城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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砂糖工芸菓子パステヤージュ

 

昨夜の陣所にて。

二条城前のホテルだけに、ロビーにジオラマが。
どなたがつくったのだろう…と説明を見てみたら、製菓料理長が製作した砂糖菓子だった!

 

 
 

びっくりー。

 

洛中洛外図屏風が出迎えてくれるのもよし。

 

すっぽん

すっぽんの取材。

首がびよーんって伸びたよーー!

慣れるとかわいくも見えたけど、
写真は自粛して、べらぼうにおいしかった雑炊。
明日のお肌に期待。

 

黒井城攻め陣城めぐり

陣城めぐり。

規模や縄張に統一感が出るわけではないけれど、
おもしろいほど等間隔、そしてかなり標的が近い。
睨み合うのではなく急ぎ落とす、半歩前に出てる感じ。

地方はいいなあ。
生活が戻っているし…病んでる人がいない(笑)
あ、仕事ですよ。これ。

 

うえだ

よいお城がたくさん見られて、よき2日間。

昨夜はちょっと、生涯忘れられない夜だな。
長いトンネルから抜けたような夜。
つきよしのが馬刺に合いすぎた夜。

長野は女性杜氏が多いですね。
おみやげたくさん、おもうれしい。

 

出張!お城EXPO in滋賀・びわ湖

出張!お城EXPO in滋賀・びわ湖

トークセッションをご一緒した、
小和田哲男先生、中井均先生、加藤理文先生、クリスグレンさんと。

近江の城はおもしろいねえ。

久しぶりにお会いでき、お話でき、元気出ました。
ブランクありすぎてうまくしゃべれず。。

 

石積み学校

自分で積石を積み、栗石を詰めた!

東工大の真田先生が運営されている「石積み学校」やっと受講できました。
崩れた斜面畑の石積みを再生するプログラム。
城の石垣と、原理は一緒なのだな。
しかし、理論ではないところがとてもとても難しい。
深い。楽しい。もっと知りたい。

 

 

ビフォー&アフター。

 

勉強になったなー!また行きたい。

 

 

松本城の漆

今となっては全国で唯一、
黒漆が塗られている松本城の国宝天守群。
城下の漆職人が、毎年9〜10月に塗り直しをしている。

4年ほど前に、その漆職人さんを取材させていただきまして。

先代が自腹で(!)塗っていた時期が10年ほどある、と。
傷み汚れていく姿を放っておけなかったそうです。

人々の積み重ねがあるからこそ地域の分身であるのだし、
そこに文化とも呼べる人々の営みがたくさんある。
私は学術的な評価を語りたいのではなく、
そういう部分をもっと取材して、伝えていきたいんだよ。

というのが、昨日飲みながら熱く語った内容だ。

 

お色直ししてるとこ、初めて見ました。
忍者のように、石垣を歩いている…!

 

松本城天守のこと、漆のこと、なんで9月なのか、耐久性…などなどは、会った時に聞いてくれ。
もしくは拙著「城の科学〜個性豊かな天守の「超」技術」(講談社ブルーバックス)を読んでくれ。

 

松本城下町取材

常に湧水のせせらぎが聞こえる城下町。
やっぱり松本が好きだと思った1日だ。

イカした飲み屋さん多いしな。

 


水路のある城下町は数あれど、
ここまで今も潤沢に湧き出ている地域はない。
江戸では考えられん。。癒される。

 

 

金沢学シンポジウム

8/29のシンポジウムのようすが、北國新聞に。

鼠多門と鼠多門橋の復元、
ずいぶんと観光寄りに舵を切ったなあ、というのが正直な感想。

尾山神社に塗装道までつくる徹底ぶり。
広義でも狭義でも観光ルートをつくるのは上手だなあと思いますが、
これが史跡を生かした町づくりなのか、というと考えるところがあります。

それよりも、
鼠多門の存在意義や価値を伝えるような、
市民向けのリリースがなさそうなのが気になりました。
広報の問題なのか…?

尾山神社側から三十間長屋まで一望できるようになり、
鼠多門を抜けると玉泉院丸庭園が後ろに広がるようになって。
城ファンとしてはうれしいけれど、
劇的な変化とは対象的に市民の温度が低い気がしてなりません。

 

那須へ

那須へ。近代日本黎明期の開拓事業について取材。

同じ殖産興業政策でも、
先日取材した郡山とはまったく違うんだな。
そしてやはりいつの時代も、地形と地質は地域の発展に密接でおもしろい。

 

写真は青木周蔵の別邸。松ヶ崎萬長の設計。
外壁のスレートもかっこいいけど、
この部屋が時代もうかがえてとてもすてき。