東京国立博物館「VR江戸城の天守」
凸版印刷様にご招待いただき、「VR江戸城の天守」へ。
現在の東京に合成されたバーチャル寛永天守を、
いろんな角度から大画面で見られるのはなかなかおもしろい。
江戸の町での存在感が想像できるし、もし残っていたら…と夢も膨らむ。
膨大な柱がゲームのように組まれていき、棟木が波のように乗るようすもたのしい。
キッズも好きそう。
(私は柱の数が気になったので、もう少しゆっくり見たかったけど)
なんにせよ、可視化できるのはこういう技術のなせる技。
想像する楽しみを奪わずに、想像の手助けをしてくれるものは、やはりこれから必要なのだと思いました。
歴史を傷つけず、遺跡を壊さないためにも。
それにしても、凸版印刷さんの技術力すごいな!
拙著でどうしても確信が持てず濁したことを言い切っていたが、根拠はあるのだろうか…。
というVRとはあまり関係ない細かいところが気になってしまいました。
帰って調べよ。
ちなみに、
博物館前で原寸大寛永天守のAR写真(2枚目)を撮ると御城印ステッカーがもらえますよ。
シアターは、東京国立博物館TNM&TOPPAN ミュージアムシアターにて、12月24日まで。
第17回城の自由研究コンテスト
日本城郭協会主催、「第17回城の自由研究コンテスト」最終審査。
文部科学大臣賞をはじめ各賞が決まりました。
今年は昨年にも増しハイレベル!!
採点に困りました…(審査員をしております)。
小中学生の柔軟な発想と鋭い着眼点、探求心はもちろん、
取材力や構成・編集力の高さ、創意工夫は見習うべきところが多く、
頭の下がる思いでいっぱいです。
こんなに大人になっちゃったけど、私もがんばらねば。
お城EXPO2018で展示されます。びっくりするよ!ご覧くださいね。
ブレない論点、多角的な手法、しっかりとした考察。
いやいや、大学の卒論か!みたいなものもありますよ。
ここ1,2年にクオリティが著しく高まったのは、
2年前からお城EXPOで受賞作が展示されていることも大きく影響している気がする(私見)。
発表の場や啓発の場がもっとあるといいのかもな。。
なんにせよ、城の未来が明るくなるように、私も関わるからにはできることをやらねば、です。
餃子コース
念願の餃子コース。
おそろしき餃子のポテンシャル🥟
包み方も全部違うの。
中尾彬みたいなねじねじかわいい。
お豆腐の餃子!
そして追加オーダー、トマト焼きそば。必食。
このお店の紹興酒18年がとてもおいしかった。ずっと飲める。
よき日曜日☺︎
- 日々のできごと l
- 18/11/18/23:59
山中城、障子堀の底へ!!
ふるさと納税の用途に
「城の保存・活用」という項目があればいいのに、と前々から思っていたのですが。
静岡県三島市さんがやってくださいました!
ガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング)。
山中城の維持・管理費用を支援できる、寄付金制度!!
返礼品は、本日の「ドローン撮影イベントin山中城跡」の参加権&撮影したDVDプレゼント。
今日の特典は、
①山中城跡プロモーション用映像をドローンで撮影
②学芸員による山中城跡案内(普段は入れない障子堀に入ることができる)
③発掘現場の見学
④寸劇やスポーツチャンバラ
などなど。
とくに②③がうれしい!
ドローンに映りたい願望はないのだが(笑)、学芸員さんの話を聞きたい!
障子堀に入りたい!
興奮のあまり直立不動(トップ)。
からの
興奮のあまりおかしなポーズ3連発。
障子堀に人が侵入したとき
どういうルートを通って進もうとするのか、
どこから這い上がろうとするのか、
どのくらい時間がかかるものなのか(芝とはいえなかなか上がれない!)、
なども観察できておもしろかったです。
今日は取材も兼ねさせていただいたので、朝日新聞の連載にちょこっとようすを書きますね。
あー、楽しかった!!
楽しいって大事ね。
どうやったら城の未来に貢献できるのか、地域の方に魅力と価値を伝えることができるのか。
それがテーマな私にとっては、いろいろと学び考える1日にもなりました。
‘楽しむ’から‘ともに守る’へ。
城めぐりの新しいカタチ…とか提唱していきたいなと思いました。
全国の自治体のみなさん、これできませんかー?
きっかけがあれば貢献したい、という城ファン、
すごくたくさんいると思いますよ。
しかけましょ。
しかし、何度訪れても震えるいい城だな!!
「お城EXPO2018」に出演します
今年もパシフィコ横浜で、お城EXPOが開催されます。
1日目、12月22日(土)13:30〜14:30は、
今年も春風亭昇太師匠とトークショーをさせていただきます。
絶対に楽しいです。厳選プログラム会場にて。
入城券のほかに厳選プログラムチケットが必要です。
2日目、12月23日(日)12:30〜13:30は、4階の無料スペースでトークショー。
書籍名だけ唐突に書かれてますが、、、
拙著「続日本100名城めぐりの旅」の裏話もご紹介しつつの、
続日本100名城の見どころや歩き方についてのトークショーです。
ぜひお越しください。
詳しくは、お城EXPOのサイトへ → ★
湯梨浜の城へ
とても楽しく、勉強になり、熱意にも触れ、
なんだかもうありがたいなあ、というめくるめく1日でした。
羽衣石所在城(十万寺の陣城)→御冠山→宮内狐塚古墳→馬の山砦→橋津台場へ。
中井先生の調査にわたくしも。
鳥取のみなさん、お声がけとご教授をいただきありがとうございました☺︎
また呼んでもらえるように毎日をがんばろ。
しかしすばらしい陣城だった!!!
たいこうがなるー。
考えが尽きぬ今日は眠れん..
大好きな中井先生とツーショットも撮りご満悦です。
コメントする昇太さんを撮影するおちゃめな中井先生を隠し撮り。
許可を得てないけど載せちゃう集合写真。
後日談。そして新聞に載りました。注目のお城ですよー。
米子城シンポジウム
米子で「来て、見て、感動!米子城 ―米子城跡を活かしたまちづくりシンポジウム―」でした。
中井均先生&春風亭昇太師匠とトークショー。
そして鳥取県教育委員会の中原斉さん、
米子市教育委員会の濱野浩美さんと5人でパネルディスカッション。
ただただ楽しかったし、学びも多い1日でした。
ご来城のみなさま、ありがとうございました!
人気の米子城ライトアップ、今年も開催中。
LEDのやさしい光に照らされる石垣たちは、
照れているようでかわいくもあり、スポットライトに当てられてかっこよくもある。
米子城の石垣は表情豊かだな、と。
陰影が浮かび上がって芸術的です。
家族連れや女子高生など、
まさに老若男女が訪れる場所なのが米子城の魅力。
町から見上げる米子城や米子城から見るこの夜景が、
米子市民にとっての定番になりつつあるのならなんだかうれしいな。
ちなみにLEDライトは、
毎日手動で電源のオンオフをしている米子市教育委員会文化振興課長の
深すぎる愛の灯です。。
夜景も満喫したところで、解禁したての松葉ガニのもとへ。
米子は魚と地酒がとてもおいしいです。
ピースじゃないよ蟹の爪ポーズだよ。
米子城フェスタで「石垣つめる君」
米子城フェスタ。
米子城丸ごとウォークにご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
何度歩いてもすばらしい城だね。
裏込石よりも飼石のほうが、はるかに重要なことがよくわかりました。
これおもしろいー!!
天端が揃っていない敗因は、8番の石の固定ミス。
間詰石でごまかしたために少しずつ後の石に影響してしまいました。悔やまれる!
もう少し時間をかけたかったし、「大」もやりたかったー!
さて、明日はシンポジウム。
トークショーとパネルディスカッション、
たのしみだ。
申し込み不要、無料ですよ。
お時間ある方、お越しくださいね。
とてもレアだという「月山」ならぬ「裏月山」。
「がっさん」の文字が裏返し!
追記;
「石垣つめる君」は、鳥取市教育委員会文化財課の方の入魂の作だそう。
甲府市で開発され、それを学ぶべく石工職人さんと甲府まで足を運んだそうな。。
鳥取市の後、弘前市でもつくられているそうです。
また遊べるチャンスあり!
岡豊城で記念講演会
2018年12月5日(水)13:00〜17:00、
岡豊城跡国史跡指定10周年・続日本100名城選定記念講演会があります。
岡豊城は長宗我部元親の城というだけでなにもない…と思われがちですが、
実は近年の発掘調査でおもしろい事実が浮かび上がってきている興味深い城です。
当日は、中井均先生のご講演の後、
高知県立埋蔵文化財センター所長の松田直則さんとともに、座談会に登壇させていただきます。
中井先生のご案内での岡豊城歩きにも、ご一緒しますよ。
平日ですが、お近くのみなさまぜひお越しください。
高知県立歴史民俗資料館にて、無料です。