle MUSEUM』、無事放送終了しました。
生放送のラジオ出演なんて初体験だったものでドキドキでしたが、
ピーターバラカンさん&山内トモコさんの気さくなお人柄、
そしてあたたかいエスコートのおかげで、とても楽しくお話できました。
スタッフのみなさんからも「初ラジオとは思えないほどよかったよ」とのお言葉をいただき、
どうやら現場を凍りつかせるような不出来ではなかったようでホッとしました。よかったぁ。
本当に、おふたりともステキな方!
本番前後にも構成作家さんも交えてお話させていただきましたけれど、
もうずーーっとお話していたかったくらい(笑)
あまりに本番前の雑談が楽しくて、気づけば本番1分前!
直前に急激に緊張して、本番2秒前で気絶しそうになりました(笑)
しかし、始まってみれば30分なんてあっという間だった、というのが率直な感想です。
話すことって難しいけど、書くこととは違う楽しさや醍醐味がありますね。
私はあくまで書くことを本業にしていきますが、
“読む楽しみ”と“聞く楽しみ”、それぞれにニーズやメリットがあるわけで、
意固地に線引きせず、両方のコンテンツを確立できていたらおもしろいなと思いました。
週明けにはpodcastで聴けるそうなのでお知らせしますね。
(世界中、いつでもどこからでも無料で聴けます)
限られた時間でリスナーが楽しめる会話を生み出しながら
かつポコンパクトに伝える、というのはけっこうハードルが高いですが
プロのお仕事を拝見し、体験し、とても勉強になりました。
山内さんが今年お城に目覚めたそうで、話したりなかったのが心残りです(笑)
関係者のみなさま、ありがとうございました!















