城メグリスト

萩原さちこのプロフィール

城郭ライター、編集者。小学2年生で城に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演などもしています。

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丸岡城へ

日帰り福井。丸岡さん。
往復9時間、打ち合わせ1時間。。
一瞬だけど見れました☺︎

国宝化に向けた丸岡城天守の学術調査成果は高く、調査報告書、実に読みごたえがあります。
構造、意義、技術、そこから派生する諸々…
全国の天守、いや城を考えていく上で、重要かつ一石を投じる事例になるのではないかと思います。

天守の価値は、最古という称号の有無で決まるものではないですよ。

このすばらしさは、すばらしいまま、
もっともすばらしい形で伝えなければなりません。
どう届けるか、届けられるのか…うずうずします。

 

シンポジウム「城と聖地」

半年前から楽しみにしていたシンポジウム。
まだ聴講可能なようで、興味があれば一般の方でも参加できます。
これから城を考える上で必聴かと。
とてもとても興味深いです。

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中世学研究会 第3回シンポジウム
城と聖地 ― 信仰の場の政治性 ―

日時:2019年 7月 6日(土)13:00 ~16:40 ・ 7日(日)9:50~16:00
会場:上智大学 四谷キャンパス 6-410 教室
東京都千代田区紀尾井町7-1 上智大学 6号館(ソフィアタワー)4階
JR「四ッ谷」駅、東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」駅から徒歩5分

主催:中世学研究会
共催:上智大学文学部史学科

開催趣旨:信仰の場と重なる城館の存在から、城を軍事的な構築物としてとらえるだけでなく、その本質を考え直すことの必要性が指摘されて久しい。近世城下町の一特質として、宗教施設が都市の中心部から排除されていることを指摘できるとすれば、中世における武家の本拠と聖地との関係は、中世社会について考える興味深い手がかりになると思われるが、これまでほとんど議論されてこなかった。城館と聖地、領主の拠点と信仰の場との間には、いつからどのような関係があるのか、聖地を包摂することで支配を正当化しようとしたのか、地域の信仰の場を守るのも領主の責務だったのか、武家はみずからの本拠に聖地性を求めなくなっていくのか。そうした問題を考える上で重要な事例を共有し、議論を深めたい。

内容 * 各報告は、発表50分+質疑応答10分=60分を予定。
6日(土)
12:30 受付開始
13:00~13:30 趣旨説明・問題提起              中澤克昭 (上智大学)
13:30~14:30 報告1「中世前期の武士団と霊場」       高橋 修 (茨城大学)
14:40~15:40 報告2「中世山城と山岳霊場」         岡寺 良 (九州歴史資料館)
15:40~16:40 報告3「戦国城館の構造と聖地」        齋藤慎一(東京都江戸東京博物館)
17:30~ 懇親会

7日(日)
09:30 開場
09:50~10:50 報告4「信長の神格化と聖地・安土城をめぐって」 山下 立 (安土城考古博物館)
11:00~12:00 報告5「近世東アジアにおける城と“聖地”」   井上智勝(埼玉大学)
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:00 報告6「守護・戦国大名の居城と聖地」     中井 均 (滋賀県立大学)
14:10~16:00 討論                司会:村木二郎(国立歴史民俗博物館)・中澤克昭

シンポジウム参加費:3,000円(資料代+前回シンポ成果本『琉球の中世』〈定価2,592円の2割引〉を含む)

懇親会費:6,000円
懇親会場:主婦会館 プラザエフ(東京都千代田区六番町15)7階 カトレア
JR「四ツ谷」駅から徒歩1分、東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」駅から徒歩3分

申し込み方法や申し込み先は日本考古学協会のサイトへ →

 

国吉城歴史講座 国吉城ウォーク&講座

若狭国吉城歴史資料館開館10周年記念イベント
開館10周年記念講座「みはま郷育プログラム国吉城歴史講座」に呼んでいただきました。

第1回の2019年6月30日(日)は国吉城ウォークイベント、
第2回の2019年11月17日(日)は講座「立地で楽しむ戦国の城、若狭の城」をお話しさせていただきます。

若狭国吉城歴史資料館にて。無料です。
ぜひお越しください。

詳細・お申し込みはこちら→

 

歴史講演会「城の魅力と大垣城」

2019年6月22日(土)14:00〜15:30、
大垣市教育委員会主催 令和元年歴史講演会1「城の魅力と大垣城」
大垣スイトピアセンターでお話しさせていただきます。

入場無料、要申込です。
ぜひ足をお運びください。

詳細・お申し込みはこちら→

 

松本城紅茶で乾杯!

松本の開智学校が国宝に!

子供のころ、松本城とともに訪れていたく感激したのを思い出しました☺︎
松本城紅茶でカンパイ!

このティーバッグ、とにかくかわいい♡
なかなかシルエットの精度が高し。
松本に行くたびに買い増してます。
茶葉が広がると、ぷくぷくパンパンになってさらにかわいいです。

 

 

講座と菅谷館

埼玉県立嵐山史跡の博物館で、
歴史講座「戦国時代の城づくり」①「小田原北条氏の城づくり」をお話させていただきました。
嵐山といえば、城好きの聖地!
嵐山史跡の博物館があるのは菅谷館の三の丸!
光栄でありました。

お越しいただいた方、ありがとうございました。
準備からなにからぐだっとしてしまいスミマセン。。

終了後、菅谷館をちょこっと学芸員の方にご案内いただいたのですが、やはりとてもおもしろい城だな、と!
時間なさすぎ、、、来週また行きたい(笑)

どうやら、城域がさらに東西に広がるもよう。
今日いちばんテンションが上がったのは、鎌倉街道から通じる大手道の推定ライン!
ココと推定搦手道、はじめて見た!
調査するそう…ワクワク。
いつ段階の構築なんだろう。。

折れと突出を多用した横堀とその這わせ方なんかを見てしまうと、
堀幅や土塁の高さも含めて北条らしい城なんだよね。。滝山城によく似てる。
三の郭の枡形虎口(写真)の大きさも、滝山城なんかと同じくらい。

ほぼ北条の拡張・改修なのかな。
北条の誰なのか、とても気になるところです。

写真は…君には見えるか?枡形虎口。

イキウメ「獣の柱」

すっかり劇場が遠いている近頃ながら、イキウメだけは必ず。

観客をぐいぐい引き込み、観客に委ねるお芝居。
心地よくかきたてられる想像力。
舞台の上に時空が見える。

観終わった後、おいしいお酒を飲みながら
あれこれしっとり語り合うのが楽しいお芝居。
ああ、よき夜でした☺︎☺︎☺︎

前川知大さんがとても好きです。
転換の演出がすばらしいのです。
そして、安井順平さん、浜田信也さん、大窪人衛くんの安定感よ。

江戸城トーク&ウォークイベントのお知らせ

連載もさせていただいているWEBサイト「城びと」さんで、
「萩原さちこさんとはじめての江戸城(皇居)~トーク&江戸城さんぽ~」
というイベントがあります。

80分の江戸城トーク→2.5時間の江戸城歩き→懇親会。
6/2(日)はたっぷり江戸城を楽しむ1日に。
初めての方もそうでない方もぜひお越しください。

懇親会楽しみです…語り合いましょう。

イベントの詳細・お申し込みは城びとさんのサイトへ→

 

「昇太師匠も参戦!城友3人が語る江戸城のおはなし」

JR東日本「大人の休日倶楽部」会員様限定トークイベント
「昇太師匠も参戦!城友3人が語る江戸城のおはなし」。

「大人の休日倶楽部」会報誌でかつて昇太さんが連載していた
「春風亭昇太の城歩きはやめられない!」が、
2019年3月号で14ページの特集「春風亭昇太のどうしても城歩きはやめられない!」で復活。
その取材・文を担当させていただきまして。
昇太師匠&加藤理文先生とスピンオフ的イベントでした。

記事を担当したただのライター(完全な裏方)の分際で、
なぜか城友に昇格し、その上トークショーに登壇することに…なんかすいません。

でも楽しかったっす!!

また書きたいな。

 

江東区中川船番所資料館で講座スタート

江東区中川船番所資料館で、小学生向けの連続講座(全4回)がはじまりました。

「子供たちにも、城・江戸・日本のよさを伝えていく取り組みをすべきなんじゃなかろうか」と思いつつ、
「いや、現実で手一杯、、、むやみに浅く仕事を広げるのはやめるべき…」
などと思いをめぐらせていた1年前。
そんなことを考えていると、自然とお話がやってくるものです。

初の子供向け講座につき、難易度や話題、レジュメやPPTのつくり方まで手探りでドキドキでしたが…
とにかく、みんなかわいい♡
楽しそうに聞いてくれてありがとう。

さあ、奥深き城世界への扉は開かれた!
世界は無限だ!
いろんなことに目を向けて、想像して、
この世の尊いものや、人生を豊かにするものをたくさん見つけておくれ。

おばちゃんはけっこう、城や歴史を通じていろんなことを知り出会うことができました。
それが少なからず、人生を豊かにしてくれていると思うよ。

別に城に詳しくなったり好きになってもらわなくてもいいのだけど、
大人になって思い出したり、なにか夢や興味を見つけるきっかけやヒントになればいいなと思います。