城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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ザッハトルテ♪

ヤン・シュヴァンクマイエルナイト Vol.6@青山「月見ル君想フ」へ。

お目当ては、インストバンド・ザッハトルテのライブ♪
城メグツアー#6 彦根ツアーのときに訪れた京都の町家カフェ<さらさ西陣> →
銭湯をリノベーションして、マジョルカタイルを敷き詰めた本当にステキな空間なのだけど、
そのカフェをホームとして<月例お食事ライブ>などをしているのがザッハトルテ。
お食事ライブにはなかなか行けないので、東京へ来るこの機会に、というなりゆきです。

ザッハトルテは都丸智栄さん(アコーディオン)、ウェッコさん(ギター)、ヨース毛さん(チェロ)と、
珍しい組み合わせの3人組。
ジャンルも演奏会場もさまざまな独創性あふれる音楽活動をしてらっしゃいます。
音楽以前に、醸し出すゆる〜い感じと、どうしたって感じてしまうおもしろい香りがたまりません。・・・ヨース毛って!
「バレンタインシーズン以外は検索すれば出てきます」とうサイトはこちら →  
アフラックの【アヒルのワルツ】もザッハトルテみたいです。インストバージョンがステキ!→ ★ 

ライブを聴いて、すっかりファンになってしまいました。
何がいいって、トークが不必要におもしろい(笑)!
曲の合間には“手品コーナー”があったりと、パフォーマンスも◎!
完全アウェーな今日の会場で手品をやってのけた、ウェッコさんの鉄の心臓っぷりにもホレました。
私は音楽素人な私でもゾクッとするほど、完成度が高いんですが、
今おもしろいことを言ったばかりなのに、何事もなかったように
音楽の世界へ入り込んでいる切り替えの早さとかもナイスです。

何かでここまで人を引きつけられるってスゴイ。
それも、手が届かないキラキラした世界を見せてくれるのではなくて、
今まで知らなかった世界に自然に連れて行ってくれるなんて。
自由な世界って魅力的だけど、自由のほうがず〜と難しいですものね。
たったひとつの楽器で、世界ってどこまでも広がるんだね。
 

今日ちょっと泣きそうになった曲【私の宝物】(1分くらいからスタート)↓

 

このPVに写っているのが、京都のカフェ<さらさ西陣>↓

 

トリオラというデュオのライブも聴きながら、「表現って自由なんだなー」とぼんやり思考。
音楽という手段で表現できるって、いいですね。
表現に携わって行く者としては、考えさせられるものがありました。

ヤン・シュヴァンクマイエルは、チェコの偉大な映像作家。シュールすぎ…。
ほほうと思うところもあったけれど、私にはとくに刺激的ではありませんでした。

 

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