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萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり⑤〜姫路編4〜

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姫路の旅、青山古戦場の続きです。

これまでの旅はコチラ。
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり①〜序章〜
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり②〜姫路編1〜
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり③〜姫路編2〜
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり④〜姫路編3〜

 

銭湯 森の湯

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城旅に出ると、銭湯に行くことも多いです。
夜移動することも多いので、山城で流した汗をさっと流したり。
泊まりのときも、よさげな温泉宿がなければ、安いビジネスホテルにして銭湯に行きます。
地元の人の雰囲気とかわかって、けっこう楽しいです。
意外と風習なんかも垣間見えたりしますよ。

今回は、以前姫路出身の城友さんに教えていただいた森の湯。
近代的な入口であまり銭湯っぽくないですが、姫路駅から徒歩7〜8分です。
銭湯というより健康ランドっぽいかも。

 

ディナー①「試」

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このお店はヒット!!
日本酒スタンディングバー「試」さん。

 

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兵庫の62蔵から届いた250種類の地酒が、なんと1杯200円から試飲できます。
おつまみもリーズナブルで、地のものもあり◎。
私は普通にオーダーしちゃいましたが、カウンターのタッチパネルでは好みのお酒を検索できるそうです。

 

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酒質解説カード付きというのがうれしい。しかも姫路城のカード!

・名城 千姫 大吟醸
・浜福鶴 備前雄町 大吟醸 
をチョイスしました。各200円。千姫おいしいです。

 

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おつまみは、牛すじこんにゃく 150円、坊勢産からすみ 500円。
ちなみに坊勢は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。姫路から船で30分ほど。
 

実は前々回来たとき(2年前)から気になっていたこのお店。
コンセプトは素晴らしいですが20時閉店という唯一にして最大の欠点が…。
ありえんー!…と思いましたが、姫路城観光は日帰りが多いのかも。
多くの観光客が夕方発ってしまうとすれば、ちょうどよい設定かもしれません。

20時に閉店する飲み屋さんが
どうやって採算を取っているのかかなりナゾですが、
これだけのお酒が揃うということは、酒造協会さんかどこかが出店しているのでしょう。
観光施設の延長みたいなお店(地酒を知ってもらおう的な?)なのかも。
姫路駅ビルの1階とアクセスは抜群!姫路城の帰りにはお立ち寄りを。

 

ディナー②「ゆずの小町」

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姫路おでんがけっこう好きなので食べたいと思ったのですが、
なんと日曜日はお休みの飲食店が多いのですね。 でもって時間が時間だけに、数少ないお店はすでに満席…。

すっかり新しくなった姫路駅、夜の中ノ門もいいなあ、
シャッターが大名行列だ、などとほろ酔いでふらふら。
イーグレ姫路にあるお菓子の姫路城の横には、官兵衛絡みのパネル展示もありました。

 

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お店はなかなか見つかりませんでしたが、悪いことばかりではなく、こんなものを発見。
こりゃ明日絶対買おう、と心に誓いました(買いました)。

 

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ようやくたどり着いた「ゆずの小町」さんで飲み直し。
長芋のゆずしょうゆ漬けを肴に2〜3杯飲みつつ(←おいしかった)
〆のごはんの小どんぶりは、鮮魚と山芋のユッケ丼。
鮮魚と山芋のユッケ丼は、翌日別のお店でも見かけました。名物なんでしょうか。

こうして夜はふけ、1日目終了です。

 

三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり⑥〜姫路編5〜 に続きます。

三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり④〜姫路編3〜

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姫路の旅、置塩城の続きです。

これまでの旅はコチラ。
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり①〜序章〜
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり②〜姫路編1〜
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり③〜姫路編2〜
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり④〜姫路編3〜
 

 

長水城(秀吉の播磨攻めで落ちた宇野氏の本城)

一応、官兵衛絡みの城を紹介しようと思い訪れてみました。
小寺家の家臣だった官兵衛は信長の傘下に入り、秀吉とともに播磨平定に奮闘。
上月・福原城の戦い、三木合戦、有岡城幽閉と、なかなかにハードな30代を過ごすことになります。
大河ドラマでも、この播磨時代が重点的に描かれるようです。

そして、ついに秀吉は三木城を落として播磨を平定し、中国攻めへと突入していくのですが、
播磨攻めの集結戦として秀吉本体が中国へ向かう途中に落とすのが、長水城です。
姫路市ではなく宍粟市というところになります。

長水城主の宇野政頼と次男の祐清は毛利方につき、
織田に降りようとした長男・満景を殺害、
しかし結局は満景の家来の内通がきっかけで落城したという背景があります。
小寺家と同様に、毛利か織田かの選択は運命の分かれ道だったのですね。

 

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落城後、この地は官兵衛に与えられます。ですから一応“ゆかりの地”。
官兵衛の領地にはなりますが、
なんというか、合戦の最中ですからその地に根付いて領国経営どうこうでもないはずです。
そんなこともあってか、ひっそりとした官兵衛ブーム。
こちらのキャラクターは“しーたん”です。

 

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標高は584.8メートル。
登城口は2つあり、宇野からが大手道ですが、近道の五十波の搦手から登りました。
かなりのところまで車で上がれますが、それでも山頂までは35〜40分。大手道だと1時間くらいかかります。
登山道は整備されていて歩きやすいです。


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急峻な要害に築いた単純構造の城館、という感じです。
堀切で断ち切られた南郭部分なんかはちょっといい光景。
見どころは、なんといっても本丸の石垣。すばらしいです。

ストックを手にトレッキングしているファミリーに遭遇したりと
そこそこ歩く山城ではありますが、石垣を見る価値はありです。
ちなみに地元ではヒル山と呼ばれているらしいので、夏は避けたほうがよさそうです。

 

篠の丸城(播磨平定後に官兵衛が入城)

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篠の丸城は、官兵衛が宍粟郡5万石を与えられ、初めて居城とした城。
最上山公園の駐車場(山上のほう)に車を停めれば、そこから徒歩1〜2分で登城口。
そこからは整備された道を20分くらい歩けば到着します。

この写真ではめちゃめちゃわかりにくいですが、
本丸南東部に空堀、本丸土塁の上には城址碑。
本丸を取り巻くように土塁がめぐっていて、ほほうと感心。
二の丸には東屋のようなものが建っていました。
このほか、二の丸の北側には横堀も。入城後に改修したのかもしれません。

ここで雨(みぞれ?)が降ってきたので慌てて下山。
ちなみに篠の丸城は廃城になり、山麓に山崎城が築かれて移転します。

 

おやつ「篠の丸」「しーたんサブレ」

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あらき山田店さんで、おやつを購入。
篠の丸がなにげにおいしかったです。しーたんサブレはレーズンサンド。

 

青山古戦場跡(官兵衛初陣の地)

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永禄12年(1569)に、官兵衛と赤松政秀とが激突した青山・土器山の戦いがあった場所。
夢前川を挟んで土器山に官兵衛が布陣、小丸山に赤松軍が陣取ったとされます。
青山ゴルフクラブの敷地になっている小丸山に、官兵衛が夜襲をしかけて大勝利。
300対3,000と兵力さを奇襲で撃破したのでした。
もちろんゴルフクラブ内は立ち入り禁止。石碑のある場所から覗きましょう。

敷地内の千石池という大きな池には戦死者が多く沈んでいるそうな…
…ゴルフしにくいですね。

ちなみに、官兵衛が布陣した土器山は、夢前川を挟んで姫路側。
船越神社となっていて、山の中腹に金毘羅宮があり、さらに登ると陣跡があります。
官兵衛はこの戦いで幼なじみでもある母里武兵衛を失うのですが、
奇襲による大勝利によってめきめきと頭角を現すことになります。

 

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有岡城に幽閉中、フジの花を見て励まされたそうです。
…この頃はまだ励まされてないですね。

 

三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり⑤〜姫路編4〜 に続きます

三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり③〜姫路編2〜

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姫路の旅、広峯神社の続きです。

・これまでの旅はコチラ↓
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり①〜序章〜
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり②〜姫路編1〜

 

置塩城(国史跡赤松氏城跡のひとつ)

やっぱり、アイドルも来てくれないような人けのない山城は落ち着くなあ(笑)!

置塩城は、標高370m、比高310mの置塩山に築かれた山城で、播磨の守護大名・赤松氏の本城。
「赤松氏城跡 白旗城跡 感状山城跡 置塩城跡」のひとつです。

赤松氏の居城といっても、大河ドラマの序盤で小寺家が激しく敵対していた
龍野城の赤松氏とはちょっと違い、簡単にいうと龍野城の赤松氏の本家といったところです。
赤松氏は嘉吉の乱で滅亡後、20年後に赤松政則が復興を許され、応仁の乱で播磨を攻めて復興します。
政則が文明元年(1469)築いて赤松氏の本城としたのが置塩城です。
置塩城の赤松氏が、小寺氏(官兵衛の主君)・龍野城の赤松氏・浦上氏(大河ドラマで小寺氏と敵対)らを
領国経営のために重用していくのです。
置塩城の赤松氏は、かれらの家のボスというところですね。

置塩城は天正5年(1577)、5代則房のときに、織田信長(羽柴秀吉)に降伏。
置塩城は天正8年(1580)に秀吉によって破却され、姫路城に転用されたといわれます。
ということは、姫路城にある多数の櫓や門のうちのどれかが、置塩城のものであった可能性があるんですね。

 

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(写真上段左から)登城口。車10~15台ほど置けるスペースあり/登城道1/登城道2 
(中段)南曲輪群
(下段左から)茶室跡虎口/茶室跡の土塁/茶室跡から二の丸方面への道。登り切ったところに案内板がある

 

登りはじめて30分で二の丸南側の案内板に着きます。
私は女性にしてはさほど遅くないスピードですので、
女性グループで休憩しつつだと1時間弱かかるかもしれません。
二の丸を取り囲む南西曲輪群や二の丸北曲輪群などひと通り見て、
そこから本丸まではさらに10分ほどかかります。

観光ブログなので城の構造など専門的なことは書きませんけれど、
いわゆる典型的な中世における守護大名の城というところ。
しかしさすがは赤松氏の本城と思わせるスケールと技巧さが感じられます。
特徴は、城山の緩斜面をうまく利用して大規模な曲輪を並べていること、
二の丸をとりまく曲輪群の技巧さでしょう。折れが多用されています。

二の丸をベースキャンプのようにして放射状に曲輪を並べていることから、
実質的な本丸は二の丸と思います。
本丸は詰丸のような位置づけなのかもしれません。

 

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(写真上段左から)南西曲輪群への分岐。左へ下ると大石垣がある/南西曲輪群1/南西曲輪群2
(下段)大石垣

見どころは、各所に見られる石垣。
代表的なスポットは南西曲輪群の大石垣です。
本丸西側の石垣もグッときました。
石垣好きな私ですが、二の丸北曲輪群と二の丸間の堀切と土塁、
切岸とその周辺の横矢が掛かる構造はそれ以上に圧倒されました。

 

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(写真上・中段)二の丸北曲輪群と二の丸間の堀切と土塁
(下段)二の丸

 

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(写真上段左から)本丸西側の石垣/本丸への登城道/本丸南曲輪群
(中段左から)本丸虎口/本丸1/本丸2
(下段左から)
本丸から播磨灘方面を望む。左斜め前(南)が姫路、流れるのは夢前川、その隣は番城山城跡。
       /案内板が設置されているてわかりやすい/本丸から北を望む。
 

遺構のスケールが大きく、国史跡だけあって整備もきちんとされています。
看板も設置してくれているため登城しやすく満足度の高い山城といえますが、
山城デビューにはハードルが高いかも。
戦国時代後期のいわゆる技巧的な山城で足慣らし(目慣らし?)してから訪れると、
時代の違いによる城の姿の違いが見えておもしろいと思います。

この城では、立地に注目するといいですね。
城へいくと、たいてい山頂からは絶景が拝めるはずです。
それはすなわち、見晴らしがよく街道や国境を見渡せるということ。
急峻な山に築かれた城は監視台でもありますから、景色がよいのは当たり前なのです。
置塩城の地形的な特徴は、
西から南にかけては夢前川が流れ、北部は断崖の急斜面となった天険である、ということ。
この山が播磨・但馬を結ぶ街道を見下ろす要衝であることは大きなポイントです。
このあたりをなんとなく確認しておくと、軍事拠点としての優劣が見えてくると思います。
城、とくにこの時代の山城は、立地が命です。

タイムアウトで今回は西曲輪群はパス。また行きたいです。

 

ランチ「富山のマス寿司おにぎり」

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山城めぐりをするときは、コンビニおにぎりがルール。
今日はどうしてもあと2城行きたかったし、
食事するところもないことがわかっていたので、コンビニで済ませました。

しかし、コンビニも地域性があってけっこう楽しいものなんです。
マス寿司おにぎりは、富山直送なんですねえ。ぜいたくだー。
姫路では当たり前なのでしょうけれど、東京人にはこんなことがスペシャルです。

 

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MADE IN TOYAMA!

 

三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり④〜姫路編3〜 に続きます。

三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり②〜姫路篇1〜

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旅は姫路からスタートです。

これまでの旅はコチラ。
三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり①〜序章〜


土曜日の深夜に到着し、姫路滞在は日&月曜日の2日間。
日曜日より月曜日のほうが空いているはずなので、姫路城は2日目に。
1日目はレンタカーで、日曜日でも空いているであろう山城へ向かいました。

 

朝ごはん「えきそば」

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姫路の旅をスタートする前に、訳あってちょっと電車でコソコソ朝活。
なもので、朝ごはんは姫路駅ホームにある、一応名物という「えきそば」です。
このえきそば、お土産はもちろん、なんとカップ麺まで販売しています。
まねき屋さんは、明治21年創業の老舗弁当・仕出し弁当・駅弁えきそばの会社さんだそうです。

「おおっ!官兵衛の兜(赤いお椀)をイメージした器か!」と思いましたが、違いました(笑)
麺は中華麺、お出汁は和風という珍しい麺。

うーん、でした。私は。あくまで好みですよ。
お店のおばちゃまの感じがとてもよかったので、
ホームで電車を待つ間にささっと食べることに旅らしさを感じるような、
雰囲気を味わいたい方にはよいかもしれません。

 

広峯神社(黒田官兵衛の祖父・重隆ゆかりの神社)

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大河ドラマの影響でいきなり有名になりました(笑)

官兵衛の家というのは、端的にいうと安泰なお家柄ではありません。
流れ流れて播磨へたどり着き、
官兵衛のおじいさんにあたる重隆が、ここ広峯神社を拠点に黒田家秘伝の目薬を売って大成功。
商売に成功することで財を成し、発展することになります。

ここで重要なのが、商売を繁盛させると同時に、
情報収集のネットワークを構築したこと。
御師と呼ばれる神社の神符を全国に売り歩く人に一緒に目薬を売ってもらうのですが、
各地を渡り歩く御師は、各地の最新情報を握っている情報通。
そうした人々と密になれば、おのずと独自の情報入手ルートが築けるわけです。
この頃の商人や僧侶は重要な情報収集者でもあり、雇うケースもあったほど。
商売をしながら、お金では買えない強靭な情報網を構築できれば、そりゃ、無敵です。

この情報網と“情報収集する習慣”が、
官兵衛が有能な軍師になる最大の武器といえるのでしょう。
大河ドラマではさらりと流されていましたが
織田方につくことを進言したのも、当時の小寺家にとっては衝撃的だったと思います。
その状況で理路整然と説得できたのは、ただ信長の凄さだけを予知するカンのようなものだけではなく、
社会情勢を的確に分析できる情報網がベースにあったからです。
後に関ヶ原合戦で迅速な動きができたのも、早船を完備していて、いち早く情報をキャッチできたためでしょう。
情報は集めればいいというものではく、活用できる能力が必要ですが、
なにかを決断するときに武器になるのは間違いなく、このあたりは現代と通じるものがありますね。

ちなみに大河ドラマでいうと、白装束を着たやけに情報通な人が御師です。

広峯神社は姫路駅から車で15分もあれば着く場所ですが、
山の上の少し隔離されたような場所にあります。
一目を避けるような場所で忍者のように情報収集しながら頭角を現す黒田家は、
怪しい一族に見えたような気もします。

 

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目薬の木を示す看板やノボリもあって、なんだか官兵衛ムードが高まりました。
境内にやけに人が集まっていて、やっぱり大河ドラマ効果かと思っていたら、
なんとアイドルが歌いだしました。しかも本殿で!
なにも、本殿内でそんなことしなくても…。正直、ちょっとがっかりでした。
その程度の場所なのかなあ、と思っちゃいますよ、一般の観光客は。

ちなみに目薬はロートZのような点滴ではなく、軟膏です。

 

三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり③〜姫路編2〜  に続きます。

三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり①〜序章〜

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少し前のお話ですが、
姫路・岡山・鳥取 三都城下町物語推進協議会さまから、
「姫路・岡山・鳥取 三都城下町物語 黒田官兵衛ゆかりの地を巡るブロガーモニターツアー」
というありがたいご依頼を受けまして、三都市を周遊してきました。

名付けて「官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり」。
3泊4日のそこそこ濃密な旅を、ちょこりちょこりとかいつまんでご紹介します。

三都市は、もちろん城めぐりでは訪れているおなじみの地。
しかし今回はこのような企画で三都市をめぐるのだから、
温泉宿に泊まって、今まで行けなかったスポットものんびり訪れちゃおうかな〜
…などと思っていたのですが、やはり勝手に足が城へ(笑)
城中心の旅になってしまいました。すいません。
しかしあまり城めぐりについてじっくりブログを書くこともないので、
城好きの1日がどんなものか、ふむふむと感じていただければ。。。

官兵衛といえば城攻めの達人ともいわれる秀吉の軍師。
やはり、城は切っても切り離せない存在ですから!


最初に2泊したのは、姫路駅すぐの「ホテル姫路プラザ」さん。
リーズナブルで大浴場付きなので以前も宿泊したことがあります。
キーに姫路城ー!楽しい旅の予感です(笑)

 

三都城下町物語 官兵衛ゆかりのちょっとディープな城めぐり②〜姫路編1〜  に続きます。

小和田先生のお祝いパーティー

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写真公開OKをいただきましたので、私の思い出の1枚に。

NHKの歴史解説や大河ドラマの時代考証でもおなじみの
小和田哲男先生の古希記念祝賀会にお声がけいただき、出席してきました。

 

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私なんぞが参上してよいのだろうか…と思いつつ、
名前を覚えていてくださっていたのがとてもうれしく、
2次会では隣のお席で一緒に熱燗(将軍)を。
ブログでは城の話と同じくらい日本酒のお話をされている小和田先生(笑)。
憧れの先生と杯を酌み交わせるとは、夢のようでした。

昨年、思い切って著書をお送りさせていただいたところ、
目を通してくださり、直筆の感想とご指摘をくださった小和田先生。
お葉書、今でも手帳に挟んで毎日持ち歩いています。
今日もそのお人柄がよく見えました。

歴史の世界を漂うように辿る楽しみは、
小和田先生のご著書やご講演で教わった気がします。
知識はもちろんですが、
一度読み始めたら本を閉じることができない、
独自の世界へ引き込む表現力は本当に国宝級だなあと尊敬しています。

小和田先生のご著書はかなり短いスパンで出版されていて、
執筆以外でもご多忙なのに、どれほどの執筆スピードなのか疑問だったのですが…
お答えを聞いてビックリ。
私はプロを名乗ってはいけないのかもと思いました。。。
ひとまずこのあと、2時間で1本書きます(笑)

小和田先生はもちろん、研究に長年身を捧げている方々と比べると、
私は話にならないくらい知識が浅い、ミーハーな城ファンにすぎないな、と痛感。
だけれど、私の低ーいレベルの中でも、
できることも、できてないこともまだまだあるなと思いました。
日々是精進。苦手だけどコツコツ。

 

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記念論集(これスゴーイ!)と、小和田先生から新著のプレゼント。
サインもいただきました。一生モノの宝物です。

 

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城好きの正装(笑)!

なんと、小和田先生も中井先生と同じネクタイで登場されました(笑)
中井先生と加藤先生には今日もたくさん城トーク聞かせていただきました。
ありがとうございます。幸せです。

それと、「センゴク」の漫画家・宮下英樹さんが
私のことを知っていてくださって、感激しました。
(荻上チキさんのラジオ、2回とも聞いてくださったそうでー!)
出版社のご担当の方ともお話できて、とても楽しかったです。
一応物書きの端くれとしては、
城(歴史)を出版物にするところのお話をお話を伺ってみたかったのですが…
またお会いできるのを楽しみに。
そのときまで、私も少しでもよいものを世に出せられるようにがんばります。

倭城ツアーの仲間に入れてくださった織豊期城郭研究会のみなさんや
全国の研究会のみなさん、先生方ともお話したかったのですが…
いかんせんうまく話しかけるのが苦手です。。
という後悔はありますが、とても有意義な1日でした。
ありがとうございました。

 

【WORK】連載『萩原さちこの「名城に学ぶ」』第8回

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ビジネス系情報サイト「Bizコンパス」の連載、
『城メグリスト・萩原さちこの「名城に学ぶ」』第8回が更新されました。

第8回は、「彦根城/現存天守に美と闘志が秘められた城」でございます→

3月は休載となります。4月から復活しますのでよろしくお願いします。

鳥取城から石垣が新発見

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鳥取城で石垣が発掘されたニュースが、1/17付で新聞に掲載されました。

この石垣、昨年12月に鳥取城&太閤ヶ平をご案内いただいた時に、
見せていただきまして、ちょっと感動しました。

二の丸から天球丸に向かう途中の石垣で、
天球丸の石垣修復工事中に見つかったのだそうです。

石垣の内部にこんな慶長期の石垣が埋められていたとは…!
写真の出隅の部分のほかにもう1ヵ所の出隅と、1ヵ所の入墨があります。
新聞記事によると、高さは約2.5m、延長は約12mとのこと。
肉眼でも、けっこう長い範囲で確認できました。

現在の鳥取城の石垣は関ヶ原合戦直後に池田長吉が築いたものだというのが定説。
しかし内部から別の石垣が出てきたということは、
それ以前に別の石垣が築かれていたか、もしくは埋め立てられたかのどちらか。
そして慶長期の石垣で池田長吉以前とは考えられないので、おそらく後者。

天球丸がすぐ後ろにあるんですが、そこの石垣は10m。
なので、1617年に入った池田光政が、
天球丸の改修時に地盤強化のために埋め立てたのではないか、とのことでした。
説明をもとにラインを結んでいくと、なるほど考えるのが自然だなと納得でした。

これだから、城は目が離せません。

由布院の旅

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釜山→湯布院、夢のような1週間から戻りました。

 

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真ん中の写真は亀の井別荘にある鍵屋のおはぎさん。これおいしい!

湯布院2泊目は、奥まった場所にある旅館「月燈庵」さんの、離れの特別室に宿泊。
全室個室で、吊り橋を渡って森の奥へと進んでいく旅館なのですが、
特別室があるのは、さらに奥の長い橋を渡ったところにある、
ぐっと雰囲気が高級化する別空間(本館の宿泊客は橋の先には入れない)。
橋の先に、まるでもうひとつ旅館が出現したかのように母屋などが出現します。
母屋を抜けると敷地内に2つの専用露天風呂があって、特別室(5棟くらい?)が点在しています。

専用露天風呂+お部屋の露天風呂、専用お食事部屋、お部屋は2棟連結、というゼータク空間。
高級旅館の離れは、お部屋に入ると煎茶ではなく抹茶が出てくるんですねぇ〜。
 

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お夕食の関サバが、悶絶するほどおいしかったです。
その後には、雉の小鍋、豊後牛の石焼きステーキ。
もはや、どれがメインなのかわからなくなりましたが、
ふろふき大根、鱧のお椀、八寸、炊き込みごはん、郷土菓子のデザート、
朝食の野菜ジュースからデザートのヨーグルト、
ちょこっと添えてある柚子風味の明太子まで、こだわりがあって何もかも美味。
もちろん地酒もね。

味も歯触りも香りも彩りも繊細でていねいで、有田焼の器もすべてステキー。
お野菜や調味料が地のものを使った自家製なのはもちろん、雉の養殖までされていて驚きました。
朝食のお味噌汁がおいしくておかわりをしたら、なんと違う種類の味噌汁が出てきましたよ、奥さん!
これが最高峰のサービスというものなのでしょう。

もちろんお部屋は居心地がよく、おふとんもふっかふか!
2ヵ所の露天風呂もお部屋の露天風呂も、心配りが行き届いていて快適&極楽ー!
由布院のお湯は、くせがなくてさらさらしていていいですね。湯上がりが気持ちよいです。
幸せすぎて、温泉で溺死しそうでした。
 

お恥ずかしいと思いつつ、個室だったのでコッソリお料理の写真を撮りました。
ああ、思い出すだけでおいしいー。

 

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城ファンとしては約5年ぶりの岡城に満足、水曜どうでしょうファンとしては姫だるま工房に興奮。

 

今年の疲れはすべて癒えました。
ひと足先に、今日から2014年の仕事始めな私です。

第21回全国山城サミット鳥取大会

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鳥取で仕入れた速報!
来年、鳥取市で行われる山城サミット鳥取大会は、2014年9月28日の開催だそうです。

あたくしの仕入れた情報によると、
あんな方やこんな方、ものすごい豪華なゲストが内定されているもようでした。
ホントにスゴい!鳥取市教育委員会さんってば、やりますねー。
かなり、人が集まるのではないでしょうか。

9月というと城めぐりシーズンなので早々に予定を入れてしまいそうですが、
お城ファンの方は、ひとまず日程をチェックしておくとよいかもです。

私も行きますー。楽しみ!