城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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レキシLIVE in 両国国技館

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待ちに待ったレキシLIVE in 両国国技館!!IKEMAX THEATER!!!

開始から50分で持ち歌2〜3曲しかやっていない(笑)
…のに3時間まったく飽きさせないエンタメ性の高さ。

池ちゃんかっこよすぎました。好きすぎる。。
あー、笑い疲れた。

 

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セトリ載ってた。…時間のわりにやっぱり少ない(笑)
姫君Shake!
真田記念日
キャッチミー岡っ引きさん
ベリーダンシング
salt & stone
SHIKIBU
憲法セブンティーン
Takeda’
アケチノキモチ
妹子なぅ
ハニワニハ
LOVE弁慶
年貢 for you
きらきら武士
狩りから稲作へ

 

名称未設定

遠藤。

さきたま古墳へGO!

「古墳へGO!」の行き先はさきたま古墳群!
…と、タモリ俱楽部での本人の発言で知りました。

東京(たぶん)からさきたま古墳へ行こう!ってストーリーだったのかあ。
ふだんは東京にいるわけなので冷静に考えたら当然だが、
勝手に西の古墳をイメージしていたので関東が舞台でうれしい…東京からなにげに遠いけど。

 

綾鷹とのコラボもナイスすぎ。
ワビナベイベー、サビナベイベー。
ここへきて、池ちゃんが才能とセンスをスパークさせている気がする。

両国国技館LIVEまであと12日。楽しみだー。

カタルシツ「語る室」

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観劇が趣味のひとつのはずなのに、最近はなかなか行けていません。
しかし、イキウメだけは必ず。

イキウメの劇団内劇団、カタルシツ「語る室」。

日常的に感性を研ぎすまして違う世界に触れること、
いろんな手法の表現に触れることは、私にとってとても大切。

いやー。おもしろかった!

 

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帰りにいろいろ語り合う。しあわせな夜。
箸置きが徳利とおちょこだ♡

三内丸山遺跡でレキシLIVE♡

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絶対に開演には間に合わないと知りつつ、
渾身の全力疾走&新青森からのタクシーぶっ飛ばしでGO!
ラスト30分くらいしか聴けないかも、という状況でしたが40分遅刻で到着できました。
遅れてでも行ってよかったー!楽しすぎたー!
TシャツとINAHOは売り切れだったけれど、縄文タオルを購入できたので満足。

 

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世界遺産登録応援プログラム
第27回JTB世界遺産劇場―縄文あおもり 三内丸山遺跡―

レキシと旗本ひろし(秦基博)のあおもり縄文大使任命を受けて。
…「年貢 for you」に出てくるのは庄屋さんと農民だけれども(笑)
もちろん旗本ひろしと足軽先生(いとうせいこう)も登場しました。

○セトリ
大奥 ~ラビリンス~
姫君Shake!
ドゥ・ザ・キャッスル
RUN 飛脚 RUN
Let’s 忍者
古墳へGO!
salt & stone
憲法セブンティーン
年貢 for you
狩りから稲作へ
*アンコール
妹子なぅ
きらきら武士

曲数少ないけど、関係ない歌をたくさん歌ってるからね(笑)
年末の両国国技館LIVEが楽しみだー。

B'z LIVE

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23年ぶりのB’z LIVE♪
なにを隠そう、私は中学時代ファンクラブに入っていたよ(笑)

アリーナ!すぐそこに稲葉さん♡
あんなにピンクのスーツが似合う50代は稲葉さんと清志郎以外いるまい。

声量、声調、テンション、体のキレが1曲目とアンコールで変わらずびっくり。
日々の努力が歴史をつくるのねー。

稲葉さんファン(現役)のお友達とイナバトークで盛り上がりました。

そして、津山にある稲葉さんのご実家(イナバ化粧品)でのことなど。
観光地化していて、店内では少年時代のアルバムも見られました(超美少年!)。
私が訪れたときはお母様がアルバムをめくりながらおもてなししてくださいました。
稲葉浩志メモリアルロードMAPも観光パンフレットとして配られてます。

 

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これが駐車場の看板(笑)

キレイ-神様と待ち合わせした女-

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久しぶりに解放された休日でした。
かっぱ橋でお買いものして、大好きな仲間とワイワイ。
そして、本当に楽しみにしていた
大人計画「キレイ-神様と待ち合わせした女-」の最再演!

この作品は本当に好きで、再演のDVDは20回以上見たほど。
この数か月、感情に鈍感だなあとやや病み気味を自覚していたんだけど、
脳から毛穴から心臓あたりから、
わあ〜っと溢れ出ました。なんかが。覚醒。

世の中って、いやもっと個の単位で考えたときの人間って
エグくて悲しくて美しいカオスなものなんだなあ、
それでよくてそれが普通なんだなあ、と。
そして救われるものがそれ以上にたくさんあるんだなあ、と。

こういう感覚がときどきふっと小さく沸き上がるように
生きられたらいいなあと思わせられました。
それができる松尾さん、すごい。俳優さん、すごい。
そしてできるなら与える側になりたい。

ハリコナaは阿部サダさんの好きな役ベスト3に入るので、
そこは複雑だったかな。
カヲルさんの配役に爆笑。そして安定の大人計画俳優陣。
やっぱり大人計画はいいなあ!
そして前も驚いたけど、多部未華子ちゃんはすばらしい!

ガウディ×井上雄彦展

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ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-に行ってきました。

ガウディのデザインの根源は、
人の体のふくらみとか、触った感触とか、指先が触れられるサイズとか
人が見た自然や生き物、人が感じる風や世界の変化、
生きていく力や安心感や憧れなど、人の頭のなかにある理想みたいなものなのだなあ、と
のんびり考えてたりしました。すてき。
国境も年代も超えたなかで誰もが共感できるものが、独創であり芸術なのね。

このデザイン、頭のなかにどんな形でいるんだろう。
どんな状態で、どんなスピードではき出していくんだろう、
感覚みたいなものだとしたら、具現化される過程でどう象られていって
頭の中で変化して、完成したときまず最初にどんなことを思うんだろう。
そんなことをガウディに聞いてみたいなあとも思いつつ。。

1章の展示スペースの床に張られたグリーンの六角形タイルに
展示よりも先に魅入ってしまったのだけれど…
タイルのことを書いたメモをなくしてしまい、超ショックです。
(↑メモだけ取って、頭に入っていないパターン)
ガウディがデザインしたものを復元すべく、スペインで製作した特注品だそう。

 

ガチガチに建築でもなく、ガウディ自身に迫りすぎるものでもなく、
あらゆる人がライトに楽しめるように工夫された展示だなと思いました。
こういうコンセプトづくりと手法は大切ですね。見習おう。

バルセロナでタクシーに乗ったとき、
陽気なタクシードライバーが「ガウディ」のエスパニョールな発音を教えてくれ、
10回くらい叫ばせられたのを思い出しました。
もう15年前。また行きたいなー。次は3倍くらいの時間をガウディに捧げたい。

 

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これ買いました。

レキシ武道館LIVE!

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レキシの日本武道館での単独LIVE!

 

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楽しすぎて、ステキすぎて、スゴすぎて、感動しすぎて、もう何も書けません。
池ちゃんがカッコよすぎて辛い(笑)

TBSラジオ「荻上チキSession22」に出演させていただいた際は
「きらきら武士」で登場し、「狩りから稲作へ」をトークの途中で流してもらった私です。
次は「ドゥーザキャッスル」と決めています。

いつか、城フェスで歌っていただくのが夢!

ああ、本当に夢のような3時間半でした…

大人の新感線「ラストフラワーズ」

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愛する大人計画が新感線とコラボ!大人の新感線。

うーん、新感線だったな、演出は。
遊び心って大事ね。遊べてこそプロだなと思いました。

しかし、朝から終電まで楽しい1日でした。

大人計画、年末に「キレイ」の再再演があるそう。
とても好きな作品。ぜったい行くぞ!
阿部サダさんはハリコナなんだろうかーーー。

中公新書「幕末維新の城」

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少し前になりますが、以前お世話になった編集者さんからご恵贈いただきました。
一坂太郎さんのご著書、
「幕末維新の城 – 権威の象徴か、実戦の要塞か」 (中公新書)。

タイトルやオビをさっと拝見した限りでは
幕末まで生き残った城や幕末に築かれた城の特徴や在り方、
そして幕末に戦いの舞台になった城を取り上げたものかな、と思ったのだけれど、
それとは少し違うものでした。
城を通して幕末というカオスな時代を読み解く、という感じです。

幕末というのは、日本のしくみが激変するという社会的な転換期であるだけでなく、
城郭史においても激動の時期なんですよね。
しかし、その部分はあまあり語られることはなく
城本などで私が書く際も“おまけ”のような扱いになってしまいます。

ですが、江戸時代初期の築城ブームと城郭史の発展ストップの後、
幕末までただなんとなく政庁・藩庁である城が存在するはずはなく
200年も経てば、社会も城の在り方もまったく変わるわけですから、
江戸中期〜幕末までの空白の時間も含めた城の変化や幕末の在り方は、
私としても興味深いところではあります。

城の特徴がどうこうという本ではありませんが、
現在を生きる私たちのツボやポイントを押さえてくれているので、読んでいて心地よい。
城そのものの細かなところでは尋ねてみたいところやもっと知りたい部分もありましたが、
なにより幕末の城のダイナミズムのようなものが伝わってくるのが魅力的でした。

決して取っ付きにくい内容ではなく、
コンテンツだけをざっと見てもわかるように、
全国の40城を取り上げて、それにまつわるエピソードとして書かれているので
内容としてはわかりやすく、とにかく読みやすいと思います。
幕末の動乱でその城がどのように巻き込まれ、
どういった状況下でどういう運命を辿ったのか、がよくわかります。
ポイントとなる写真も大きく掲載されていて、とても親切だなと思いました。

個人的には、冒頭の鯖江城や福江城、
そして柳川城のことが取り上げられていたのはうれしかったです(笑)

 

私も、こんなふうなしっかりした新書を書きたいな。

時代ごとの城、という観点はちょっとおもしろいかも。
城というのはその時代を象徴するものですから。
(かといって明確に定義ができないあいまいなところも魅力なのだけれど)

各時代を象徴するような城をピックアップして、
城から時代を斬るようなものはどうだろう。
城なんて残っているかどうかだ、みたいな認識がまだまだあるのなら、
かなり目からウロコかつバリエーション豊かなものになると思うのだけれど。
地域のことを書くのが好きだから、藩の事情など盛り込むのもおもしろそう。
わりと、幅広い読者が手に取りやすい、やんわりベーシックな内容のものでよいのかも…。
軍事的な施設としての観点からいうと、
まず兵器の威力が格段に違うというのもけっこう語る要素としては意外と新しい気がします。

…ああ、「幕末維新の城」の感想を書こうと思ったのに、
いつの間にか企画を思いついて語ってしまった。
うん、城本にもまだまだ可能性があるな。勉強しよう。

実はまださらっと読みなので、もう一度じっくり読ませていただきます。
中央公論社のK様、ありがとうございました。