鳥取県埋蔵文化財センター お城の魅力探検隊at鳥取城
「チャーハン食べたくなりますね〜」
…とか言ってしまったけど、そこそこマジメにお話しました。
鳥取城講座&ウォーク、ご参加ありがとうございました。
2016年に米子城のイベントで
「サインください」って言ってくれた小学生の女の子。
すっかりレディな高校2年生になって、同じ本持ってきてくれてうれしかったなあ!
かつて「城の自由研究コンテスト」で受賞者した小学生、
(姫路と鳥取、池田家つながりの研究すばらしかった!)
ぐーんと背が伸びてイケメン中学生になって来てくれて。
変わらず城や歴史を好きでいてくれて、おばちゃんはうれしいよ。
もうあんまり伸び代ないけど、成長できるようがんばんなきゃ、と思いました。
鳥取県埋蔵文化財センターでは、因伯山城写真コンクールを開催。
その関連講座でした。
被写体としての楽しみも広がるといいなと思います。
ファインダー越しに、城に息づくドラマを見るのもまたよき◯。
写真を通して気づくことってけっこうありますよね。
この前Canonさんでお仕事いただいた際に、
城と写真は親和性が高い、と盛り上がりました。
こちらもなんか仕掛けられるといいな。
今日も無念の日帰り。
鳥取県さん中世城館の発掘がんばってるので、ぜひ関心が高まってほしいです。
見られなかったので近々リベンジだ!
うれし恥ずかし缶バッジ。
松山城ロケ
7:05に羽田を発ち、16:00羽田着で帰京。
ちょっと会社行く感じで行けてしまう松山城。
…行った気がしない。笑
でも行けてよかった!今日も美しい城でした☺︎
平和だけどセキュリティ万全、という感じの城ですね。
「文藝春秋」9/10発売号「巻頭随筆」に寄稿
「文藝春秋」9/10発売号「巻頭随筆」に寄稿。
城組設立の経緯、展望、メイン事業「城組アワード」についても。
文藝春秋は巻頭随筆から始まった雑誌で、
創刊号には芥川龍之介も寄稿したのだとか。
物書きの端くれとして、感無量です。
塩野七生先生、太田和彦さん、そして
今をときめく善児さんと並べて、この上なき幸せ。
やたら偉そうな文になってしまい、
そして城タイトルには違和感あるけども。
城組のことは知ってほしいのでぜひご覧ください☺︎
全国の書店・コンビニで発売中。
9/23より文藝春秋degitalに転載、電子版文藝春秋でも読めるそうです(有料)。
https://bunshun.jp/articles/-/57273
城組がんばるぞー!おー!
名護屋城
まだ九州。絶賛暑いです。
聖地・名護屋城と陣跡へ。
朝鮮出兵と城の関係をじっくり勉強したい、と言って早5年。。なかなか遠い。
門や櫓の出入口付近の積み方に共通項があるんだなとか、
この場所あの城のここと似てるなとか、
これ見ちゃうと熊本城の石材あれだなとか笑、
訪れるたびに発見と気づきが。
これだから城歩きはやめられません。
一方で、各大名の陣屋のバリエーションよ!
いろんな意味で、島津義弘はなぜあれをつくれたのか?
残存度がいいだけなのだとしたら、それはそれですごいよね。
なんにせよ、この時期のあれこれが結集したたまらん場所です☺︎
木下延俊陣跡は11月末リニューアル。
散策路がついて見学しやすくなるようです。
また行かねば!
ゆっくり陣屋めぐりしたいなあ。
熊本城2日目
熊本城。
石垣復旧工事と調査・研究について取材。
心震える話ばかりで、自分の筆力ではうまく表現しきれる気がせず微妙に絶望しかけている。笑
宇土櫓、来年度から復旧工事に着手とのこと。
続櫓下のかなり孕んだ石垣も対処されるそうです。
この姿が見られるのは、もう少し。
すっぽり覆われて、石垣も足場が組まれて現状のようには見えなくなると思います。
たぶん、10年くらいは見られないかと。。
見納めておきたい方は今年度、できれば年内にぜひ。
この状態が見たいなら大至急!
好きな城の建物を聞かれたら「熊本城の宇土櫓」と答え続けてきた私。
ちょっとさみしいな。
完成まで、がんばって生きよう。笑
決して表面的ではなく。
石垣も遺跡として扱われ、丹念で緻密な調査・研究ありきの復旧工事であること、
そうした手順を経たからこそ得られた知見はもちろん、
その先にある熊本城の本質的な価値や魅力を全日本人に伝えたい。
いまだ崩落したままの膨大な石材、
ナンバリングされお行事よく並ぶ石材。
積まれるのを静かに待っているこの子たちがどこかに落ち着くまで、
なるべく通いそこに関わるすべてを見守り応援したいと思います。
平櫓〜棒庵坂あたりの石垣が劇的に見やすくなってます。
細川期の石垣もなかなか見事ですよ。
細川さんは加藤父子が築いた石垣を守るように改修・補強をしていたようで、
石垣が語るそんな歴史にも心熱くなるものがあります。
東側は台地の端なので、地形に沿って這うように積まれた石垣の曲線美が楽しめます。
辛い現状を直視することももちろん大切だけど、
傷だけじゃなくて、きれいなところ、カッコいいところもたくさん見てあげて。
春風亭昇太師匠 三たび九戸城を語る・落語会
「春風亭昇太師匠 三たび九戸城を語る・落語会」
城トーク部門の相の手役を仰せつかりました。
落語のぺろぺろめくるやつに名前を書いてもらえてうれしかったです☺︎
今日も学びしかありませんでした。
午前中は二戸市教育委員会のみなさまに
たっぷりとご案内いただき幸せでした。
九戸城、見違えてました。
広い!河岸段丘すごい!都於郡城みたい!
九戸城の地形や地質、立地、歴史的価値が伝わることを重視した
こだわりの整備方針がステキだなと思いました。
そこがわかると、中世段階と近世段階の違いがハッキリ見えてくる。
おのずと福岡城のすごさが掴めるし、疑問点やこれまで不明瞭だった点も浮き彫りになる。
それが、東北の城や織豊期の城を考える大きなヒントになるのだな、と。
まだまだ調査も整備も途中。
また訪れるのが楽しみです☺︎
特別に堀底にも。
(通常は立ち入り禁止です。この写真でご堪能ください。
気が向いたら改めてアップするけど…たぶんしない)
近くで見た感想としては、本丸側の石デカい!根石(か?)の据え方すごい!頑丈!
南部氏の歴史と城は、広域に統括的にみていくとものすごくおもしろいと思う。
本書きたくなります。
東北の城もおもしろいなあ!
追記;
「めくり」っていうそうです。
朝日新聞「今こそ!見たい 日本の名城」 コメントしました
朝日新聞 8月27日(土)別刷りbe「今こそ!見たい 日本の名城」
コメント掲載されております。
大好きな小笠原氏城跡を語れて満足です。
城がこんなに大きく取り上げられるようになってうれしい。
朝日新聞デジタルでも閲覧可(有料記事)。
会員の方、ぜひご覧ください。
この写真は5〜6年前に朝日新聞で取材を受けたときのもの。
あの時は「わたし老けたなあ」と思ったけど、
今見ると「わたし若いなあ」と思う。笑
城組の撮影
「城組…どうなってるの?」
と(やや聞きにくそうに)尋ねてくれる方がいてうれしいです。笑
マイペースだけど粛々と、楽しく進めてます。
人通りが少ないから恥じらいなくはしゃいでいたのに、
ふと気づいたら隣でウェディングフォト撮影してた。笑
ほとんど人いないのに、こんな至近距離で!
美男美女の新婚さん、邪魔してたらすいません。。 こっちも大事な撮影だったんで!笑
福山城おまけ
福山城おまけ。
趣味の時間(空き時間)、カメラ練習に勤しんでいたら、
通りすがりのステキな女性が
「撮影してる姿を写真撮らせてもらっていいですか?」と!
(Tシャツ目立ってただけだと思うけど)
うれしかったので、その写真をいただきました。
左から/
福山ニューキャッスルホテルはキャッスルビュー
お弁当まで鉄板張り天守づくし!しかも美味
マンホールも築城400周年バージョン
kaoriさんに会えた!キラキラまぶしい。福山城VRかなり楽しいのでみんなやるべし
三浦先生の広島カープネクタイかわいかった
天守最上階のパネル、3番にメッセージ書きました
広島へ行くのは、今年はあと2回かな。
11月に福山で講演会、12月に広島でシンポジウムの予定。
広島のみなさん、またお会いできるとうれしいです。
カキオコ食べそびれたのが心残りなので、次回は必ず!
福山城築城400年祭
福山城のライトアップは、
世界的照明デザイナー石井幹子さんご監修にリニューアル。
やわらかな光、地面からトップへとホワイトのニュアンスが変わるそう。
(そして驚きの省エネ設計!)
昨夜のセレモニーでは、ご本人から素敵なお話が…!涙
木漏れ日のようにやさしく、
しなやかさも感じる美しい素敵な方だった♡
これから毎日、日没〜0時まで点灯。
福山城を訪れた際はぜひご覧あれ。
花火も上がり、夏祭り気分を味わえました。
そして、今日は福山城博物館リニューアルオープン記念式典。
新しくなった福山城博物館(天守内)、
楽しくわかりやすく、難しすぎず、バランスよいですよ。
数年がかりの市を上げての大事業に関われ、
今回の開幕祭では2日間ゆっくり滞在できたおかげで、
実に刺激と収穫が多かったです。
日頃接点のない方と話せて、知らない世界を覗けて。
今回の事業の寄付金、なんと11億!
そもそも昭和の天守や御湯殿などの復元も、市民の寄付金と熱意で叶っている。
今回、市や地元企業、地元出身の方々と話し、距離感の近さを感じたし、
駅近だから人通りも多いし、生活に馴染んでいる城なのだなと。
「この1年、天守が覆われていてさみしかった」って言ってたくらいだもん。笑
つまり、軍事施設としての側面を持って誕生した福山城は、
現代では完全に平和の象徴になっている。
歴史遺産の本質をしっかり伝えていくことはもちろんいちばん大事なのだけれど、
それとは別の観点で、今を俯瞰的に捉えるのも大切なんだなあ、と。
現在の地域資産を、どのように扱って地域の誇りにつなげ守っていくか。
少なからず城に携わり城の未来を担いたい私にとって、考えるところが多々ありました。
よいご縁もできたので、自分のできることからトライしていければと思います。
あと、昇太さんと久しぶりに壇上でご一緒できて、
楽しかったし勉強になりました。
前日は落語も聞けて、こちらはひたすら楽しくただただ爆笑と圧倒(当たり前!)。
本当のすごい人は何が違うのか、
何をすべきなのか無言で教えてくれる方です。